実際フリーランスになって収入は増えているの?

フリーランスという言葉に騙される、多くの若い起業家たちの苦悩とは

一昔前は「漫画家」がフリーランスの代表格、と言われました。

それが今ではイラストレーターやデザイナーなどアート関係に席巻され、物を生み出す人ばかりではなく、アイデアや人々の気持ちを高める講師なども、みなフリーランスと一緒になっています。

こうした分野で、果たして収入はどうなのでしょうか?

フリーアナウンサーは、本当にフリーか?

日本テレビやフジテレビのアナウンサーは、30代になるとバタバタと退社して独立する傾向がありますが、一体どうしてなのでしょうか?

特に、女子アナだけでなく男性アナウンサーまでもが会社を飛び出して、フリーランスになる傾向があります。

フリーランスはそれほどよい仕事環境なのでしょうか?

実際にアナウンサーという仕事は、話法も上手で、声質も整い、なにしろ説得力のある話し方が得意です。

つまり、話すことだけでコミュニケーション能力の高さを発揮できるどころか、アナウンサー自体が人気の職業でもあるため、多くの人が会ってみたい、話を聞いてみたい…と引き寄せられます。

会社員であるアナウンサーの場合は、極力アルバイトはできないのが実情ですが、フリーになれば、会社の入社式スピーチや、国際会議の司会進行から、地方のお祭りに至るまで、とにかく多くの出番が待っています。

それはまさにアイドル顔負けの人気であり、知性と美貌の塊のような女性アナウンサーが一人いるだけで、会場が盛り上がるのも無理はありません。

こうした人たちは、フリーだから仕事が来るのでしょうか?そうではありません。

結局は「元 日テレの」「元 NHKの」という会社の名前があるからこそ、仕事が来るのであって、フリーアナウンサーの…では仕事はやってきません。

ですから、いつまでもテレビ局の上前をはねているようなものなのです。

一方で、完全にフリーとなった人の場合はどうか?

こうしたテレビ局のアナウンサーのような立場で、フリーとなって仕事が舞い込む業種は、他にもないわけではありません。

例えば「元 日本航空のキャビンアテンダント」と言えば、容姿端麗で姿勢も良く品が良く、頭もいい…ということで、華麗なる転身をはかる人は少なくありません。

こうした人々の場合、プロフィールを見て「ああ、航空会社かあ…」なるほど、と納得できることがよくあります。

つまり、会社云々ではなく、職業そのものが憧れの対象である場合は、昔取った杵柄で、仕事が舞い込むことがあり、特に女子アナウンサーが一部上場企業の入社式でスピーチする際に、1回100万円ものギャラが発生することなど珍しくありません。

ところが、サラリーマンの場合はそうはうまくはいきません。

例えば、人気の総合商社に勤めていて、そこから専門商社を立ち上げようとする場合、「元 三井物産」とアピールしても、「ああ、そうか」としか反応がないでしょう。

住友商事も三井物産も確かに一流企業ではありますが、そこには何万人もの社員がいて、彼らはその企業の一部でしかありません。

要は、商社は数多く存在し、その業務は一般的にはよく分からないわけで、憧れの対象とは別次元なのです。

だから、フリーランスになったとしても、すぐに仕事が舞い込むかどうかは、全く分からないということなのです。

フリーランスで収入がいい、それは代理業くらいのもの

フリーランスとして収入が多くなる、それは企業内ベンチャーがもっとも確かでしょう。

例えばソニーは毎年黒字と赤字を繰り返すことで有名ですが、ほとんどのひとはエレクトロニクスのソニーしか思い浮かばないはずです。

ところが、ソニーには「医師のためのネットワークシステム」として、新しく起業した会社が日本で初めての事業を行い、独占状態ですし、不動産部門も絶好調なのです。

これらはソニーという会社の中にいて、社員が新しく会社を作っているケースです。

ですから、ソニーという名前が入っていたり、資本100%になっています。つまり、ソニーブランドの代理業のようなものが数多くあり、かなり順調なわけです。

フリーランスは、はじめは新しい仕事であったり、独立したり…ということがメインですが、今はそれよりも会社と付かず離れずしてフリーランスとしてデビューするのが一番賢いやり方です。

完全なフリーランス、例えば設計事務所

設計事務所は、数多くありますが、全てがオリジナルな想像性の高いものづくり職業です。

もちろん、構造設計と意匠設計に分かれはしますが、彼らは全て自分の信頼できる職人といかにコミュニケーションを作って、仕事を行うか、にかかります。

いわば、彼らこそ、本物のフリーランスであり、どこの大学を出ようと専門学校を出ようと関係ありません。

腕一本、信用一本、それだけで収入が増えていくのは設計事務所や工務店といった小規模な職人たち。

彼らは本当にいかにコストを抑え、いいものを作り続けて、仕事を請け負うか、利益をひねり出すかに賭けています。そこまでやって、やっとフリーランスといえます。

フリーランスはかっこいいのか?

フリーランスは格好がいい、それもありでしょう。会社員は残業もあり、時間の制約もある…それもまた理があることです。

要は、どちらがいいかどうかではなく、どちらが自分の人生で輝かせる要因かどうか、そこを選択肢として考えるべきではないでしょうか。

フリーランス

フリーランスほど、おもしろい立場はありません。 一匹狼の苦しさと収入がコントロールできる楽しさ、 それを共に勝ち得るのは、やはり信頼関係の賜物なのです。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でお金が無い.jpをフォローしよう!

実際フリーランスになって収入は増えているの?
Reader Rating 2 Votes