起業を制するはオタクにアリ!最上級の顧客を相手にする事業

shutterstock_315538214

事業を興したいけど何をすればいい?

起業ブームとも言える現代、数多くの敏腕経営者が細やかなニーズに気付いてベンチャー企業を立ち上げています。

多くの事業が、目の付け所がこれまでの大企業とは違う見事なもので驚かされます。

そんな彼らの勇ましい様に羨望の念を抱き、後に続きたいと思う人も多いことでしょう。

正社員や非正規雇用を続けることに限界を感じ、起業を目論んでいることもあるでしょう。

しかし大成功を治めたベンチャー企業がある一方で、その裏に散っていった志も多くあります。

そんな失敗例を見せつけられ、これまでの安定を捨てることに恐怖を覚えているかも知れません。

また起業には今までにないアイディアや綿密な事業計画が必要だと言われます。

事業を興したいけれどそんな大層な案はない、自分には企業は無理だ…このような理由で起業を断念する方もいるでしょう。

もしここまでに思い当たる節があるならば、この記事は少しばかり力になれるかも知れません。

最上級の顧客「オタク」とは?

あなたがまだ何も事業の形を描けていないのならば、輪郭だけでも描くために一つ決めてみましょう。

では何を決めるか、それはターゲットとする顧客ですが…オタクに狙いを定めましょう。

オタクと聞いてアニメやゲームに夢中な人たちを思い浮かべるかも知れません。

彼らもオタクの一種ではありますが本当はもっと広い概念の言葉です。

ではオタクの定義とは何か、と言えば諸説あるでしょうがここでは私の考えを語らせて頂きます。

オタクとは「モノやサービスをコストパフォーマンスより感情で評価する人」のことです。

先ほどのアニメオタクを例に出して考えてみましょう。

好きなアニメキャラクターがプリントされたマグカップが1000円で売られていたとしましょう。

マグカップ自体は100円ショップでも買えるようなものだったとして、普通に考えれば割高過ぎるでしょう。

しかしアニメオタクは買うのです、好きなアニメキャラクターがいるという感情は10倍もの値段よりも優先されるのです。

これを聞いて「オタクっていうのは状況判断ができないんだな」と思ったかも知れませんが、実は別段おかしなことでもないのです。

例えば以前フラフープにダイエット効果があるという話がテレビで取り上げられたことががありました。

この直後、フラフープがおもちゃ屋さんから消えたばかりかダイエットグッズとしてフラフープが登場しました。

それも医学的な効果とか大学教授のお墨付きとか尤もらしい売込みをつけておもちゃとは比べものにならない値段で売り出されました。

普通に考えればあんな単純な構造のものに大層な値段をつけられるはずが無いのですが…売れに売れてしまったんです。

この人たちはダイエットオタクで、新しい方法であれば自分は痩せられるハズという感情に支配され値段など関係なくなってしまったのです。

さて、ここまでオタクの例を取り上げたのは彼らをバカにするためではありません。

彼らは自分たちの欲求が満たされるのなら値段など関係なく購入してくれるのです。

食料品、家電製品…多くの業界が値引き合戦でしのぎを削っている中、こちらの言い値で買ってくれる顧客とは素晴らしいと思いませんか?

ただのオタクから抜きん出た起業家たち

ここで「つまりオタクの購買欲求を煽って売れば良い」という結論は浅慮です。

なぜならオタクはそのジャンルに置いて生半可でない知識と情熱を持っていることが多いです。

半端なモノを売り出せば振り向きもされませんし、大勢の購買欲求を煽るには大規模なマーケティング戦略を仕掛ける必要もあります。

資金どころか大まかな事業戦略すら描けていない段階でこのようなことを考えれば自滅します。

さて話は変わって近代、特に20世紀に入ってから急成長した大企業の創業者の多くはオタクだということはご存知でしょうか。

枚挙に暇がありませんが世界的に代表的な人ならスティーブ・ジョブズ、日本なら本田宗一郎を例に出しましょう。

詳しいエピソードは省きますが前者はコンピューターに、後者はバイクに傾ける情熱たるや並大抵のものではありませんでした。

オタクの特徴として一度惚れ込んだらそれこそ寝ていても夢に出てくるくらいにそれを愛します。

これは事業も同じで、少なくとも立ち上げて軌道に乗るまでは四六時中それ以外のことを考えられないくらいの熱意がなければ成功は難しいでしょう。

彼らは好きが高じて事業を興すに至ったわけですが、ここからはなぜただのオタクから起業家として大成したのかを探っていきます。

 

