お金を手に入れたいなら収入金額ではなくコスト計算が先!

shutterstock_271386764

2つの収入方法を比較しよう

世の中、お金が欲しい人だらけ。年を取っても金銭欲は絶対に無くなりません。それだけ世の中には好奇心をそそるような素晴らしい商品や生活スタイル、あるいは旅行といった魅力的な体験があふれています。これらに必要なお金を手に入れる考え方をまとめます。

2つのアルバイト

時給800円 と 時給1,200円 のアルバイトがあるとします。あなたならどちらに応募しますか?800円なら5時間で4,000円。一方で1,200円ならば6,000円です。同じ5時間働いて2,000円もの差が出てくるならば、当然時給の高い方を選びますよね。

このアルバイトは、同じ会社の同じスタッフとしましょう。時給800円は内勤、制服あり。時給1,200円も内勤ですが、クライアントに会って説明したり、書類を渡す業務があります。制服はなく、私服で通うことができます。この場合、どちらがお得なアルバイトといえるでしょうか?

時給800円のデメリットは、1,200円に比べて時給が400円安いこと。でもメリットはないでしょうか?例えば制服があること。通勤だけですから、それほどおしゃれに気を配ることも必要ありません。これに対し、1,200円の方は完全に私服であって、女性ならクライアントに会うためにはそれなりな洋服、お化粧、靴などに気を使わねばならず、これらは持ち出しになってしまいます。

ここで、考えたいのは「収入」が多いには理由がある、ということです。経費がかかる人は、どんな職業でもかかる傾向があります。人と会う職業は会社を代表して会うわけですから、バイトといえども、大切な任務です。そのためには肌のお手入れや、体臭なども計算しなければならず、これは結構な出費といえます。つまり、貰う金額が多いと、自然と洋服代などに手をつけてしまい、結局差し引きゼロ…になってしまうのが本当の姿なのです。

会社は、あなたの給料の「2.2倍から3倍」をあなたに支払っている

大学卒の初任給が20万円としましょう。会社は東京新橋、10階建のビルの5階のオフィスです。あなたは練馬区大泉学園に借り上げの寮があって、そこから電車で通勤しています。さて、あなたの20万円がまるまる所得として残ったと計算してみましょう。

会社は通勤手当(実費分)、寮費(実費分)、退職金積立金、厚生年金保険、労災保険、健康保険、失業保険など様々な費用を負担していて、そのほかに新橋で働く場合の「ひとり分のオフィス面積」代金や、ビルのテナント料、水道、ガス、電気代など様々な経費を負担しています。

企業は、お金を儲けるために様々な工夫をします。知名度のない会社は、オフィスの立地に気を配ります。東京なら千代田区、港区、中央区といった古くからある一等地、あるいは新宿、渋谷、恵比寿といった山手線主要駅、そして六本木や品川、汐留、大崎、中野坂上といった巨大プロジェクトで完成した商業ビルへの入居など、如何にも経費がかかりそうなところへと引っ越しをするわけです。

こうした場所で働くことは、人々の関心を集め、綺麗でおしゃれで活動的なイメージが湧いてきますから、社員の誇りも高まってくるのは当然です。立派なビルなら、それにふさわしいスーツや靴を購入しようと考えるのが男性の本能ですし、女性なら、お化粧や体型にも気を使おうとするでしょう。つまり、経費のかかるロケーションで働くことは、それなりに給料も出ますが、それだけ出費も大きいことを覚悟しなければなりません。

ユニクロばかり着ていると、やっぱり飽きる

バブル経済のころ、洋服も車も高額商品がバンバン売れて、誰もが夜の街で大騒ぎしたものです。ですが、それが一気にはじけてしまってから、人々の節約志向はデフレ社会を後押ししてしまいました。より安く、大量に同じ規格のものが出回り、安普請なものがどんどん開発されました。

その結果、様々なメーカーは国内から韓国へ、中国へ、そしてタイ、マレーシア、カンボジア…とどんどん人件費の安いところへと漂流していきました。これはつまり、どの国でも生産できるような規格内商品を大量に作って利益を出すような社会に変質したことを意味します。

オンワードからユニクロへ、衣料の世界がどんどん変わってきたように、勝ち組といわれる会社のほとんどは大量生産で規格内商品がメインです。こうした企業に携わってくると、徐々に景気がよくなってくれば、少しずつ単価の高いものを買ってみようか…と考えてくるものです。

今までトヨタの200万円のミニバンに乗っていた人が、給与が増えてきたから…と、500万円の豪華ミニバンに買い替えたり、ドイツ車に変えたり…と変わるのは、安いものを購入してきたことに「飽きてしまった」人たち。大量商品はみんなと同じ安心感はありますが、やっぱり、優越感も欲しい…それが人間というものです。

 

←※タグ挿入

お金が欲しい!なら、いい仕事を探そう

さて、ここまでくると、人間はだれでも「社会の雰囲気」に流されてしまうもの…ということがよくわかります。初任給20万円より、22万円の方がいい会社、誰もがそう考えるのもその証拠です。ですが、大泉学園に住んでいるのと、埼玉県川越市に住むのとでは、物価が違いますし、貯蓄額も変わってくるはずです。無理をして高輪に住むのもいいですが、見栄のためなら、代償は大きくなります。

見栄を貼るなら、山手線内でワンルームマンションで古めの建物。ロケーションだけが全てなら、それだけをモチベーションとする。あれもこれも欲しいという考えではお金は飛んでしまいます。ならば、古くからある技術力のある小規模工場などは、逆に狙い目ですし、市場で働くのも非常にお金とゆとりを手に入れるのに最適です。

小規模工場で働くメリットは、お金を使わないということです。もし、自分に技術がつけば、どんどん信頼感が生まれますし、それに没頭するようになります。また、市場というところは農家や漁師から仕入れたものを販売会社へ下ろす訳ですが、為替変動のように天気変動を事前に読み、大きく儲けることもできますし、朝早い仕事の分、午後2時ころに終業となって、ゆとりのある生活が可能です。

実は、おかねが欲しいならば、職をよく探す…これは大企業だけの選び方ではない…ということがよくわかるでしょう。

いいものを買うことが、一番の安いコスト

家具と絨毯は高いものを買うべき…これは昔からあることばです。家具は高いものほど、引っ越しのたびに重量があって不便だったり、大きくて邪魔になることがあります。ですが、良いものはいつまでも使えますし、ネットオークションや引き取りサービスでもそれなりに買い取ってくれます。一方で安い家具は結局はお金を支払って焼却してもらうしか方法はありません。

日々懸命にものを作ったり、一つの仕事に邁進することは、余計なコストをかけずに精進しようという発想を生むようになります。不便さがゆえに便利なものを開発できるように、素晴らしい環境が良い給料になる訳ではありません。素晴らしい給料は、素晴らしい経費を必要とします。ですから、コストを考えて、利をよく測ってみるのがお金を得る効率的な方法なのです。

まとめ

いかがでしょうか?人生だれでも見栄を張りたいものですし、それは仮の姿であったとしても、楽しい雰囲気に浸ることができます。 ですが、本当にお金が欲しい場合は、そんな邪念を捨てましょう。それくらい必死になれば、コストをかけない方がいかにお金を手に入れられるかがわかるでしょう。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でお金が無い.jpをフォローしよう!

お金を手に入れたいなら収入金額ではなくコスト計算が先!
Reader Rating 1 Vote