2020年東京オリンピック開催決定!舞台裏の5つの招致活動

2020年東京オリンピック・パラリンピックが決定しましたが、その裏側ではどのように選考が進められているのかご存知でしょうか?

招致スピーチを行った以外にも、多くの場所で多くの日本人が尽力していました。そこで、オリンピック選考について少しご紹介させて頂きます。

1.東京オリンピックが立候補する

2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定する前に、もちろん名乗りを上げたのは日本だけではありません。そこで、毎回申請手続きを行います。まずは開催地が決定されるまでのスケジュールが国際オリンピック委員会によって発表されます。そして、その後手続きを開始するという流れになっています。これは2011年5月の事でした。
そして、9月1日が締め切りとなっています。その翌日である2日に、立候補申請を正式に受理したとの旨を発表しました。ちなみに、この時国際オリンピック委員会から発表されたのは東京以外にも、ローマ、マドリード、イスタンブール、ドーハ、バクーの5都市が並んでいます。
実際に計画を立ててからではなく、まずは立候補を申請するという流れになっているそうです。

2.セミナーなどに参加する

2020年東京オリンピック・パラリンピックが立候補してからは、まずはインフォメーションセミナーが開催されましたので、これに出席する事になります。これは11月3日、4日に行われました。
そして、12月8日には現地視察はもちろんプレゼンテーションの順番を決めるための抽選が行われます。この順番が時に結果を左右する事になるため、重要な点です。そして、この時決められた順番はイスタンブール、東京、ローマ、バクー、ドーハ、マドリードだったのですが、2012年2月に入ってからローマは立候補を取りやめています。これは、現在財政難にあるイタリアのマリオ・モンティ首相からの承認が得られなかったためです。
そして、ローマが立候補を取りやめた翌日が概要計画書となる申請ファイルの提出期限日だったのです。

3.東京オリンピックの初プレゼンが行われる

2020年東京オリンピック・パラリンピック開催決定の際には、最終プレゼンが非常に注目を集めました。しかし、それ以前にもプレゼンは行われていたのです。
まず、4月14日に各国オリンピック委員会連合の総会が行われました。そして、その場で5都市のプレゼンが行われたのです。もし興味があれば、こちらのプレゼンについても知って頂ければと思います。最終プレゼンのみが評価されているというのが現状です。
しかし、1次選考が行われたのは初のプレゼンよりも1ヶ月程後の事。申請ファイルを審査した結果というのが大前提ではあるものの、この選考を通過するためには、時期的な事を考えてもこの初のプレゼンが非常に重要だったと言われています。
改めて、プレゼンを担当して下さった日本人に感謝したいですね。

4.候補地の視察が行われる

2020年東京オリンピック・パラリンピックのニュースの中でも、国際オリンピック委員会による現地視察が大きな話題となりました。この視察を受けたのは1次を通過したイスタンブール、マドリード、東京の3都市です。
そして、視察の後には報告書が公表される事になりました。これは、長所と短所を含めた簡潔な内容です。つまり、この時点では他の2都市との優劣というのはわからない内容になっているのです。
ちなみに、非常に豪華なもてなしをするというイメージがあるのですが、実はそうではありません。これは、以前にソルトレイクシティでの招致スキャンダルがあったからです。それからというのも、現地視察はかなり慎重になっており、受け入れの予算自体も抑えるように通達されています。
中には、豪華なもてなしをしたからだとヤジを飛ばす方もいるのですが、そんな事をすれば日本は逆に規定違反になってしまいそうですね。そもそも、国際オリンピック委員会の意思を受け入れていない時点で外されてしまう可能性が高いのです。

5.東京オリンピック決定打と言われるプレゼンの内容を考える

2020年東京オリンピック・パラリンピック開催の決定打になったのはやはりプレゼンだと言われています。では、他の都市と東京ではどのような差があったのか少しご紹介させて頂きます。
まず、東京が評価されたのは内容が単純明快である事だったそうです。例えば、Aという問題に視線が集中しているとします。しかし、東京の持ち味となっているのはBです。そこで、Bの説明をメインにするのではなく、Aをメインにしたのです。つまり、相手の知りたがっている情報を簡潔にまとめる事で大きな結果を引き出しました。
そして、どの都市も完璧というわけではありません。それぞれ問題を抱えていますが、それをどのように解決していくのか、まとめていくのかといった組織力が試されているのです。そういった面から見て、オールジャパン体制で挑んだ日本は勝利を勝ち取ったのです。

まとめ

1.東京オリンピックが立候補する
2.セミナーなどに参加する
3.東京オリンピックの初プレゼンが行われる
4.候補地の視察が行われる
5.東京オリンピック決定打と言われるプレゼンの内容を考える

編集後記

実際に自国でのオリンピック開催が決まると、やはり喜びも大きいもの。そこで、改めて選考の中身についてご紹介させて頂きました。実際にはさまざまな壁を乗り越えて開催決定を手にしているのですね。このようなたくさんの方々の努力の結果として2020年東京オリンピック・パラリンピックが開催される事になったのです。

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