FX投資や株式投資でよく聞く経済指標とは?

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fxや株の取引をするとき、各国の政府や中央銀行が発表する経済指標というのはとても重要なものになります。

景気の動向などを見ながら売買していくことになるので、重要な指標は常にチェックしておくべきでしょう。
では、そんな経済指標について、詳しく解説したいと思います。

1.経済指標とは経済の状況を判断するためのものである

経済指標というのは、各国の政府や中央銀行が発表する、経済状況を数値化したものです。
物価や金利、景気など、経済の状況を構成する要因を数字にして、経済の現状などを把握することが出来ます。
fxや株のマーケットというのは、その国の経済状況に応じて変化していきます。
景気が悪ければ価値は下がり、景気がよくなることで価値が上がる、というのはどんなマーケットでも同じです。
経済状況に応じて変化するマーケットの予測をするうえでも、経済指標というのはとても役に立ちます。
相場に影響を与える経済指標はたくさんあり、それぞれに重要な意味があります。
ですが、中でも注目されるのは、世界でも最大の経済大国であるアメリカの経済指標です。
実際に、アメリカの経済指標が発表される前後では、マーケットの価格の変動が大きくなります。
他の国の経済指標も同じですが、経済指標の数値次第でマーケットの価格は大きく変動するので発表日を把握して、変化に対応することが大切なのです。

2.米雇用統計は重要な指標のひとつである

経済指標の中でも、特に注目されていて、特に重要な指標であるといわれているのが、アメリカの雇用統計です。
アメリカの雇用統計の中でも、非農業部門雇用者数と失業率は、マーケットの価格に大きな影響を与えます。
非農業部門雇用者数の数値というのは、景気の良し悪しで変動の少ない農業従事者以外の、景気によって変動がある雇用者数の統計になっています。
雇用者数の増減は景気に大きな影響を与えるので、特に注目されるのです。
また、失業率が高ければ景気が悪いという指標にもなるので、こちらも注目されます。
アメリカの経済指標が注目されやすい理由は、毎月発表されていることや統計調査の幅が広いことなどが、注目されやすい理由になっています。
経済指標は、発表される頻度が多かったり、発表時期が速いものほど最新の状況を把握することが出来るので、注目度も高くなります。
アメリカの雇用統計が発表される毎月第一金曜日は相場の変動が大きくなるので、経済指標の発表を注目しつつ、相場の動きにも注目しましょう。

3.経済指標を見るなら、国内総生産を見る

経済規模を示す指標の中で、ほとんどの国や地域で発表されている国内総生産、GDPも注目される指標です。
国内総生産(GDP)というのは、一定期間内に国内で生み出された付加価値の総額のことです。
その国や地域の経済規模を表す指標になっているので、GDPも相場に大きな影響をあたえ、最も重要な指標のひとつになっています。
GDPの大きな特徴のひとつとして、同じ国の同じ時期の数値が複数回発表されることがあります。
例えば、イギリス、アメリカ、ユーロ圏などは、速報値、改定値、確報値と3回発表されます。
改定値は速報値発表から1ヵ月後に発表され、確報値は改定値発表から1ヵ月後に発表されます。
日本やフランス、ドイツは、速報値と確報値(日本の場合には、一次速報と二次速報)の2回発表されます。
複数回発表されるGDP数値の中で、最も注目されるのは最初に発表される速報値です。
とはいえ、改定値や確報値でも、速報値と大きく数値が違うという結果になれば、その数値によって相場は大きく変動することになるので、経済指標の中でもしっかり注目して尾くべき数値なのです。

4.小売売上高を見れば経済を知ることが出来る

経済指標の中で、消費動向を注目したいというときには、小売売上高も注目すべき指標になります。
経済状況を判断するときには、雇用情勢なども重要になりますが、消費活動という点も重要なポイントになるのです。
いくら雇用者数が増えていたとしても、消費が少なければ景気はよくならないのです。
小売売上高は、百貨店やスーパーマーケット、コンビニなどの小売業者の売上額をまとめたものです。
多くの国では、経済規模の6割を占めているのが消費活動です。
なので、消費活動に注目することは、その国の経済動向を見ていくことに繋がるのです。
また、鉱工業生産の数値も、より消費活動の状況を分析するために必要なものになります。
鉱工業生産というのは、コンピューターや電化製品などの工業品の生産高を表したものです。
サービス業や個人消費の状況を推測することが出来るので、消費動向を分析するときの経済指標としてとても重要なポイントになるのです。

5.経済指標を見るときには、景況感指数に注目する

景況感指数も、重要な経済指標として注目されています。
景況感指数というのは、消費者やアナリストに現在の景気や今後の動向についてアンケート調査を行って集計したものの結果です。
消費者などの意見はとても重要で、景気がよくなっていると思えばプラスになる回答が増え、景気が悪くなればマイナスになるような回答が多くなるのです。
このアンケートを数値化して発表しているので、景況感指数が低ければ景気は悪いと見られていて、景況感指数が高いと景気がいいと見ることが出来るのです。
アメリカの消費者信頼感指数も、景況感指数の一種で、注目されることが多い指数です。
アメリカの民間調査機関が毎月公表しているもので、1985年時点を基準値(=100)として、数値が100未満であれば、1985年より景気が悪いことを意味しています。
逆に、100以上であれば、1985年よりも景気がいいことになります。
経済指標の中で景況感指数に注目することは、今後の消費活動を予測する上でも大切なことなのです。

まとめ

1.経済指標とは経済の状況を判断するためのものである
2.米雇用統計は重要な指標のひとつである
3.経済指標を見るなら、国内総生産を見る
4.小売売上高を見れば経済を知ることが出来る
5.経済指標を見るときには、景況感指数に注目する

編集後記

経済情勢によって価格が変動するものであれば、経済指標をチェックしておくことはとても大切なことです。
これによって損を少なくしたり、利益を上げることが出来るようになるのです。
経済指標のポイントを知って、取引の参考にしてみてください。

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