株式投資の知っておきたい相場格言―売買のタイミング-

shutterstock_326441111 (1)

株式投資をするときに知っておきたい相場格言の売り買いのタイミング

投資をするときに、大事なのはタイミングです。

たとえ銘柄選択を誤っていてもすべての銘柄があがるときには銘柄にかかわらずあがることでしょう。

ただ、すべてがあがるようなタイミングはそうあるものではありません。

うまく売りと買いのタイミングを考えて入れることが大事です。

先人がどのような言葉を残したのか見ていきましょう。

「相場は明日もある」

明日の意味は西洋風では「明日は今日よりもっといい日」といって明日を楽しみにします。

好材料がでるとせっかちに飛びついて、買いに行き、今買わなければ永久に買うことができないというに買いに行きます。

相場は目先の天井で落ちてきて翌日には安くなり、材料が出てよく調べてから買っても遅くはないです。

材料が本物で実際に上がるなら1日くらいの遅れはなんともないものです。

この格言は、焦りを戒め、機会をじっくりと待つことを教えた格言です。

ウォール街の格言でも、「売り買いは3日待て」といわれています。

「株を買うより時を買え」

投資対象の選択よりも、投資の時期を選ぶことがもっと大切である言う教えです。

「漁師は潮を見る」とも言います。気象のほかに、潮の流れなどを呼んで漁に行く機会をつかむのと株式投資も同じです。

上げ相場の到来は多種多様な指標や材料を分析して行います。

「天災は買い向かえ」、「突発事件は売るな」という格言があります。

 

「売りは早かれ、買いは遅かれ」

買いはやさしいが、売りは難しいといいます。売りがうまくなれば投資家として超一流の腕といえます。

天井三日、底百日とも言うように、買えるといい場所は多くの場所にありますが、売ることができるところはとても短いものとなっています。

売りは一瞬のチャンスをつかむように迅速に行う必要があるということを言っています。

売りでは利益が出ていれば出ているほど、もう少しと欲張ってチャンスを逃すばかりは損失勘定となってしまうときもあります。

幅は小さくとも利益は利益なので、瞬時のチャンスがあれば売り、利益を現実の自分のものとして手に入れることが必要です。

買えるところはいくらでもあるのでゆったりと構えることが大事です。

「売り買いは腹八分目」

この格言の一つ目は、最高値で売ったり、最安値で買ったりしようとおもうなよという戒めの意味がある。

二つ目は、相場に向ける資金の力は適当にとどめて全財産を投入するなという意味がある。

まず、最安値と最高値を追わずに、八分目くらいで我慢をするようにという意味です。

「見切り千両」

「見切り千両」とは、損には違いない見切りだが、それによって大損が避けられるならば千金の価値があるというものです。

買った株が値下がりした時は言い表せないほどの迷いが始まる。

未練を残してそのまま持ち続ける人が多い。少しの損で済んだ時にとっとと売っておけばと反省することが多い。

この格言はわかっていても、実行しにくいです。

そのため同じことを言う違う格言も多くあります。

「損切りはすばやく」、「引かれ玉は投げよ」、「迷いが出たら売れ」などの日本の格言があります。

アメリカのウォール街でも、「損はおとせ、さらば利益は大ならん(Cut loss and let profit run)」という格言もあります。

「もうはまだなり、まだはもうなり」

「もう」底だと思えるようなときには、「まだ」下値があると考えて、「まだ」下がると思うときは「もう」ここが底だと思うように反省してはどうかということを教えています。

微妙な相場の変化を、自分一人の判断で解釈して、判断を行って投資をすることは危険であるということを教えてくれる格言です。

心の中で買うのは早いと思っている銘柄でも上がっていき、上がるだろうと思っているのに下がっていくという経験をしたことが多いのではないでしょうか。

相場と投資家のこころのすれ違いを言い当てている格言です。

「鬼より怖い一文新値」

まず、文とは昔の貨幣単位で一番小さい貨幣単位です。今でいうと1円ぐらいの解釈でいいです。

さて、新値とは過去につけた高値、安値を更新することを言います。

新高値は上場来高値、昨年来高値、年初来高値がありますが、前回の高値をわずか1文、一円程度上回っただけで下がり始めると、ダブルトップの形成、M時型のチャートが形成されてしまいます。

