ストキャスティクスとは?初心者でも見方・使い方がわかる4つのポイント

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ストキャスティクスについて

元々は米国のチャート分析家であるジョージ・レーンという方によって考案されました。

いわゆる、テクニカル指標の1つです。これは1950年台に考案され、その後1966年にラリー・ウィリアムズという方によって改良されました。主に逆張りにおいて使用されている指標です。では、どのように見ていけば良いのでしょうか。今回は簡単にご説明させて頂きます。

現在の価格と過去一定期間内を比較する

では、ストキャスティクスとは一体どのような手法なのでしょうか。まず、過去の一定期間の中で、再高枝と最安値のレンジを見ていきます。その中で、現在の価格は一体どこに位置しているのかを示しています。

0から100までの間があり、0はボトム値、100はピーク値となります。このストキャスティクスが100に近づいていると、現在の価格が過去一定期間内での最高値に近づいているという事です。

また、逆に0に近づいていると最安値に近づいているという事になります。そのため、一目見て現在の状況と過去一定期間との比較が出来るため、非常に見やすい手法です。

これはいわゆるオシレーター系指標と言われています。前述のように一目で現在の株価の状況が判断出来るため、使い勝手の良い手法です。また、複雑ではなく理解も早いため初心者の方でも比較的早く理解する事が出来るというメリットもあります。

つまり、現在の価格は過去の一定期間の中で、最高値と最安値どちらに傾いているのかを一目で把握する事が出来るというものです。

ストキャスティクスはどのような売買に向いているのかを知る

では、ストキャスティクスはどのような売買に向いているのでしょうか。基本的には、いわゆる押し目買いもしくは利食い売りに効果があると言われています。

基本的に、過去の最高値と最安値どちらに近いのかを一目で判断する事が出来る手段です。

そのため、市場が過剰に反応していないかを見る事が出来ます。

投資を行っていると、どうしても市場が過剰に反応してしまう時があります。初心者の方の場合、こういった時に特に騙されてしまいがちです。慣れてくると騙しではないのかという判断を自分でもある程度行えるようになりますが、初心者の方ですと難しいものがあります。

そこで、こういった市場の状態を把握する為にも使い勝手の良い手法なのです。

ちなみに、基本的に80%以上で高値圏、20%以下で安値圏となります。レンジにばらつきが発生する事もあるため、基本的には-Fastと併用する事が多いです。

他にも、現在は-Fastの代わりに-Slowと併用するという方法も考案されています。

ストキャスティクスはトレンド系指標と併用する

どんなツールやテクニックでも言えることですが、ストキャスティクスにもやはり騙しが存在します。では、騙されないためにはどうすれば良いのでしょうか。

まず、騙しの内容を把握しましょう。これは、トレンドの勢いにつられてしまう事があるのです。

例えば、高い%を超えるとここが売りのタイミングだと思ってしまうのは当然の事です。しかし、そのまましばらく上昇トレンドが続いてしまう事があるのです。

そこで、重要になるのがいわうるトレンド系の指標です。例えば、初心者の方でもわかりやすい手法といえば移動平均線やMACDと組み合わせる事です。これにより、お互いの欠点をそれぞれ埋める事が出来るのです。

相場の方向性をしっかり把握していないとついつい騙されてしまうという事が増えてしまいます。そこで、方向性を把握するためにもストキャスティクスはトレンド系指標と併用するのが最も最適な利用方法だと言えます。

基本となる2つのラインの計算式を理解する

株価の振れ幅を見るオシレーター系指標の1つ、ストキャスティクス。このストキャスティクスの基本は「%K」「%D」と呼ばれる2つのラインです。そこで、この2つのラインの説明と計算式をご紹介致します。

まず、「%K」はそのまま現在の価格が過去のどの状態に位置しているのかを表しています。この数値の大きさがそのままレンジの高値安値に直結しているのが特徴です。

%K=(今日の終値-過去n日間の最安値)/(過去n日間の最高値-過去n日間の最安値)

この式で計算します。通常、期間には5を設定するケースが多いのですが人によっては異なる期間を設定している方もたくさんいらっしゃいます。

次に、「%D」です。これは、「%K」を滑らかにしたものです。

%D=(n日間ストキャスティックスの分子のm日移動平均)/(n日間ストキャスティックスの分母のm日移動平均)

この式で計算します。基本的に、移動平均期間には3を使っています。

まとめ

  • 現在の価格と過去一定期間内を比較する
  • ストキャスティクスはどのような売買に向いているのかを知る
  • ストキャスティクスはトレンド系指標と併用する
  • 基本となる2つのラインの計算式を理解する

編集後記

今回はストキャスティクスについてご説明させて頂きました。

テクニカル分析の多くは、他と併用して使用するものが多いです。

更に、皆さん独自の組み合わせで活用されている方が多いですね。

しかし、初心者の方が無理に組み合わせを試してしまうと混乱してしまう場合もあります。

逆にストキャスティクスについてしっかり理解出来るようになった、という方もいらっしゃいますが、まずはしっかり基本から覚えていきましょう。

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