親の借金は肩代わりしないといけないのか?

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相続放棄、という高度なテクニックを使おう!

お金で苦労する人は、どうしても親の代や祖父の代から莫大な財産がある人が多いようです。え?そりゃ逆じゃないの…と言われるかもしれません。そうではないのです。

もともと土地を持っていた人や多くのビルを持っている人、あるいは株長者といった人たちは、毎月定期的にお金が入ってくることがあります。不労所得は、人間を麻痺させてしまい、結局財産を食いつぶしてしまうのは、金持ちの息子や孫なのです。

宝くじで当たった人の9割は、散財する

宝くじが当たった場合、多くの人は指定銀行で現金の束を見せられ、数える作業をします。そのあとに、銀行口座に入れることになりますが、銀行では「これで投資しませんか」と、儲け話をするものです。

銀行は1,000万円以上の入金がある場合は、必ず口座名義人に連絡をします。生命保険金などもそうでしょう。中には数億円もの保険金を受け取るケースが出てきます。

損害保険会社と生命保険会社で振り込まれるお金は桁違いの場合があるからです。

こうした場合、なぜか自宅に様々なところから電話がなる「不思議な現象」が起こります。

寄付してください…というNGO団体、あるいは先物商品や金といった投資や投機といったものまで、非常に多く、いったいどこで宝くじ当選の情報が漏れたのか…といぶかしげることがしばしばなのです。

要は、お金がある…という人には、必ずお金の匂いを感じて人々がすり寄ってきます。

親戚と称するひとから「300万円ほど貸して欲しい」と行ってきたり、不意に長らく音信不通だったいとこが家に遊びにきたり…または、何年も乗っていた小型乗用車から、レクサスを購入して、近所から「なにかあったんでは…」と噂が立ってみたり…と、とにかくもいろいろな出来事があるものです。

あぶく銭は、あっという間に借金に変質する

悪銭身につかず…昔からのことわざがあります。苦労せずに手にしたお金、親からなんとなく与えられるお金…そういうものは、手にする大変さを身にしみていませんから、ポイポイ使ってしまうのです。

始末が悪いのは、毎月定期的に400万円、600万円と、アパート収入などがある人々です。こうした不動産収入には、当然経費がかかることを予想しなければなりません。

ですが、中には建物修繕などの積立部分を考えず、入ってきたお金をどんどん使ってしまうことで、だんだん劣化する不動産の修繕をせず、不動産価値を落としてしまう人がいます。

そもそも、不動産は経費がかかるものです。更地でさえ、草刈りをしなければならなかったり、ゴミ捨て場にならないように監視しなければなりませんし、建物が建った場合は、メンテナンスコストが毎年増えていきます。

駐車場がある場合はなおさらです。誰もが上手な運転者ではありません。中には柱にぶつけたり、立体駐車場を壊す人もいます。

そのうち、メンテナンスコストが支払えずに固定資産税やら借入金の負担で、だんだんと売りに出す人が増えてきます。建物を維持するのは大変なのです。そうこうしているうちに、相続が発生し、相続税負担に耐え切れず、物納するケースがでてくるのです。

もっと怖いのは、不動産経営者が一般のサラリーマンや企業経営者と違って「時間に余裕がある」ことから、お金に関係する人々が出入りし、挙げ句の果てには金貸しに財産を取られるどころか、隠れ借金をするようになることです。

高級外車を何台も持つようになれば、まずは借金が絡んでいるとみて良いようです。

遺産相続発生!しめしめ、と思っていたら大変な借金苦に

相続とは、ふた親がなくなってしまったあとに、相続税控除がないために多額の税金を支払うことになる問題がよく知られています。

よく、相続税対策のために、借金をしている人がいますが、それは相続財産とは「遺産の中に借金も含まれる」からです。

1億円の財産がある人が、仮に4,000万円もの相続税を支払わなければならない、としましょう。

ですが、4,000万円の借金があれば、財産は6,000万円。仮に基礎控除云々を差っぴいて課税所得額が3,000万円程度なら、まず相続税はかかりません。

ですが、こうした相続税対策をしないまま、ほったらかしで、ある日ふた親が事故で死亡してしまった場合、財産は自分の懐に転んできますが、その代わり相続税も払わなければなりません。

財産を守る代わりに相続税を払うために借金をする人も出てくるでしょう。せっかくの不動産、これから儲けてくれる飯のタネは守りたいものだからです。

 

今の財産を守りたいのか、それとも今後の生活を守りたいのかをはっきりさせよう

一度高級車に乗った人は、いきなり軽自動車に乗るなんて、プライドが許せないものです。

高級乗用車はあくまでも「装飾品」のようなもので、時速300kmを出すような道路は、日本の公道にはありません。

ビジネスジェットやクルーザーなども、一見便利なようで、飛行場やヨットハーバーなどのインフラが整っていないと、いつも同じところで休んでいる方が多いことになります。

こうしたもともと高い価値のある流動資産を、借金で購入し、見た目重視で財産を増やしている人にとって、子供や孫の代でお金で苦しむことなど考えもしないもの。

あぶく銭とはそういう類のものであって、堅実な人生を送る習慣を阻害します。

その結果、遺産の中身は借金だらけで、被相続人は様々なものを処分して借金をチャラにしようと懸命です。ですが、それでも借金の額が多い場合、債権者が怒鳴り込んでくることになります。

そうなれば、家も車も全て差し押さえられ、せっかくの人生が台無しになってしまいます。

つまり、借金が末代を苦しめることになるのです。それでいいのでしょうか?

借金棒引きにしたいなら、相続放棄せよ

結論からいいましょう。財産放棄するしか方法はありません。もちろん自分は不動産で商売をしてきたのだから、それだけはとておく、ならばその分だけを残すこともできますが、相続放棄はそういった部分的なものはできません。

全ての名義を放棄することで、借金地獄から抜け出すのです。

人生はやり直しができます。だれでも、生まれたときは裸ですから、ここでまた裸に戻るだけ。財産放棄は裸でやり直せるチャンスです。

親の借金

親の借金を肩代わりする、そんなことはやめておきましょう。それより、親の財産は全て相続放棄。今あるあなたの財産をしっかり守って、育てる方がずっとよいのです。

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