偽りの不労所得の誘惑に騙されないようにするために

不労所得と言う言葉にだまされてはいませんか?

不労所得とは、それを得るために労働する必要が無い所得のことです。

こういうと「何もしないで金もらえるってこと?それって詐欺とか犯罪じゃないか?」と言う人もいる反面、不労所得と言う言葉が有名になってきたので「ああ、今更そんな事を言ってる人か」と言う冷めた反応をする人もいます。

良くも悪くも不労所得と言う言葉が良く聞かれるようになってきつつある今の世の中、不労所得を作り出す方法の増加もありますが、それに伴って詐欺もまた増加しているという事実もあります。

例えば、「出資してもらった資金を運用し、その利益を出資者に配当金などとして還元する」などと謳っておきながら、謳っていることとは異なって実際には資金運用などは行わず、後から参加させる別の出資者から新たに集めたお金を以前からの出資者に「配当金などと偽って渡すことで、あたかも資金運用が行われ利益が生まれてそれが配当されているかのように装う「ポンジ・スキーム」「出資金詐欺」と言われる詐欺の手法。

俗に言う「ねずみ講」や「ピラミッド・スキーム」と言われるようなものも依然存在していますし、より典型的な何の価値もないものを「価値あるモノだ」として売りつけるような詐欺だってあります。

そしてまたそうしたものを進めてくる詐欺師たちは実際にある不労所得と言うものについても詳しい事が多く、話術も巧みで「不労所得とはこういうものか」と思わせることで私たちを狙ってきます。

実際にねずみ講と呼ばれるような詐欺とアムウェイなどに代表されるネットワークビジネスと言うものの区別がつかないと言う人たちは沢山いらっしゃることでしょうし、それがインターネットの仕組みを利用した新しいものだとなるとなおさらの事騙されることになるケースが多いです。

しかしだからといってこれからの日本の経済状況を考えてみると、多くの人にとってやはり生涯お金が稼げるシステムである不労所得が必要になってくることは間違いない中、詐欺などを警戒してどれも絶対に手を出さないと言う選択もまた厳しいところ。

その為、偽りの不労所得の誘惑に騙されないようにする心得のようなものを知りたいという方も多いでしょう。

そこで今回はそうした偽りの不労所得の誘惑に騙されないようにするためにどうしたことを意識したらいいのかという事について考察してみたものをご紹介したいと思います。

不労所得と言う魅力的なものの偽物をつかんでしまわないようにするための心得に興味はありませんか?

美味しい話は一般庶民に流れてはこない

偽りの不労所得の話に騙されないようにするために最初に覚えておいて欲しいことのひとつとして「美味しい話は一般庶民には流れてこない」という事をあげたいと思います。

世の中の貧富の格差はどうして生まれているのでしょうか?

優等生的回答としては「世界の富が人口よりも少ないから」とか「人は結局誰かと比較してしか富を決定付けることが出来ないから」と言った答えが考えられますが、もっとシンプルな考え方をこの記事においては示します。

世の中の貧富の格差は貧富の格差をつけたい人たちがいるから生まれているのです。

人間だって生き物ですから少しでも安全な状態を確保して生きて行きたいと言うのは当たり前の事であり、安全に生きていたいと願うのならば少しでも集団の中で強い立場につく必要があります。

そして強い立場に着くために必要なものは生きていくのに必要な要素を少しでも多く持つことが重要。

原始の時代は個としての強さ、少し進むと食糧生産が出来る事、更に進んで食料を手に入れる力がある事。

要するに生きていくのに必要な要素をどれほど持てるかを競うわけで、その基準が富と呼ばれるものであり、今の世の中においてはお金という訳です。

その為人は少しでもお金を多く人よりも求めます。

すべては生き残るためなのですから当たり前の事で、それに後ろめたいものを感じる必要性はありません。

しかし組織と言うもの、社会と言うものを人間が作り上げて長い時が経ち、既にある程度の生きていくのに必要な要素を取り合える人と言うのは決まってしまっています。

簡単に言うと一定以上のお金を持つという事は最初からお金持ちでなければ出来ないという事。

トマピケティの示してくれた資本主義の問題点は資本主義であろうとなかろうと最終的には人間が組織を作った時点で起こりえた問題であるといえます。

不労所得と言う発想は正にそれの体現です。

用は自分自身が働かなくとも誰かの働いたお金をもらうことが出来る立場になるという事であり、誰もがそんな立場になれるかどうかを少し考えてみたらそんな事はないのが分かります。

