投資信託での甘い罠!売れ筋ランキングだけを信じてはいけない5つの理由


投資信託を購入するとき、売れ筋ランキングのようなものを参考にして購入をする人がいます。

ですが、実際に資産を増やすことが出来る投資信託と、旬ではない投資信託は売れ筋ランキングだけでは判断できないのです。
では、投資信託の購入時に売れ筋だけを信じてはいけない理由について考えてみましょう。

1.投資信託の売れ筋は、参考程度にしておくのが一番である

投資信託を始めようとするときには、「とりあえず人気のものを買っておけば間違いない」と思って売れ筋ランキングなどを参考に購入を決める人がいます。
雑誌などでも紹介されていたり、販売会社の窓口でも売れ筋の説明をされたりします。
なので、「売れ筋を買っておけば」と思ってしまうのは当たり前なのです。
売れ筋ランキングというのは、純資産残高や資金流入額などでランキングされたものです。
ですが、その数字というのは、どの投資信託がたくさん売れているか、という目安になるだけで、たくさん売れている投資信託が全て利益を上げているかというとそうではありません。
投資信託が売れることと、その投資信託が資産を増やすことは、全く別のことなのです。
ですがもちろん、たくさんの人に買われている投資信託というのは、たくさんの人が利益になると期待しているものでもあるので、そんなに悪いものではないということもできるでしょう。
投資信託の売れ筋などは、参考程度に留めておく方がいいかもしれません。

2.売れ筋ランキングの中で順位が落ちていく投資信託は購入しない

売れ筋を見ていく中で、過去数か月分のランキングを見ると順位が下がり続けている投信があることに気付くときがあります。
そういったものは購入しない方がベストです。
売れ筋は参考程度にしておくといっても、ランキングと言うのは「買ってはいけない投資信託」を見つけるのには役に立ちます。
売れ筋ランキングなどは、過去数か月分を遡ってみるようにします。
すると、数ヶ月前から現在に至るまで、順位が下がり続けているような投資信託があれば、これは資金が流出しているという証拠になります。
売れ筋であればたくさんの人が購入するので、その投資信託にはたくさんの資金が集まります。
売れ筋でなければ、他の投資信託に移ってしまう人もいるので資金は流出していきます。
資金の流出はランキングが下がるという結果になって現れるので、このような投資信託は買わない方がいいでしょう。
売れ筋を見る場合、過去数か月分に渡って確認をして、資金が流出している可能性がある投信は除外するようにするといいでしょう。

3.ランキング上位の投資信託は、金融機関が売り出したものなので長期的に良いものであるとは言えない

投資信託の人気ランキングの結果というのは、あくまでも金融機関が「頑張って販売した結果」なのです。
ですから、投資信託を購入して、資産が増えるかというところの話からは少しずれてしまうのです。
投資信託の販売会社などは、「この投資信託を売りたい」と思うと、色々なキャンペーンを行ったりします。
するとそのキャンペーン目当てで購入する人がいるので、一時的にいい結果になって現われることがあります。
これだと、販売会社などが戦略的にランキングを変えるような結果になったといっても過言ではないでしょう。
投資信託というのは資産を増やすためのものなので、長期的に良い結果になることが求められます。
キャンペーンなどで購入した投資信託が、長期的な運用で良い結果になるかというと、そんな保証はできないのです。
金融機関の投資信託の販売力が人気の売れ筋ランキングなどに反映されてしまうので、それだけを信じて投信を購入するのは止めた方がいいかもしれません。

4.売れ筋の投資信託が今後も良い成績を残すとは考えづらい

投資信託の売れ筋というのは、購入した人が多い物がランキングされていきます。
では、ランキングされるような投資信託はどのように見つけてくるかと言うと、過去の運用実績などを参考にしているのです。
売れ筋というのは、純資産残高などの数字がランキングの結果となって現れるものです。
また、過去の運用実績から判断して、「今後の売れ筋は…」と触れ込む雑誌などもあるでしょう。
過去の運用実績などは、あくまでも過去の数字です。
ですから、将来的にその投資信託が資産を増やすことが出来るかどうかというところまでは判断することができないのです。
投資信託の運用成績を示す「騰落率」などは、今を最後の基準としています。
なのでやはり、過去の数字を基にしているので、将来の予測には向いていないのです。
投資信託に限らず、どんな投資であっても将来を予測することは難しいと言えるでしょう。
だったら、闇雲に売れ筋を買ったりしないで、リスクの少ない投資信託を探すことをおすすめします。

5.一定期間で大きく値上がりした投資信託は下落する可能性がある

投資信託の値動きで、一定期間に大きく値上がりするとその後下落するというケースが見受けられますが、これは売れ筋ランキングから少し判断をすることが可能です。
例えば、中国株式ファンドなどの、特定の資産クラスだったり、特定の国や地域に集中投資している投資信託というものがあります。
これが売れ筋ランキングの上位に食い込んできているということは、一定期間で投資信託の売り上げを大きく伸ばしたということになるでしょう。
売り上げを伸ばす原因は、マーケットの上昇です。
そのまま上昇し続けて、利益をあげつづける場合もありますが、実際には明日下落してしまうかもしれないと言う危険性もはらんでいるのです。
マーケットは常に上昇や下降を繰り返していて、上昇し続ければいつかは下落します。
なので、売れ筋ランキングなどで一気に上位に来るような投資信託は、近いうちに値下がりするかもしれないと言う危険性があるということを覚えておきましょう。

まとめ

1.投資信託の売れ筋は、参考程度にしておくのが一番である
2.売れ筋ランキングの中で順位が落ちていく投資信託は購入しない
3.ランキング上位の投資信託は、金融機関が売り出したものなので長期的に良いものであるとは言えない
4.売れ筋の投資信託が今後も良い成績を残すとは考えづらい
5.一定期間で大きく値上がりした投資信託は下落する可能性がある

編集後記

投資信託を購入するときには、売れ筋だけを信じてはいけません。
多角的にその投資信託を見て、長期的に良いパフォーマンスが出来るかどうかが重要になるのです。
売れ筋だけを見て投資信託を購入すると、結果的に損をしてしまうかもしれないので要注意です。

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