Amazon創業者ジェフ・ベゾスが示したオンラインビジネスの成功モデルとは?

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ジェフ・ベゾス氏が示したオンラインビジネスの成功モデルとは?

今や、私たちの生活になくてはならないプラットホームの一つとして君臨しているのが、「Amazon」ですね。

ネット通販では必ず名前があがりますし、ほとんどの人が名前は聞いたことがあるでしょう。

買いたいものがあって、それをインターネットで検索すると、いの一番に出てくるのがAmazonであるということが多くなってきました。

もちろんほかの通販会社も上位に上がってくるのですが、多くの場合はAmazonを見かけることが多いように思います。

このAmazonを立ち上げたのがジェフ・ベゾス氏です。


Amazonで示された、ジェフ・ベゾス氏が示した成功モデルとは

ジェフ・ベゾス氏は何度も何度も試行錯誤を繰り返し、じっくりと、しかし正確にビジネスモデルを変化させていった点が特徴的です。

スピード感が重視されるオンラインビジネスとしては異色に写っているかもしれません。

オンラインで展開されるビジネスモデルとして非常によく見かけるのは、スピード感を持って展開するという形です。

質ですとか内容も大事なのですが、まずはできるだけ速くビジネスモデルを展開し、状況に応じて変えていく、という流れを見ることがすごく多いんですね。

しかし、ベゾス氏はそれとは違うプランのもとにAmazonを発展させていったのです。

世界でも最先端を行く企業が、意外なほどゆっくりとじっくりと成功していったのは、多くの人たちを驚かせるものでした。

オンラインビジネスを柱とする企業の中では異色とも言えるスピードで成長していったのです。

フォーチュン誌に掲載されたコメントがそれを物語っています。

「フォーチュン500にのしあがったのは、実はイノベーションよりも試行錯誤の方がはるかに大きい。
アマゾンはまさに、最先端のインターネット企業が意外にも、ゆっくりと成功することもあるのだ、ということを示している。
その秘訣は無数の小さな歩みを推し進めることだ。
そして、踏み外したときには素早く学ぶことだ」。

そして、ベゾス氏も素晴らしい教訓を得られたということを述べています。

「消費者をめぐる決定の多くは、まさにそういうものです。

計算してみても、何が起こるかハッキリしないんです」。

消費者の行動は計算でわかるものではなく、そこで今何が起きているのかをしっかりと見定めることが大事だということを述べています。

そういう教訓があるからこそ、スピードがゆっくりであったとしても消費者の行動に合わせ、それに寄り添った形でビジネスモデルが構築されていったのです。

スピード感が要求されるオンラインビジネスの世界において、ゆっくりと成功することもあるのだ、ということをジェフ・ベゾス氏は示したのです。

ジェフ・ベゾス氏が示した、高利益を示すビジネスモデル

先ほど示したビジネスモデルの他に、実はベゾス氏は別のやり方を検討していました。

とういうのも、当時Amazonは赤字続きだったのです。

だからこそベゾス氏をはじめとしてAmazonの役員の方々は一歩下がって、どうすればいいかを考えていたのです。

もともとAmazonは書籍販売をオンラインで行うサービスを提供する会社として誕生しました。
当時も本やDVD、日用品などが主力商品となっていたのです。

そんななか、役員たちはそのような商品よりも高い利益をもつ商品があるということに気づいたのです。

それが「プラットホーム」です。

つまり、ほかの企業の通販やオンラインビジネスを手助けできる、とんでもない巨大な資産を持っていたのです。

わかりやすく言い換えると、ほかの会社が提供している商品を売るための「売り場」を提供しているということなのです。

もしかすると、他の会社はそこに商品を置いてもらい、そして売ってもらうためにお金を出すかも知れない、とベゾス氏たちは思ったのですね。
そしてそのプラットホームを改良してチャレンジしてみよう!ということになったのです。

これについてベゾス氏はこう語っています。

「われわれ自身、自分たちを「プラットホーム」だと語っていたんです。
いろんなことができる、基盤というかワークベンチなんですね。
われわれの場合、それは顧客、技術、eコマース技能、流通センター、ブランドで構築されていました。」

