アジア経済の今後の流れを考察してみよう!

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アジア経済というのは、近年になって世界的にも注目されることが多くなりました。

日本もアジアの一員なので、その経済情勢には色々と注目している人も多いと思います。
そんなアジア経済について、ポイントとなることを紹介していきます。

1.アジア経済は世界でもっとも成長を遂げている地域である

アジア経済は、今、世界で最も成長力のある経済であるといわれています。
ヨーロッパなどの金融危機がニュースになる中、アジア諸国の、振興発展国では高い経済成長が今も尚続いています。
特に中国やインドネシアなどでは、高い経済成長が続いているのです。
中国に関しては、ここ10年間の間で毎年10パーセント程度の高い成長を続けてきていて、2010年にはGDPの割合で日本を抜いて世界第2位の経済大国になりました。
中国に次ぐアジア第2位の成長率を誇るインドは、毎年8パーセント以上の成長率を出し続けています。
スマトラ沖地震などで津波の被害にあったインドネシアでも、大震災から立ち直って、国内総生産の割合では、平均成長率は5パーセント以上と、経済活動も好調になっています。
世界経済が不安定な中、アジア経済だけを見てみると、どの国も高い経済成長を遂げていて、成長力のあるものであるということが分かるのです。

2.過去にアジア通貨危機という経済的な危機があった

過去に、アジア経済を巻き込んだ大きな事件として、アジア通貨危機というものがありました。
アジア通貨危機は、1997年に対を中心として始まった、アジア各国の急激な通貨の下落現象のことをあらわしています。
この通貨下落の現象は、アメリカのヘッジファンドを主とした機関投資家たちによる通貨の空売りによって引き起こされたものでした。
東アジアや東南アジアの各国では、通貨の価値が一気に下落し、経済に大きな悪影響を及ぼしたのです。
タイやインドネシア、韓国は特にその打撃をうけ、IMFの管理下に入るまでになりました。
マレーシアやフィリピン、香港も打撃を受け、中国と台湾は直接的な影響はなかったものの、他の国々と関連して影響を受けることになりました。
日本では、融資の焦げ付きが多発してしまい、緊縮財政とのタイミングが重なってしまったことから、政策金利の引き下げなどが行われました。
過去にあったアジア経済の危機というのは、アジア通貨危機が一番大きなものなのです。

3.経済連携のためにASEANがある

アジア経済の連携を目的として、現在はASEAN、東南アジア諸国連合があり、経済や社会政治などの地域協力が図られています。
ASEANの本部はインドネシアのジャカルタに所在していて、日本もその一員になっています。
ASEANは、1961年にタイ、フィリピン、マレーシアの3カ国が結成しました。
その後、シンガポールとインドネシアが加わり、5カ国で運営されていました。
1997年以降には、ASEAN諸国と、日本、中国、韓国の3カ国の首脳による会合が開かれるようになりました。
ASEANや日本や中国が強力するのには意味があり、アジア諸国の1つ1つの国というのは、それぞれだけでは経済成長をしていくのに限界があるのです。
それでは世界経済と対等に渡り合うことが出来ないので、アジア諸国が連携していくことで、世界経済の中の存在感を増していこうという取り組みでもあるのです。
アジア経済の連携のために、ASEANがあるということを覚えておきましょう。

4.近年のアジアの中では中国の世界的な台頭が目立っている

アジア経済の中で、特に世界的な台頭が目立っているのは中国です。
1980年から2013年にかけて、中国のGDPの規模というのは、日本の27.9パーセントから1.8倍以上へと急速に拡大していきました。
また、貿易に関しても、日本の世界的なシェアが低下しているのに対して、中国の貿易シェアは急速に上昇しています。
中国は、オーストラリアなどの貿易相手国にもなっていて、これからも経済的な成長はどんどん進んでいくと見られています。
ですから、中国と日本の関係を見直してみると、対等な関係になるためには、日本が中国経済に依存してしまうことになってはいけないのです。
ですが、中国の経済発展というのはいいことばかりではなく、それなりに悪影響もあります。
経済的な発展をしていく中で、二酸化炭素の排出が多くなってしまったりする問題があるので、アジア経済の中では、いろいろな意味で注目されているのです。

5.今後のアジア経済の見通しは良いものとされている

今後のアジア経済の見通しはいいものとされている見方が多いです。
内外需要の持ち直しにより、多くの国や地域では、2013年を上回る成長になるものと予想されているのです。
中国やインドなどの成長率も高いものとなっています。
リーマンショック後の景気の落ち込みから回復した後、アジア経済は安定的な成長を続けてきていました。
ですが、世界経済が減速したことで、アジアの景気も減速してしまったこともあります。
とはいえ、アジアの新興国の経済成長というのはまだまだ続いていくと予想されます。
また、欧米の先進国の景気が回復していることも含めて、輸出なども期待されるだろうと見られているのです。
内的な需要に関しても、緩やかな拡大が予想されているので、消費の拡大が続くことや、景気回復による企業による投資が増加することなどから、アジア経済の成長は見込めるものになっているのです。

まとめ

1.アジア経済は世界でもっとも成長を遂げている地域である
2.過去にアジア通貨危機という経済的な危機があった
3.経済連携のためにASEANがある
4.近年のアジアの中では中国の世界的な台頭が目立っている
5.今後のアジア経済の見通しは良いものとされている

編集後記

アジア経済というのは、日本に住む私達にとってとても重要なポイントになります。
経済という大きなくくりで見るのではなく、身近な消費などと組み合わせてみていくといいかもしれません。
アジア経済がこれからも発展していくためには、アジア諸国の連携が必要になるのです。

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