振り込め詐欺被害!コツコツ貯めたお金でも一瞬でなくなるときがある

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塵も積もれば山となる

筆者が子供の頃から知っている、いわゆる近所のおばちゃんです。そのおばさんは、筆者が小学校低学年の頃は、御近所さんによって成り立っている小さな八百屋をやっていました。その時は、あまり儲け主義ではなく、きゅうりを売ったからそのうちの5円を貯金、大根を売ったからそのうち3円を貯金、といった感じに、少額ずつこまめに貯めていたのです。それでも、そんな少額ずつでも、こまめに貯めていけば、諺で「塵も積もれば山となる」とはよく言ったもので、3年くらい前までそれを使わずに貯めていたので、100万円以上となっていたそうです。3年程前といえばもう、かなりのおばあさんになっていました。そのお金は、既に銀行に預金していたとのこと。人間、お金はあれば、少額でもつい使ってしまうことが多いところ、よく粘り強く貯めたものだと感心してしまいます。また、それによって、「塵も積もれば山となる」ということを示してくれているようにも思います。なので、たとえ数円でも決してバカにしてはならず、お金を大切にするという、お金に対するありがたみも、そのおばさんから感じられます。

数十年間全く使わずにコツコツ貯めていたお金が一瞬にしてゼロに

3年程前、そのおばさんの長女(に成りすます人物)から電話がありました。そのおばさんの家族は、6歳下の夫と、長男と長女の4人家族です。その電話の内容は、車を運転していて交通事故に遭い、車をぶつけてしまったので弁償しなければならない、その修理代に100万円かかるという内容でした。そのおばさんは、声がちょっと変だなと思いながらも、「あら、声がちょっと違うわよ」と言っても、電話の主は「ちょっと風邪引いたから」というので信じてしまっていました。そして、事故を起こしてしまったという娘をかわいそうに思い、何と、数十年もかけて貯めてきた100万円以上のお金を、ためらわずに指定の口座に振り込んでしまったのです。親というものは、どんなに苦労して長い年月をかけて貯めてきた大事なお金でも、子供が大変なことに遭って必要になってしまったとなると、一瞬にしてなくなることであろうがためらいもなく振り込んでしまうものですね。よって、振り込んでから、その娘の家に電話したら、その娘の旦那に電話して、振り込んだという事実を伝えると、娘はなんと、県外に用事があって出かけているということでした。そのことを、筆者の母親に相談しに来て、「娘に確認の電話を入れた方がいいかしら?」というので、母親は、「そんな確認をするのなら、振り込む前に娘に電話して確認すべし。振り込んでからそんな確認の電話をしたって遅い。」と答えたそうです。

娘と連絡が取れて実は「振り込め詐欺」であることが発覚

そして、県外の出向いた先へ連絡が取れ、娘と話をしたら、事故なんて当然起こしていなく、県外に行っていたのが間違いない事実でした。そうです。その、事故を起こして弁償しなければならないという電話は、振り込め詐欺だったのです。しかし、振り込んでしまってから知っても遅いものです。振り込め詐欺は、相手が老人なら騙されるというのと、親ならどんなに大切なお金でも娘や息子の為ならためらわずに使ってしまうということにつけ込んでの、悪質な行為でした。振り込んでしまってから警察に連絡しても、そうなると捜査も難しくなって犯人を捕まえるのも困難で、また、戻ってくる可能性がないというものです。本当にお金は大事なので、そういうことには絶対に騙されないようにし、一瞬にして無意味なところへ消えていくようなことはないようにすべきです。

数十年掛けて貯めたお金も一瞬にしてなくなり戻ってこない

そうやってなくなったお金は、絶対に戻ってこないものです。警察も、それでは対処が難しいものです。悪い奴を捕まえるには、機転を利かせた人は、そこで、電話の時点ではわざと騙されて、お金の引き渡し方法を指定するところまでやって、それから警察に連絡するということをやっています。それによって、無駄金が飛んでいくことは防げるわけです。そのおばさんは、後になって非常に悔しがっていましたが、母親は、「確認しないで振り込んでしまったお金は、もう絶対に戻ってこないわよ」と諭していました。そうです。口座を確認しようにも、その振り込め詐欺をする為の任務(?)が終了したら、もう、証拠隠滅の為に、口座を閉鎖してしまうことだって十分あり得るわけです。よって、お金は大事に思っても、そうやって自分の子供の為ということになってしまえば一瞬にして振り込んでしまうわけだから、まずは、振り込む前に「おかしい」と思い、また、そこではわざと騙されておいて、すぐに本人に電話をしてその電話が嘘であることを確認して、警察に届けて、一瞬にしてお金を失わずに済んだことを安心しながら、犯人が捕まるのを待つというのが最善の処置ではないでしょうか? 呉々も、悪い奴の為に、大事なお金を全く価値のないところに流れるということは避けたいものです。また、そういった事実を知って、よりお金を大事に思う気持ちを強める必要があるでしょう。

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