そして、売り圧力が高くなるから注意をしろということを教えています。

「押し目待ちの押し目なし」

「押し目待ちの押し目なし」という教訓は、買おうと思うが、株価は上がる一方で一度は下がってくるからそこで買おうと思って押し目を待っていても、相場の勢いが強い時にはおしめがなかなか下がってこないです。

相当高くなってから買ったり、ついに買うのをあきらめなくてはならなくなったりします。

押し目待ちには、最初買った価格にこだわる傾向があり、もう少しで自分が最初に考えた値段になるからと言って待っていてはタイミングを逃がします。

その反対に、「戻り待ちに戻りなし」という格言もあります。下げ相場になって売りそこなったが、高く売りたいと戻りを待つが相場は下がることを言っています。

押し目と戻りは、「初押しは買い、初戻りは売り」という格言があります。押し目と戻りにもよりますが、本格的な上げ相場での初押しや、長い上げ相場に転換が来て下げ相場に入った時の初戻りなどは、こういった格言が役に立つこととなることでしょう。

「二度に買うべし、二度に売るべし」

売買のタイミングの決意は、終わってみなくてはすべてがわかりません。

買うか、売るか、損益がどうなるのかなどは全く分かりません。相場に探りを入れる、打診をして自分の判断が正しいか間違っているのかを確認します。

予想道理であることがわかったらそれから入って行っても十分に間に合います。

一度に一気に資金を投下して失敗するよりもこの手間暇は十分に良いものになります。

また、一度目の買いで自信と確信をもって、二度目の買いで力強く思い切った行動をとることができる効用もあります。

買いたいなら少しだけ買い、上がらなければ待てばよいし、上がる手ごたえを感じれば全力を投入しましょう。

逆に、売るときには、高値に差し掛かったと思ってちょっと売ってみる。

下がらないなら待ってちょっと売るなどと何回にも分けて確信を持てるまで待って、確信が持てたら全力で行くということです。

「買いにくい相場は高い」

買い物が下手な人は、安物買いの銭失いというものの傾向があります。

それは、お金の価値をきちんと理解していないために発生してます。

株式投資においても、お金の価値を理解していないと、そのようなことをおこしてしまいます。

安いからというただそれだけの理由で、株式を買う人がいます。

相場全体の水津が極めて安いところにあるというならばこの投資法でもうまくいくこともあるでしょう。

特定のある株式だけが安いからといって買うと思惑通りにいかないことが多いです。

株価が安いところを推移しているということは何かしらの事情があります。

事業そのものがこれから衰退していきそうである、業績の赤字が見込まれる、減損損失がありえる。

などといった理由により、人気がないという現象が起こっています。安値はいつまでも安値で放置されるようになります。

また、これとは対照的に株価が高いという理由で手を出さない心理があります。

安いものと同様にそれなりの理由があります。

先行きの業績の伸び、それに見合う増配などの予想、人気がでてきたなどの理由があり得ますが、そのような理由を全く考慮せずにただ株価が高いという理由で嫌厭していてはそれより高くなっていく相場にものることができません。

こういった意味を持っている「買いにくい相場は高い」であり、同じような意味を持つ格言に「売りやすい相場は高い」、「買いやすい相場は安い」、「売りにくい相場は安い」などと言います。「割高に売りなし、割安に買いなし」などとも、値ごろ感や単なる利回りだけで投資の決断をすることを戒めています。

以上の9つの相場格言をみてきました。

まず、「相場は明日もある」では1日程度の遅れならなんともないと教えています。 材料がでてもあせらずに大丈夫です。「株を買うより時を買え」では投資銘柄を選ぶことも大事だがそれと同時に時節を考える重要さを教えています。 「売りは早かれ、買いは遅かれ」は売りのタイミングの短さと重要さを教えています。 「売り買いは腹八分目」では底と天井の一番を狙う必要はないということを教えています。 「見切り千両」は、損切りの大切さを教えています。 「もうはまだなり、まだはもうなり」では昔から相場が思い通りに動かなかったことがうかがえます。 ほかにもタイミングについては格言がありますが、明日からこれらの格言を生かして利益を上げましょう。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でお金が無い.jpをフォローしよう!

株式投資の知っておきたい相場格言―売買のタイミング-
Reader Rating 1 Vote