初心者が陥りやすいテクニカル分析の「だまし」5選

テクニカル分析の落とし穴「だまし」

個人投資家がトレードをする場合、ほとんどはチャートを見て判断すると言います。
しかし、テクニカル分析やインディケーターは使い方も難しく「だまし」が多くなるものです。
初心者、未経験者が負けトレードをなくすには「失敗例を覚えていく」ことが大切。
今回のテクニカル分析で外れやすいパターンを知ってトレードに役立てましょう。

テクニカルだまし1.ゴールデンクロス

FXや株式投資の場合、移動平均線やMACDラインのゴールデンクロスが一つの勝ちパターンと言われています。これも間違いではありませんが、だましが出て負けトレードになることも多くなってしまいます。上昇トレンドの最中ならゴールデンクロスが勝ちパターンになりやすい部分はありますが、他の分析も必要になっていきます。画像の豪ドル円の場合のように各ラインがゴールデンクロスをした後に為替レートが下げるケースを想定しなくてはなりません。日足以下の時間でゴールデンクロスしていても週足でまだクロスしていなかったり、ファンダメンタルズ要因など他の原因を考える必要もあります。

テクニカルだまし2.デッドクロス

売りのサインになるのがデッドクロスですが、ラインがクロスしただけではだましが多くなるものです。他のテクニカルと組み合わせたり時間軸を切り替えると良いと多くのトレーダー、アナリストは言いますがやはり失敗が増えることが多いものです。例えば上の画像のドル円日足チャートがあります。2014年ごろでの大きな円安トレンドがあり、このまま上昇し続けるのかそれとも押し目を作って下げてくるのか難しい局面にありました。移動平均線やMACDもデッドクロスをしている局面があります。ここでも円安の動きが強く為替レートは上昇を続けました。一般的に上昇トレンドは多くの投資家が参加し、勢い付いて止まらなくなるものです。ただその後ドル円レートは大きく下落して押し目を作ってきました。日足で見ると不可解な動きにも見えますが、週足などでも判断すると分かりやすくなることもあるでしょう。デッドクロスでの勝ちパターンは下降トレンドで起きやすく、上昇トレンドの最中ではだましが出やすくなるものです。

テクニカルだまし3.トレンド転換

お金がない一般トレーダーはトレンドにだけ参加するともいいます。上昇でも下降でも、トレンドは初心者が利益を出していくチャンスです。しかしこのトレンドでも「どこまで継続していくか」が分からないためにトレードの判断を難しくさせるものです。上の画像はユーロドルの上昇トレンドから、一転して下降トレンドへと変わった部分を表示しています。チャート上ではトレンドが続いていながら下降していき、再度上昇しようとしていたのが6月7月ごろになっているのが表示されています。日足などの短い時間軸ではトレンドが終わったようにも見えて、週足や月足ではまだ重要なラインも割れておらずトレンドが継続しているようにも見えます。ユーロドルの場合、欧州の経済問題が発生してユーロの売りが浴びせられました。こうして上昇トレンドは終焉し、一気にダウントレンドへと変貌を遂げることになったのです。

テクニカルだまし4.一目均衡表

株式投資では一目均衡表は多くの投資家が注目するテクニカルとなっています。これは為替相場であるFXでも通用することからFXのチャートにも取り入れられ活用されています。一目均衡表は基準線や転換線、遅行線を見ますがこれも単体で見るとダマシが多くなる傾向があります。抵抗帯として働く雲も一気に突き抜けてくるなどのパターンも見られ、絶対的に信頼できるものではありません。特に「三役好転」「三役逆転」などは重要なサインとして見られていますが、「三役好転したから買う」というトレードでは負けが付きやすくなるでしょう。一目均衡表は難解なテクニカルとして知られています。原書は分厚い書物で数冊分にも及ぶ重厚な内容であったとも伝えられていて、時間論などの独自の理論を提唱していると言われています。この一目均衡表はサインツールとしては機能しづらく、裁量トレードとして考えると機能しやすいはずです。

テクニカルだまし5.サポートレジスタンス

チャート分析する上で重要なポイントはサポート、レジスタンスのラインと言われます。ただしこのラインの引き方や「どのラインが重要なのか」は判断が分かれるところで、実際にテクニカルだましになりやすいポイントです。上記画像はユーロ円の日足チャートです。それまで黒い横線で引いたラインが割れずに上昇していました。つまり、日足のレベルでは重要なサポートラインとして機能していたということが言えるのです。しかし、10月16日にこのサポートラインを割り込んでその直後に反発上昇しました。こうして下ひげが伸びる場合は「買い」を示唆していることも多いものですが、サポートラインを少し割り込むという難しい局面にあったのです。結果はチャート上にある通りもみ合いながら大きく円安へとトレンドが進行しました。サポートライン割れをしましたが上昇トレンドは継続する形となり、売り=ショートをしていたトレーダーは損切りすることとなったのです。

まとめ

勝ちトレードをしたいなら、負けトレードをしないことが重要です。
FXは多くの人が参加するものの、だましに遭い損をしてしまうことが多いものです。
多くの一般トレーダーが陥りやすいテクニカルダマシは他にもあります。
知識をたくさん吸収していって利益を出し続けられるトレードをしていきましょう。

編集後記

今回紹介したのは自分自身の失敗例でもあります。「失敗から学ぶ」ということが大切と言われていても、誰でも負けトレードはしたくないものですね。負けトレードを繰り返してお金がない人になりたくないものです。

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