教師の給料が低い理由とは?「教師の質の低下との関係性」

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教員の給料って高いと思いますか?

世の中には様々な職業があり、様々な給料体系が存在します。

そして同じ職業、同じ職位であってももらえる給料と言うのは企業や国によってバラバラです。

その為、自分が貰っている給料と言うのが割に合う報酬であるのかどうか社会人であったのならば一度は考えたことがあるでしょう。

当然世の中には納得の行く報酬としての給料が与えられる職業も存在してはいますが、中にはどう考えてもしている事に対して割に合わない給料しかもらえていないと言う職業だって存在します。

殆どの人がどうせなら自分のしたことに見合うだけの正当な報酬と言うものを求めるというのは実に当たり前の事であり、そうした割に合わない職業につきたくないと思うのは実に当たり前の事。

しかしやってみないとそもそもその職業でもらえる給料が割に合わないものなのかどうか分からないという事だって沢山あるものです。

もちろん何をもってして割に合わないかどうかを決めるのは人それぞれではありますが、それを考える上でも情報と言うのは必要です。

今回この記事で取り上げる職業は学校に勤める教師と言うもの。

この職業の平均的な給料と、実際に教師と言う仕事をする上でするべきことや一般的な職場環境と言うものをご紹介し、もらえる給料が割に合う報酬と思えるかどうかを考える上での参考になればと思い今回記事を書かせていただきました。

あなたは教師のもらえる給料を高いと思いますか?それとも安いと思いますか?

一般的な教師と言う職業の給料

さて教師と言う仕事の給料は割に合う報酬であるのかどうかを考えるに辺り、まず最初に教師のもらえる給料をご紹介していこうと思います。

学校と言ってもどこまでを学校と捉えるのかは人によって様々でしょうが今回の記事では小学校から高校までの学校について取り上げます。

なぜなら幼稚園と大学と言うのはなるための資格はもちろんの事、今回の記事で後ほど紹介するような「実質必ず必要となる業務について」と「絶対に遭遇する事態」の例外になってしまうからです。

なのでもし幼稚園や大学での「先生」についてこそ知りたいという方には申し訳ないのですが、今回の記事は小学校から高校までの学校を対照とさせていただきます。

更にもう一つ断っておくと小学校から高校までと範囲を狭めては見たものの、その中でも私立と公立と言った学校によっての違いでその給料は変わってきますし、常勤なのか非常勤なのかで差も出てきます。

その為この記事ではあくまでそうした全て「教師と言う職業でもらえる給料」として一括りにしたものの平均をとった金額をご紹介するという事は覚えておいて下さい。

ではいよいよ給料について紹介していきます。

まずは小学校の教師の給料は学部卒で基本給が22万円ほどでこれに住宅手当などの各種手当が加わります。

基本給と手当を合わせたものから保険料や税金などが引かれて大体の手取りは20万円を切るぐらいになるようです。

一般的な企業の平均賃金で20万円を超えるとなると中々珍しいと言われる時代ですから金額的には安い給料とは言いがたいところがあると言えるでしょう。

続いて中学校教師の給料を紹介すると、こちらの場合は教員免許の習得するための過程の違いもあるのか少々落ちて基本給が20万円前後で同じく各種手当てがあるのが平均です。

当然同じように惹かれるものがありますので手取りにすると18万円ほどとなり、一般企業のそこそこ良い給料の会社と同じレベルになってきます。

しかしそれでも中小企業の営業職や、事務職と比べて高い給料です。

最後に高校はとなってくると中学校の教師の方と殆ど違いはありません。

こちらの場合は教員免許の取得について小学校と中学校ほど違いがない事がその要因と見ることもできますが、高額な学費の私立高校の存在がありますので平均として出した数字通りの給料である人は多くはないともいえますが平均すると大体中学校の教師と同じ給料になります。

大体こうしてみてみると給料自体は悪くはなさそうで、教師と言う仕事がどうして給料が安いと言われているのかとさえ思えるほどです。

しかしそう言われることが多いという事は、やはり「割に合わない給料だ」と思っている人が多いという事なのでしょう。

実際に教師と言う仕事をする上でするべきことともらえる給料

続いて給料自体は安くないのに、割に合わない給料であると思われることがある教師と言う職業の「すべきこと」についてご紹介していきましょう。

最初にあげるべきは教師と言う職業をした事がある人、もしくはその職業につこうと思い志した教育実習を受けた人なら誰もが知っているように、

一般企業でいう所の「サービス残業」「お持ち帰り残業」が他の企業と比べてない日は無いと言うレベルである事です。

公務員である公立の教師であろうともこの残業については同じ事が言え、勤務時間は8:30から17:00であっても生徒であったころを思い浮かべてもらえばわかるように、そんな時間から学校に来る教師なんてまずいませんし、そんな時間に帰って行く教師は殆ど見たことはないでしょう。

なぜならすべきこと、やらなくてはならないことが多いからです。

分かりやすいところで行くと職員会議、ベテランであっても人に物を教える立場である訳であり、最低限の予定立てはもちろんの事、授業によっては準備も要りますし、そうした授業内容の研究、必要な知識集め。

中学校、高校となってきたなら補習授業や部活動の顧問をすることもあるでしょうし、情報が開示している人の平均値だけとってみても平均で一ヶ月で250時間労働と言う数字が出てきます。

単純に考えて1日八時間労働区切りで計算すると、週休二日で一ヶ月に21日×8時間で168時間ですからなんと実質100時間近くのそうした就業外での労働が一ヶ月であると言えます。

基本的に一部の私立学校以外には残業手当なんて物はなく、それどころか残業代すらない事も多く、「自己判断による自己責任での自発的な行動」としてこうした時間外の行動は見做されますのでこの分は「見做し残業」として給料に入っていると考えられます。

他にも教師の業務で関る相手は子供である生徒がメインで、時には子供以上に接し方を学んでいない子供の保護者であるためにそちらへの理解も必要です。

一般企業であったなら相手も一人の大人である事が殆どですので仕事をしていく上で時間が過ぎれば相手の立場も分かってきますが、子供に戻ることも出来なければ、積んできた経験を頭の中から消し去ることも出来ないために、自分から理解しようとしなければ理解は出来ません。

保護者と言う立場になるにはそもそも自分が親の立場でなければなれず、下手をすると一生なれない立場でもありますからコレもまた理解するための努力と労力を要します。

最低でもこの2つのしなければならないことを抱えた上で、教師の給料は先程触れた金額なのです。

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