なぜ借金の返済額を減らしても次々とお金を借りたくなるのか?

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大変と思うな!返済は自分への愛情だ!

多額債務者となって、結局サラ金各社と交渉。

弁護士が中に入ることで、返済金利をゼロにするなど、様々な方法で元金だけは返済続けることに決まったAさん。その苦しみを綴ります…

初めは借りるつもりもなかったが…

ごく平凡なサラリーマン、30歳のAさん。独身もそろそろ終わり、という兆しが見えてきたのは、趣味で知り合った女性との交際が順調だったこと。

10年落ちの古い小型車から、新型車へ購入へと踏み切り、すでに購入してあるマンションに訪ねてくる女性と、たまにランチにいったり、ドライブするなど、トントン拍子に結婚話が持ち上がりました。

Aさんは年収600万円。中小企業で研究員となっていますが、取引先は超大手メーカーばかりです。ですから、指名で工業製品を設計士、製作するのが彼のプライドにもなっており、この企業で一生頑張っていく覚悟もあり、あとは結婚だけ…そういう毎日を過ごしていました。

なぜ、そんなAさんがサラ金に手をつけてしまったのでしょうか?

実は、彼は実直な性格を慕われてか、友人の結婚式での受付を任されました。

彼は当日新婦側の友人の女性と2人で受付を担当しましたが、予想外に招待客の列席が多く、祝儀袋が山のようになってしまいました。

彼は受付でご祝儀を数え、その場を担当の女性に託し、手洗いに行ったのですが、なんとこの女性は式が始まる直前に式場に入ってしまったのです!

受付がもぬけのからになっている際、問題は発覚。

それは、祝儀袋の金額と、中身の計算がまるで合わない不祥事になってしまった、ということです。

つまり、ご祝儀泥棒が紛れ込み、その金額が5万円ほど足りなかったことが、計算でわかりました。

慌てたAさんは、式場を出て、とりあえずサラ金から5万円を調達することに…

Aさんは今までサラ金に駆け込んだことなどなく、とにかく急いで5万円を調達しようと必死でした。40分ほどしてから審査がおり、全額の5万円を手にして、なんとか埋め合わせをしたものの、二次会の費用を忘れてしまったことに愕然とします。

そうです、どうも足りない金額は8万円ほどだったわけで、慌てたこともあり、自分の財布から3万円を出し、残りの5万円を調達したことがわかりました。ですが、二次会の費用がないわけには行きません。Aさんは再び3万円を仮に再び店に訪れ、借り受けました。

当日はなんとかことなきを得たのですが、それから忙しい日々が続き、お金を借りていたことをすっかり忘れてしまったのです。

そこで、Aさんは他のサラ金から金を借りて、返済分を綺麗にしたのですが、給与天引きの生命保険や家のローンなどがきちんと口座から落ちないことがわかり、その度に口座入金の電話がかかってくるようになりました。

てんやわんやになってきたAさん、生命保険の保険料を立て替えるのにサラ金から借り、また他の会社へ返済し…を繰り返して、いつの間にか50万円、70万円と借金残高が膨らんでしまいました。

ですが、結納まで済ませてしまったことから、羽振りの悪いところは見せられず、ついつい借りる日々。

とうとう、その額は200万円にも膨らんでしまったのです。

なにやらおかしい、気づく婚約者

毎回のデートの前にスマホで返済願いのメールが届くAさん。そのため、Aさんは自分のスマホを婚約者の女性に触らせるどころか、見せることさえしない癖がついてしまいました。

自撮りもせず、なにやら隠しっぱなしのスマホ、婚約者もなにかあるのでは?と気になり始めたのです。

ですが、とうとうAさんのスマホは彼女に見られてしまいました。

悪いこととは知りつつ、きになっていた相手のスマホをみると、みるみるうちに青ざめる彼女。

返済期限が…という数社からのメール、電話。いったいどういうこと??と彼女は自分に向かって叫ぶようになりました。

彼はいったいどういう人??

結局、結婚は延期、とにかく借金返済を最優先

婚約者はこうした出来事を自分の両親に打ち明け、どうしたらよいのか…と相談しました。

程なく、彼女の両親がAさんと会って、真相を聞くことに。

そこで、泣く泣く彼はいままでの経緯を話し、200万円もの借金をとにかく返すために四苦八苦していることを話しました。

彼女の父は、彼の収入の状態から、返済は可能だ、と即座に悟り、とにかく結婚は待つようにさせました。

返済さえしっかり出来れば、問題ない。彼の身辺調査を見ても、非の打ち所のない好青年です。

そのため、彼は一時的に車も手放し、生命保険も解約して、身綺麗にしたまま勤務を続けました。

借金返済は苦しい。でも頑張って3年で完済

Aさんは弁護士に、借金を一本にまとめるべきかを相談しました。

そこには、なんと会社にまで電話する違法な取立てが数件みつかり、こうした出来事をすっかり録音しておくように指示、それが見事に録音できました。

それを持って、業者につないだ弁護士の力で、威嚇業務の禁止を破った…ということで債務返済を免除させ、相手から逆に賠償責任分を取り立てることに成功。

むろん、弁護士もこういうことにかけてはプロなので、相手を誘うようなことばで引っ掛けようとさせ、見事にクリア。

夜9時に家に来ていい…というあいまいな伝言を残し、きたところをビデオに収め、それが夜討ちになる旨説明し、返済義務を解消させたのです。

頑張ったAさん、最後の3回分は本当にきつかった、といいます。

ですが、それを乗り越え、やっと綺麗になったAさんは、貯蓄ができるようになって、結婚しました。

借金生活

お金が集まる場所での受付… こういう場合は、新郎側と新婦側2名で協力しあってお金を守らねばなりません。 サラ金に助けを求めるのは、こういう時がきっかけになることがあります。

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