求人は実際のところ宣伝目的の企業が結構多いというのは本当の話か?

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求人の実態はどんなところか?

求人は、ハローワークといった公共の機関だけでなく、リクルートやエンジャパン、@type、DODAといったところでも行っているのは、大抵の人が知っていることでしょう。まずは、個人的に企業に聞いたわけではないので、本当のところはどうなのかは、何とも言えません。ただ、筆者の就職活動の経験から、少し考察してみたいと思います。筆者は応募しまくったりして、それで、何十社も断られ、書類選考の場合は、どこの企業もその不採用通知の文章やメールはほとんどが全く同じような定型文です。その文章を共有していたり、ブラックリストに載せられていたりするのではないかと思う程、断られ方も、その定型文も同じです。中には、100社単位で断られている人もいます。そんな人もやはり、「どこも全く同じだ」と言っています。そして、「応募者多数で」という触れ込みで断ってきた会社も、後で、リクルート等の転職サイトやハローワークの求人を見ても、いつまでも募集しているところもかなりたくさんあります。これでは、本当は人を雇う気がないのに宣伝の為に求人をし、応募者が現れれば、見かけ上書類選考という形をとって、適当に時間が来れば機械的に不採用通知ということをしているのではないかという疑いを持ってしまう人が出てきても無理もないことでしょう。もし、本当の話なら、就活している人間は真剣なのだから、そんな企業の宣伝目的に振り回されているとなってはたまったものではありません。何故なら、就活している人間も、それで文章を送る為の切手代や、面談の場合は、面接に出向くまでの交通費が掛かっているからです。しかも、何十社も面接を受けて、全て断られているとなると、それだけお金をドブに捨てていることになるからです。

いかにも魅力的な求人要項でハードルを下げて見せて実は即行で不採用

よく目にするパターンの求人では、技術系にこういったものが多いのですが、例えば、未経験者歓迎、大卒以上なら問題なし、職歴気にしなくて良い、全くの未経験でも入ってから充実の研修制度があるので安心して下さい、業界未経験OK、更には学歴不問等々、いかにも入りやすそうな条件を掲げているところが見受けられます。あと、化学に興味がある人なら誰でもOKとか、そんな感じのことまで言っているところも結構多いです。しかしながら、それで応募したらどうなるか? 結局、書類を送ってすぐにお断りの通知が来るのがほとんどです。その上、そのお断り通知には、選考結果についての問い合わせには一切応じないとまで書いてあるところもザラにあります。中には、応募資格にはそれだけ緩い条件を掲げていながらも、ネットで応募したら、わずか1時間でお断りのメールを送る会社もありました。確かに、中には、履歴書や職務経歴書に書かれている内容で、読むのも面倒くさいと感じるのもあるでしょうが、それでも、わずか1時間で吟味なんて出来るわけありません。しかも、応募するのは一人だけではない筈なので、それを考えると尚更のことです。こういう点を見ると、やはり名前を広げる為の売名行為か、それとも、さも景気がいいように見せるデモンストレーションかと疑いを持ってしまうのも無理もないことでしょう。一定の日数を置いてから不採用の場合も、一定期間おくことでさも吟味しているように感じさせて、実は、応募→5日間経過後→不採用という機械的な流れを取っているのではないかという疑いまで持ってしまいます。面談をするとなれば、それだけ経費も労力も掛かりますので、ネットでの応募なら、さほど経費も労力もかからないというものです。かえって、就活している人間にとっても面談を受けに行って、お金をドブに捨てるストレスがあるよりはマシなものでしょう。しかし、本当は雇う気なんてないのに宣伝目的で振り回されていると思うとそれもまたストレスになり、就活に対する意欲や会社に対する信用もだんだんなくなってくるものです。

特に特定派遣の会社は要注意

まずは、派遣というものについて簡単に説明しましょう。派遣は、まず、とある派遣会社に派遣スタッフとして登録し、スキルや希望条件にあった会社があれば派遣会社から紹介され、その派遣スタッフとして契約を結んでクライアント先に常駐してそこでの指揮命令を受けて仕事をするものです。雇用関係はあくまでも、その派遣会社との雇用関係になります。そして、契約期間が終われば、別の派遣先へ紹介されることになります。そして、特定派遣というのは、まずは、いくつものジャンルの会社と取引のあるAという会社の正社員になって、Bというクライアントの会社に常駐して出向くので、雇用形態としては正社員です。採否の基準は、その人の条件に合う会社があるかどうか、また、クライアントが決まった時点で入社というものです。しかしながら、実際は、条件がなかなか合わず、入社出来ないことも多いです。そうなると、まずは、Aという会社で書類選考を行ったり面談を受けたりして希望条件を打ち合わせして、その後、提携のある会社に「この人はどうですか?」という提案をするわけですが、それには時間を多く要する筈です。かといって、Aという会社も儲けを出さなければいけないので、ある程度のところで見切りを付ける必要もあります。しかし、実際には、ちゃんと吟味している会社もあるでしょうが、中には、リクルート等の転職サイトで職務経歴を見てスカウトしておきながら、書類を送ったり、面談を行ったりしたらその翌日には不採用通知を出している会社も存在しました。たくさんの案件を抱えているなら、ちゃんと吟味するなら、わずか1日でわかるものでしょうか? 翌日に不採用を決められる程短時間で吟味出来るものでしょうか? とてもそうは思えません。また、実際のところ、一度不採用を出しているにも関わらず、それからまもなく何度もスカウトを出していて、また別のジャンルでの仕事紹介があるのかと思って、スカウトに応じて応募してみたら「あなたは既に不採用にしていますので当社で一度不採用になった方は一年以上応募を受け付けません」的な文章を送ってきた会社もありました。このように、よく見ないでオファーを出している点を見ても、宣伝目的でオファーをしているのではないかと疑いを持ってしまうのも無理はありません。

なるべく無駄な動きや出費は抑えたいもの

このように、応募したところが宣伝目的の会社にばかりぶち当たると、ストレスの原因になったり、面接までこぎつけたとしたなら、面接に出向く為の交通費もバカになりません。求職期間中なんて、ただでさえも収入がなくてピリピリしていて、就活をしている者は、藁をもすがる思いでやっているのにその気持ちを踏みにじられた時の悔しさといったらないでしょう。しかし、中にはちゃんと募集して吟味してくれている会社もあると信じて就活するのです。かといって、そういった会社を見分けるのは、証拠があるわけではないので困難です。その点を考えると、宣伝目的の見かけ上の求人はやめてもらいたいと改めて思うのでした。

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