Amazonは商品を売るという小売から、オンラインサービスプロバイダへと変貌を遂げ、商品の他にプラットホームを販売するようになったのです。

オンライン上に大きなショッピングモールを形成し、そこにたくさんのお客様を集め続け、いろいろな会社のいろいろな商品を置くようになりました。

これはオンラインビジネスを取り入れている会社の中で爆発的に広がりました。

さらには消費者たちも「ここに来れば欲しい商品が必ずある!」と認知し、つねに人が集まり綴るようになったのです。

ジェフ・ベゾス氏が抱き続けている信念

ベゾス氏はこのような信念を常に抱き続けています。

「行動は正確に、判断と学びはスピーディに」。

これは彼がここまでやってきたことを見ていくと、よくわかるはずです。

多くの通販会社やオンライン企業は、どこよりも速くビジネスモデルを構築しようとします。

そうすることで先行者利益が得られ、しかも大きな利益がもらえるからです。

しかしベゾス氏は「人」にフォーカスし、スピードよりも消費者の行動を見ることに重きを置きました。

そして、消費者は何を求めているのか?

何を必要としているのか?

どこに不満を抱えているのか?

をじっくりとじっくりと見定めていったのです。

言い換えると「消費者の心理状態」を研究していた、とも言えます。

だから、Amazonのサイトを見るとわかりますが、いろいろな商品を見たくなります。

最初はなんとなく訪問したつもりが、見ていくうちに「こういう商品あるかな?」とか「こんな書籍置いてないだろうか?」という感情を自然と持つようになるのです。

これは消費者がどういう行動を取るのか?
どういうときに自分たちのサイトに訪れて、何を見て、何を購入していくのか、ある商品を購入したとして、ついでに何を買っていくのか?ということを知っているからこそできることです。

ベゾス氏をはじめ、Amazonの役員や社員たちはこういうことを研究しつつじっくりとビジネスモデルを構築していきました。

今もそうですが、Amazonの売り場はベゾス氏の信念がどこでも盛り込まれています。

常に人にフォーカスし続けるからこそ、世界規模の会社にまで成長できたのです。

ベゾス氏は自分自身を売る、という視点の持ち主

Amazonが小売だけではなく、自分たちのシステムを提供しているということはさきほど述べました。

では、なぜそのようになったのか?というと、ジェフ・ベゾス氏が「自分自身を売る」という視点を持っていたのです。

単なる小売業ではなく、オンラインの売り場というプラットホームを提供する技術系企業という側面があったのです。

これについてAmazonの国際ビジネスを担当している役員はこのように言っています。

「われわれは自分自身を、技術企業で技術プラットホームだと考えています。
自分たちを単に小売り業としてとらえるよりも、機会の範囲がずっと広がりますから」

つまり、自身のプラットホームを売ることにより、小売りよりもずっと大きな利益を生み出すことができることを分かっていたのです。

同時に、小売りに依存することなく、自分自身を売ることによって複数のキャッシュポイントを構築することができました。

ここからお分かりかと思いますが、ジェフ・ベゾス氏は経営者であると同時に営業マンでもあるのです。

自分自身を売るという視点は、売れる営業マンやビジネスマンが共通して持っている視点なのです。

この視点は働く人すべてが持っているべきものだと思います。

どこでも通用しますし、どんな職業でも役立つ視点です。

サラリーマンでも経営者でも起業家でも同じです。

だからこそ、ベゾス氏は営業マンでありながら経営者としても成功を収めることができているのです。

このようなオンラインビジネスモデルも起こり得る!

オンラインビジネスではなかなか見られないようなビジネスモデルを、ジェフ・ベゾス氏は作り上げました。 要求されるようなスピード感とはかけ離れた速さでありながら、圧倒的なスピードで学び、じっくりと試行錯誤をしながらも人の行動心理を観察しまくったからこそ、Amazonはここまでの大きなプラットホームを形成し、世界的な会社にまで成長できたのです。 今ではオンラインビジネスはAmazonなしでは成立し得ないような状況が生み出されています。 同時に、私たちの生活になくてはならないインフラでもあるのです。 このようなオンラインビジネスも成り立つのだ、ということをベゾス氏は身を以て示してくれたのです。

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