稲盛和夫が京セラを成功させた5つの秘訣「アメーバ経営と京セラフィロソフィ」


稲盛和夫氏は京セラの創業者として有名ですが、どのようにしてあそこまで大きな企業したかご存知ですか?

1人の人間が、企業を大きくするというのは並大抵のことではありません。
稲盛和夫氏がどのようにして京セラを成功させたのかについて、考えてみたいと思います。

1.京セラフィロソフィを作ることができたから稲盛和夫は成功した

稲盛和夫氏が京セラを成功させたポイントの1つに、フィロソフィの存在があります。
京セラフィロソフィと言う言葉を聴いたことがある人も多いと思いますが、これは、稲盛氏の考え方をまとめたものであると言い換えることもできます。
稲盛氏は常に、「経営者は孤独である」と考えていました。
何か大事な決断をするとき、経営者は自分ひとりで考え、決断をしなければいけないからです。
ですが、それでは会社はどこかで行き詰ってしまい、経営者の私利私欲で動かすような会社になってしまうと稲盛氏は考えました。
そこで稲盛氏は、「自分と同じ考えを持つ、自分の分身のような人物」を作るために、自分の考えをまとめたフィロソフィを作ったのです。
会社内にフィロソフィを浸透させることで、全員が同じ意識を持ち、同じ目標に向かって仕事をすることが出来ます。
稲盛和夫氏が京セラを成功させることができた理由は、フィロソフィによって社内の意識を統一し、全員が経営について考えられるような仕組みを作ったからなのです。

2.経営における大切な12か条を実践してきたから京セラは成長した

稲盛氏が京セラを創業し、続けていくにあたって大切にしていることは「経営12か条」です。
例えば、「公明正大で大義名分のある高い目的を立てる」ことであったり、「誰にも負けない努力をする」ことだったりを、12か条の信条として掲げているのです。
一見すると、誰でも当たり前だと思うようなことばかりが書いてあります。
そんなの知っているよ、と思う人もいるかもしれません。
ですが、「知っている」ことと「実践できているか」は全く違うことなのです。
例えば、「思いやりの心で誠実に」という条文がありますが、仕事をしていると自分の利益を優先してしまって、相手を思いやる気持ちを常に持っているという人は少ないのではないでしょうか。
仕事をしていくにあたって、当たり前のことを当たり前に意識して行うことは、とても難しいことなのです。
ですから、京セラを成功させていくにあたって、稲盛和夫氏は、当たり前のことを当たり前に考えて実行できなければいけないと思っていたのです。

3.稲盛和夫はアメーバ経営をすることで成功することができた

京セラの成功の影には、稲盛氏が考えた「アメーバ経営」の存在があると考えることができます。
アメーバ経営とは、経営哲学と部門別採算管理をベースにした経営手法の事を指しています。
稲盛氏は、確固たる経営哲学を持って、ブレることなく仕事に取り組んできました。
それは、創業者でありながら汗を流して働いていた京セラ創業当時から変わらない経営哲学でした。
そしてその経営哲学は社員全員に共有され、実行されてきています。
また、京セラのような大きな企業になると、組織の末端の経営実態や採算があやふやになってしまうこともあります。
そうなってしまわないように「管理会計制度」を確立させたのです。
会社組織を小さなチームに分けて、全員で経営を行っていくような仕組みを作ることができたことで、経営の内容が正確に把握でき、各部署の採算を正確に、スピーディーに知ることができるようになりました。
各部署ごとの採算を知り、正確さとスピーディーさを追求したからこそ、稲盛和夫氏は京セラを大企業に成長させることができたのです。

4.会計学をしっかり行うことで、会社の成長を促すことができた

稲盛和夫氏は、経営は会計学がないとダメだという考えを持っています。
その考えを元にJALを再建させたことがあるので、間違いではないのです。
稲盛氏の考える会計学というのは、自分自身の経営哲学をベースにした「会計の原則」がベースになっています。
まず、キャッシュベースであることは、お金の動きを把握して経営を行うことを意味しています。
そして、不正のないカラス張りの経営をおこなうことや、あらゆるものにたいして完ぺき主義を貫くことなど、7つの原則を稲盛氏は忠実に行っています。
一般的な企業は、採算向上などは行っていても、永久に発展し続けるためにはどうしたらいいのかということを考えずに会計を行っているのではないでしょうか。
稲盛氏は、現在の状況だけで満足するのではなく、将来についてしっかり考えることで、現状をより良いものにしていけると考えているのです。
ですから、稲盛和夫氏の考える会計学とは、京セラの将来的な発展を視野に入れているものなのです。

5.従業員をやる気にさせることができたから、京セラは大きくなった

稲盛氏のような創業者がいくら頑張っても、京セラの社員が頑張らなければ会社は成り立っていきません。
そこで稲盛氏は、京セラの社員がやる気になるための鍵を見つけたのです。
従業員をパートナーとして迎え入れることは、一心同体となって仕事をしようとするためです。
また、経営者に心底惚れていない従業員は、会社のために働こうとする気持ちを持つことができないので、従業員に惚れられるような経営者であるべきだと稲盛氏は考えていました。
また、従業員の仕事に意義を持たせることで、高いモチベーションを保って仕事を行っていくことができます。
会社の指名や目的を明らかにすることで、従業員ひとりひとりがやらなければいけないことを明確にすることもできます。
そして何より稲盛氏が大切にしていることは、自らの心を高めることです。
経営者がしっかりとした哲学を持って自分の器を大きくすることで、従業員は経営者についていこうと思うことが出来るのです。
稲盛和夫氏は従業員をやる気にする鍵を持つことができたからこそ、京セラを成長させることができたのです。

まとめ

1.京セラフィロソフィを作ることができたから稲盛和夫は成功した
2.経営における大切な12か条を実践してきたから京セラは成長した
3.稲盛和夫はアメーバ経営をすることで成功することができた
4.会計学をしっかり行うことで、会社の成長を促すことができた
5.従業員をやる気にさせることができたから、京セラは大きくなった

編集後記

稲盛氏が京セラを成長させることができたポイントを5つ挙げました。
このポイントというのは、どんな企業であっても同じことなのではないかと思います。
稲盛和夫氏は経営の神様と呼ばれていますが、京セラ成功の影には稲盛氏の経営哲学があったのです。

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