ストキャスティクスのパラメータを設定するときの5つのポイント

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ストキャスティクスを利用するときには、パラメータの設定をしていく必要があります。

パラメータというのは、銘柄などに合わせて変更することで、よりテクニカルツールの精度を上げることができるのです。
ストキャスティクスのパラメータの設定について、紹介しようと思います。

1.ストキャスティクスのパラメータは銘柄に合わせて変更していく

ストキャスティクスを利用するときには、銘柄に合わせてパラメータを変えていく必要があります。
ストキャスティクスというのは、「買われすぎ」「売られすぎ」を判断するテクニカル指標になります。

一般的には、3日間や9日間で計算をしてグラフ化するのですが、全ての銘柄がこのグラフに当てはまることはありません。
銘柄によっては全く別のタイミングで売買のシグナルが出てしまったりするので、パラメータを変更しないと損をしてしまう可能性もあるのです。
損をしないためには、銘柄に合わせてパラメータを変更する必要があります。

例えば、Aという銘柄に合わせてパラメータを変更したいときには、Aの過去のチャートを参考にして、そのチャートの売買シグナルとストキャスティクスの山や谷がピッタリ一致する期間を設定していくのです。

ストキャスティクスは過去のデータを元に現在の相場の動きを予測していくものです。

なので、過去のチャートに合わせてストキャスティクスのパラメータを変更していくことで、効果のあるテクニカル指標になるのです。

2.パラメータの期間を長くするとゆっくり変化させることができる

ストキャスティクスのパラメータを設定するにあたって、一番悩むポイントは、「どのくらいの期間に設定するべきか」だと思います。
一般的には9日といわれているパラメータ設定ですが、9日間の設定では、少しの価格変化でグラフが0か100かに移動してしまいます。

期間を長くすると、%Kの数値はゆっくりと変化していくことになります。
ストキャスティクスは、%Kの動き方が重要なポイントになります。

降下しているときには0に近づいていき、上昇しているときには100に近づいていくのですが、9日間のように短い期間の設定だと、少しの値動きですぐに数値が変化してしまいます。

その結果、すぐに売りサインが出たり、買いサインが出てしまう可能性があるのです。
この場合には、ダマシが多くなってしまうこともあるので、注意が必要になります。

パラメータの期間を長くすることによって、数値の変化を緩やかにすることができます。
つまり、ダマシが少なくなって、じっくりトレードすることができるようになるということです。

ストキャスティクスのパラメータの期間の設定は、ある程度長く設定しておくといいかもしれません。

3.早く利益確定をしたいならストキャスティクスのパラメータを短く設定する

とはいえ、早く利益確定をしたいというデイトレードのような短期トレードの場合には、ストキャスティクスのパラメータ設定を短くする必要があります。
短期間のトレードでは、早めの利益確定が必要になります。

ストキャスティクスは短期のトレードに向いているテクニカル指標でもあるので、短い期間でのパラメータ設定をするという使い方もできるのです。

9日間のように小さい期間のパラメータを使いたいというのであれば、トレンドを敏感に嗅ぎ取ることで早めに利益確定をしたいというときに限ります。

ですが、売りサインや買いサインが出たからといって、そこを売買ポイントにしてしまうというのは、少し早計だということができます。
短い期間に設定したストキャスティクスのサインというのは、あくまでも目安に過ぎず、サインが出たら要注意というポイントなのです。

そのシグナルなどが連続して起こるようであれば、天井や底値であるという判断をしてもいいでしょう。
短い期間のパラメータに設定したストキャスティクスでは、連続するシグナルを見てから売買の判断にしましょう。

4.パラメータの期間を短くするとダマシが多くなる

ストキャスティクスのパラメータの設定を短くすると、デイトレードのような短期的な売買のためのシグナルを見つけやすくなります。
その一方で、シグナルの発生回数が多くなるので、ダマシも多くなってしまうのです。

ストキャスティクスには、シグナルの出現が遅いもののダマシが少ない「スローストキャスティクス」というものもあります。
逆にシグナルの出現が早く、先行性はあるもののダマシが多い「ファストストキャスティクス」もあります。

どちらか1つだけを使っていると、「ファストストキャスティクス」の場合にはダマシに合う可能性が高くなり、「スローストキャスティクス」ではタイミングが遅れてしまうことがあります。

なので、ストキャスティクスをテクニカル指標として使う場合には、どちらの指標も取り入れるようにして、なおかつ、他のテクニカル指標と併用することが望ましいと言えます。

また、万が一ダマシにあってしまった場合に備えてロスカットなどを設定しておくことも、ストキャスティクスのパラメータ設定のときには必要になります。

5.ストキャスティクスのパラメータは必ず設定しなおすことが大切になる

ストキャスティクスを利用するのであれば、投資スタンスによって期間のパラメータを変更していく必要があります。
例えば、デイトレードなどの短期的なトレードが主な場合には、短い期間での設定が望ましいでしょう。

長期的なパラメータ設定をしてしまうと、デイトレードで必要なシグナルを発見することはできなくなってしまいます。
逆に、長期間のトレードを主として行っている場合には、長期的なパラメータ設定をしましょう。

短期のパラメータ設定のままだと、シグナルの発生回数が多く、長期的なトレードには向かないのです。
また、投資する銘柄によってもパラメータを変更していく必要があります。

銘柄ごとに人気や、底値から上昇していくタイミング、天井圏から下落していくタイミングなどは違ってきます。
それぞれに対応するようにパラメータを設定していくことも、ストキャスティクスの利用には、とても重要なポイントになるのです。

まとめ

1.ストキャスティクスのパラメータは銘柄に合わせて変更していく
2.パラメータの期間を長くするとゆっくり変化させることができる
3.早く利益確定をしたいならストキャスティクスのパラメータを短く設定する
4.パラメータの期間を短くするとダマシが多くなる
5.ストキャスティクスのパラメータは必ず設定しなおすことが大切になる

編集後記

ストキャスティクスのパラメータ設定は、とても大切なことであると分かったと思います。
初期設定のままの数値ではまるチャートは少ないので、自分にあった数値を設定することをオススメします。

ストキャスティクスはとても優秀なテクニカル指標なので、100%の力を使うためにも、パラメータ設定を行ってください。

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