なので私達庶民には美味しい話は「流れてこない」のが普通の事なのです。

もしそうした不労所得を手にする事ができる機会があるとするなら人間関係構築や、庶民ではない人に認められるだけの結果を出すなどすると言う相当な努力によってその情報について知り、関れるようになる必要があります。

その為私達一般庶民が手に入れられる不労所得と言うものは、ある意味「不」労働所得ではないのです。

不労所得はしっかりと労働することでしか手に入らない

先程述べたように不労所得とはその言葉通り本当に何も「労」していない一般庶民には手に入れられません。

もっとこの言葉を知ってもらうために詳しく説明していきます。

そもそも不労所得とは、労働の対価として得る賃金・報酬以外による所得を指すので、働かずとも得られる収入または収入源という意味で用いられると言う意味では間違いなく「不労所得」です。

例えば預金の利息、貯金の利子、賃料収入、FXや株などの投資による収益を指す場合や、有価証券や不動産等の権利自体を売買し、その売買差益を指す場合などもこの場合「労働」とはされませんので不労所得にあたります。

宝くじやギャンブルで得た配当、各種補償金なんかも不労所得と言おうと思えば言えますが今回はこれは例外と思ってください。

私が良く人に説明するときは各種印税や著作権なんかを上げますが、それらを含めてもう一度不労所得と呼ばれるものを見返してみてください。

最初からそもそもある程度の資金がないと得られないものもあります、リスクを背負うものもあります、一定以上の才覚や運の要素が加味されたりもします。

ここまで見たらもう一度考えてみてください。

これって本当に「労」していない人に得ることの出来るものですか?

それでもできると言う人は要るでしょう、運と言う要素は何事においても馬鹿にできるものではなく、本当に運だけで一攫千金、億万長者という事だって世の中には存在します。

しかしその確立は低すぎて当てにできるものではありません。

その為本当に不労所得を手に入れようと思うのであれば自ら「労」して手に入れる必要が本来はあるのです。

元本保証は基本ありえない

ここまでの不労所得の説明である程度は不労所得と言うもので騙されないためのポイントは理解していただけたかと思います。

不労所得と言うのは結局「今」の労働の対価としてもらわない労働の成果やリスクの伴うリターンであるため、運以外の要素で手に入れることは基本的に出来ないという事に気をつければ良いわけです。

そしてそういうもので不労所得があるのであれば「元本保証」なんてことはありえるはずがないのです。

労働の対価にいくらもらうのが適切だと本来誰が決められるのでしょうか?

リスクを一度負った以上、今していなくても過去に負ったリスクのせいで損失を受けることがないという事ができますか?

そもそも元本保証をうたっている人がいたとしたら、それは出資法違反にあたる違法行為です。

その為、「元本保証」「必ず元を取ることが出来る」という言葉を聞いたらその瞬間に、逃げを打つのが正解です。

不労所得と言うものの利益を生むために必要な事を知っている人が、あるいはその価値を知っている人が、そうした言葉を口にするはずがないのですから。

具体的な成果をどれほどの事をしたら挙げられるかという事を比較やデータで見せて着すぎると言うのも怪しいものではありますが、それ以上に気をつけるべきはやはり「元本保証」と言う言葉です。

ついつい乗せられて安心感を生む言葉ですが正に悪魔のささやきであると断言できます。
 

不労所得を手に入れるために

以上の事から偽りの不労所得の誘惑に騙されないようにするために必要な事は大体理解していただけたかと思います。 勿論コレだけに気をつけていたら大丈夫かと言いますとそんな事もありませんし、本当に運によってもたらされたチャンスを警戒しすぎて棒に振ってしまうこともない訳ではありません。 しかし基本的にやはり不労所得とは結局のところ手に入れるためには必ず対価が必要であり、多くの場合労働することが必要なものなのです。 不労所得、もしこの言葉を聞いたときにその言葉だけで良いとか悪いとかの判断をするのではなく、しっかりと情報を集めて、リスクを考え、自分で納得した上で。つまりしっかりと「労」した上で、この不労所得と言う存在を受け止めて欲しいと思います。

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