悩めるトレーダーにヒント!勝ち組への道

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トレーダーの悩みのタネ

「買ったら下がる、売ったら上がる」初心者が陥りがちな失敗例です。「なぜ下がるのか?」「買わずに見ていたら大きく上昇してしまった」こんなことはありませんか?
レートの動きはどうしたら理解できるのか。
巷の投資本にない情報を知りたい。そんな人に助けになる話しを紹介します。トレードで勝ち続けること、負けないこと。勝ち組投資家になるにはどうしたらいいのか、ここで考えてみましょう。

乖離(かいり)とは?

画像はドル円の日足チャートです。画面には一目均衡表が表示してあります。
このかい離とローソク足の関係がFXで重要な要素を占めています。水色の線が転換線、紺色の線が基準線になります。共にチャート分析で重要な役割を果たしている線なのです。
ローソク足と基準線、転換線との間隔が広がっていくことが「かい離が広がる」ということになります。「買ったら下がる」こんな時にはチャートで見ていて乖離が広がったりしていませんか?
よく思い出してみると、大きな上昇があってその後にスゴイ勢いで下げてきたりしたことありますよね?黄色の矢印の示しているところをご覧ください。ローソク足と水色の転換線との間が広がっています。
この間隔が広がっていくということが、乖離が広がるということです。そして「買ったら下がる」の原因の一つです。赤色の矢印の示している部分では、黄色矢印のところよりも更に間隔が広がっています。これだけ広がると急速に下がってくる可能性もありますから注意が必要です。ですが、乖離が広がったから必ず下げてくるとも限らないところが難しいのです。「下げてくるから買うのを控えよう」そう考えているとチャンスを逃してしまうこともあるのです。橙色の矢印のところは遅行線とローソク足との乖離を示しています。この間隔が広がっていくこともサインの一つになります。次は具体例を挙げて乖離について解説します。

◆乖離具体例1.日経平均株価指数日足

画像では日経平均の日足チャートを表示しています。
通常であればローソク足と転換線や基準線との間隔が広がりすぎると狭まる方向へと進みます。
画像のチャートではローソク足とそれぞれの線が重なるようになっているのが確認できるでしょう。この頃は私たちの年金を預かるGPIFがポートフォリオを見直し、株へと比重を移した時でした。
NISA口座が利用できるようになり、税制の問題から株式投資への関心度が高まった頃です。「アベノミクスで株が上げていくと聞いたのになぜ?」というほどに日経平均は上下動を繰り返しました。
この時でもアメリカの利上げ問題から「上がっては下がる」を繰り返していたのです。普通は乖離は広がるといつかは狭まる方向に進んでいくのです。
ですがそうならないこともあります。次は世界的に有名なユーロドルを見てみます。

乖離具体例2.ユーロドル日足

画像はユーロドルの日足チャートです。
黄色の矢印の所では特に何事もなくトレンドも発生していません。
2014年ごろに起きていたユーロの下落が一段落したため、レンジ状態になっています。このユーロドルの下落トレンドは半年ほどで1000pipsも動いたので稼いだ人も多くいるでしょう。ユーロドル1000pips分の利益
・1,000通貨なら1万円の利益
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・100,000通貨なら100万円の利益
・1,000,000通貨なら1,000万円の利益2015年1月、そこから再びユーロの下落は再開します。
理由はギリシャ大統領選に絡む欧州不安の再燃と言われていて、下落に勢いがつきました。赤色の矢印のところでは乖離が広がっているにもかかわらず、更に大きな下落がありました。
セリングクライマックスにも思える下げがありましたが、その理由もECBによる量的緩和が増額されていたというサプライズが原因のようです。つまり、乖離が広がっていても更に進んでいく理由があるなら進むのです。
ユーロという通貨は暴落を繰り返すことで有名です。
欧州債務問題やギリシャ問題でも急速にユーロ安が進んだ過去を持っているのです。

乖離具体例3.ユーロドル週足

画像では2014年から2015年までのユーロドル週足チャートを表示しています。
先ほどの日足のチャートと期間は同じです。
ローソク足の隣にある転換線(水色)と基準線(紺色)との間が大きく広がっています。
週足で見る事でも極度に乖離が広がっていることが分かります。これだけの大きな下落は普通はありえないことです。黄色の矢印のところで、一度はユーロの下落は止まりました。理由は定かではありませんが、進みすぎたユーロドルの下降トレンドはいつかは止まる運命にあります。
それが黄色の矢印のところにあったかに思えたものの、ユーロは更に下がり始めるのです。ユーロ不安の再燃もありますが、真実のところは投機にしか分かりません。

なぜ乖離が重要なのか?

株式投資でもFXでも投機がいます。
投機とはヘッジファンドやインターバンクディーラーなどで、個人投資家も投機に含まれます。この投機はトレードを行うときに必ず反対売買を行います。買い注文をした時にはいつかは売りの注文をするということです。
投機が注文を集中して行うときには乖離が広がるものです。そして彼らは今か今かと決済のタイミングを待っています。決済タイミングの一つがこの乖離の広がり具合にもなるのです。
初心者が「勝ったら下がる」で負ける理由が投機の決済だったりもするのです。「負けたくない、ただ乖離は広がっている」
「今買わないと上がっていくかもしれない」そんな状況はよくあることなのです。
その時にどういった行動を取るのかが投資家の良し悪しを決めるのです。時間軸を切り替えてみることでも色々な情報が分かります。
1時間足と日足とではチャートの見え方も違ってきます。
トレードがうまくいかない理由が週足や月足にあったりもするのです。
その中でも一目均衡表と乖離は判断の助けにもなる部分ですから特に重要視してみましょう。

まとめ

「買ったら下がる」理由の一つが乖離です。
チャートを見ていて思い当たる節があったらこの乖離が原因かもしれません。
乖離が広がっていてもまだまだ伸びていくことはたくさんあります。伸びる理由があるかどうかなのです。欧州問題が長引くユーロは下落の勢いが止まりそうにありません。
対して、円の動きはどうでしょうか。
円もまだ伸びる余地を残しながらも乖離は狭まり円高方向に向かいつつあります。プロの投資家であればそれぞれの投資判断を持っているものです。
ダウ理論であったりライン割れだったりします。
そのどれもが投資では重要なポイントになっていますから覚えていくと必ず役に立ちます。

編集後記

難解に思えるテクニカル分析ですが、慣れてくると面白く見えてくるものです。
乖離のことが少しはご理解いただけましたか?
分かりやすく解説しましたが、もっとチャートを見ていくと勝てるトレードが出来るようになります。

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