不満から事業の流れが起こる

あなたは趣味や愛用している製品に不満を抱いたことは無いでしょうか。

ここが不便だ、もっとこうなったら良いのに…このような考えを抱くことは誰しもあることでしょう。

2人も同じ、コンピューター(OS)にしろ自動車にしろ彼らの時代ではまだ粗削りでした。

その中で同じように現状に不満を抱いていましたが一向に解決する気配は見られませんでした。

そこで彼らは自分で何とかしようと立ち上がりました。

2人とも会社でそれなりの地位にいましたが新しい事業として成功するか、は未知数でした。

それどころか不満を解消したい、それ以外はどうでもよかったのかも知れません。

彼らが行動を始めると間もなく賛同者が引き寄せられ、大きな流れとなります。

この辺りは彼らの自伝やドキュメンタリーに目を通すと良いでしょう、大きなモチベーションとなるはずです。

事業を興すならオタクに染まろう!

その後彼らの繁栄は言うに及びませんからここでは省かせて頂きます。

事業を興して成功を治めるためには好きなものに不満を持ち、動くことから始まるわけですね。

あなたには寝食を忘れるほどに愛していて、不満を抱いている何かはありますか?

あればそれを徹底的に突き詰めれば事業の方向性が見えて来ます。

ではそのようなものは一切ない、オタクじゃなければは起業できないのでしょうか。

そんなことはありません、オタクでないならオタクになれば良いのです。

寝食を忘れるほどでは無いにしろ興味のあることはありませんか?

何かあればまずはそれを愛するオタクの集いに参加してみましょう。

今やインターネットで少し探れば愛好家たちの掲示板やオフ会はそこかしこに溢れています。

インターネット上でも良いのですが、できればなるべく早くリアルな空気に入ることをおすすめします。

オタクな人たちは基本的に仲間が増えるのを大歓迎しますので、怖がらずとも大丈夫です。

オタクの空気に足を踏み入れることでその熱を直に感じることができます。

彼らが熱く語るのを目や耳、肌で感じることで感化され、2度3度足を運ぶようになればあなたは順調にオタクへの道を歩んでいます。

難しいことは考えず胸の高鳴りを素直に受け入れ、楽しい空気に浸りましょう。

そうする内にふとそれに対する不満が、それも1つ2つではなく出てくることに気付くはずです。

それらを書き留めて下さい、多ければ多いほど事業の輪郭は鮮明になります。

そしてそれらはある程度集まるとまとまり始め、事業の方向性が見えて来ます。

その方向性を、「こんな風になったら良くない?」という妄想としてオタク仲間に投げかけてみて下さい。

(このとき事業とかは口にしない方が良いでしょう、多くのオタクはお金の話を嫌いますので)

オタク仲間の多くが賛同してくれたなら方向性も確定し、いよいよ起業も間近です。

いよいよ企業への準備を進める訳ですが、詳細は人によって異なるので省きます。

ただオタク仲間とのつながりは事業とは繋げず、話を持ち込まなくとも持ち続けた方が良いでしょう。

事業を興した後も彼らの言葉は顧客としてとても参考になるものだからです。

そして軌道に乗った後のモチベーションを高めるパートナーになり得るからです。

これからはオタクに売るオタクが成功する

今世の中には数え切れないほどの産業がありますが、新しい価値を生み出すのはオタク企業しかいないのです。 新しい価値というダイヤ原石を掘り出すのがオタクで、それの価値をより磨いて売るのが商人です。 オタクが売るのは今までに無かったもの、価格の基準が無いので価値を認めたならばいくらであろうと買ってくれます。 オタクの感情を満たせばいくらでも売れるのです。 しかし商人の時代、価値が普及し競争が始まると値段も重要になってきます。 価値が目減りするにつれ価格競争も激化し、いずれは消耗品に成り下がります。 逆に言えば現在価格合戦で成り立っている商品の価値はもう底を突いているとも言えるでしょう。 生みの苦しみ、という言葉があるように新しい価値を生み出すのは生半可な努力では成し得ません。 しかし顧客が喜んで買ってくれる事業と価格とコストに神経をすり減らす事業、将来性があるのはどちらでしょうか。 これから人生の半分以上を注ぐであろうあなたの事業、どちらを望みますか?

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でお金が無い.jpをフォローしよう!

起業を制するはオタクにアリ!最上級の顧客を相手にする事業
Reader Rating 2 Votes