2020年オリンピック開催地を東京に決定づけた4つのプレゼン

during the 125th IOC Session – 2020 Olympics Host City Announcement at Hilton Hotel on September 7, 2013 in Buenos Aires, Argentina.

2020年東京オリンピックの招致が決定しました。

そこで、メディアで話題になっているのはやはり最終プレゼンです。最終プレゼンの勢いそのままに招致が決定したという意見も多く、非常に大きな話題になっています。そこで、今回は特にプレゼンに話題を絞ろうと思います。実際、どのプレゼンが招致を決定づける要因になったのか考えていきましょう

1.高円宮妃久子さまが感謝を伝える

高円宮妃久子様がお伝えになったのは、世界への感謝の声でした。2011年、日本では東日本大震災という大きな災害を経験する事になりました。その時、日本は世界中の多くの方から支援して頂きましたね。それは、IOC及びスポーツ界の方も同様なのです。そして、日本はその事を絶対に忘れないと発言されました。この機会で、世界への感謝の気持ちを伝えたのです。ちなみに、久子さまはIOC委員の殆どとお会いになっているそうです。現在、久子さまは宮様が務めていらした9つのスポーツ団体の名誉総裁を引き継いでいらっしゃるそうです。つまり、スポーツとは非常に縁のある御方なのですね。様々な面で外国のスポーツ関係者とお会いになる機会も多いでしょうし、非常に説得力のあるお言葉でした。久子さまはスピーチの最後にこれから始まるチームJAPANのプレゼンについても触れています。そして、説得力のあるものとして聞いてもらえるようにと述べられていました。まず、感謝を伝え、その後は話を膨らませ最後には次に繋げていく。こういったスムーズな導入があったからこそ後のプレゼンの内容も活きてくるのではないでしょうか。

2.滝川クリステルさんがおもてなしを伝える

今回、やはり大きな話題になったのは滝川クリステルさんです。「おもてなし」というフレーズは、簡潔にかつ的確に日本の心を表していました。世界各国、それぞれに客人をもてなす心というのは存在しています。しかし、「おもてなし」という言葉は非常にわかりやすく、また個性的ではないでしょうか。また、世界各国ではクリステルさんの容姿についても話題が集まりました。当日のファッションも印象に残りやすい素敵な物でしたね。実際、印象に残ったという声も非常に多く聞こえて来ます。今回のプレゼンでは、様々な方が登場しています。そして、それぞれに合ったプレゼンをしているというのが最大の特徴でしょう。

実際、安倍首相と同じ内容をクリステルさんが話したところで説得力が無いのです。合った内容を話すからこそ相手に伝わるというのが良くわかりますね。また、最大のポイントは「おもてなし」というキーワードだけではありません。合掌というジェスチャーにもあります。これに関しては、現在ネットでも話題になっていますね。私達日本人から見ても非常にインパクトのある光景でした。外国人のオリンピック招致委員には、尚更印象に残ったのではないでしょうか。

3.太田雄貴選手がアスリート目線で東京オリンピックの魅力を伝える

フェンシングの太田雄貴選手のプレゼンには、まず高い英語力に注目が集まりました。自然に話しているその姿には、どれだけの練習を重ねてきたのかと、彼の努力が感じられます。ちなみに、内容はアスリート視点で見た東京という場所のメリットをうまく話していました。そして、あくまで説明をするように話すのではなく、それを情熱的に語りました。聞いている側は、その熱気と共に光景をイメージ出来た事でしょう。実際、東京オリンピックとなれば世界中からアスリートの方々が集まります。そして、その待遇もどういう内容になるのか、アスリートの大田選手が話す事によってよりイメージしやすくなるのです。更に、日本にも熱心なスポーツファンはたくさんいます。しかし、日本の場合はやはりマナーが良いのです。実際、東京に集まる事になるファンはフェアプレーを尊び、アスリートの活躍を喜びます。こういったファンが情熱的に作り上げていく東京オリンピック、非常に魅力的に見えませんか?

4.安倍首相が東京オリンピックの安全を保証する

今回のプレゼンで、最も海外メディアからの高い評価を受けたのは、やはり首相のプレゼンでした。特に、原発問題を評価する声が多く聞こえてきます。IOC委員の中にも、原発問題を懸念する声というのは当然存在しています。しかし、首相は東京に被害が無い事を保証すると発言したのです。これは、非常に力のある言葉でした。この発言により、一気に東京へと傾いたのではと意見する評論家も多いです。そして、もちろん東京に影響が無いという根拠は一体どこにあるのかという趣旨の質問も出ました。そこで、首相は汚染水は港湾内で完全にシャットアウトされていると伝えました。また、抜本的な解決のプログラムを、首相自身が決定して、現在はそれに着手しているのです。そして、その態度にも注目が集まりました。一言で言えば威風堂々、そして自信に満ちあふれていました。その外交力の高さにも注目が集まっています。内容と、パフォーマンスが見事に一致した素晴らしい内容のプレゼンでした。

まとめ

1.高円宮妃久子さまが感謝を伝える
2.滝川クリステルさんがおもてなしを伝える
3.太田雄貴選手がアスリート目線で東京オリンピックの魅力を伝える
4.安倍首相が東京オリンピックの安全を保証する

編集後記

今回は、プレゼンに絞ってご紹介させて頂きました。もちろん、招致を決定づけたのはプレゼンだけではありません。今回は、ロビー活動も非常に地道に行われました。つまり、多くの方の努力のかいあって招致が決定したのです。ついつい華やかな活動に目が行きがちですが、報道されない方々の努力があったことも忘れないようにしたいですね。

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