MACDを使いこなすための6つのチャートの見方・使い方

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FX投資でよく使われるMACD(マックディー)を使いこなすための6つのチャートの見方・使い方

MACDは二本の移動平均線を用いたオシレーター系のテクニカルツールです。今日はMACDの見方・使い方について説明していきます。それではどうぞ。


チャートの見方・使い方1.MACD(マックディー)とは

MACD(マックディー)とは、Moving Average Convergence / Divergence Trading Method(移動平均・収束・乖離トレーディング手法)の略で、ジェラルド・アペルが考案したオシレーター系のテクニカルツールです。MACDは2本の移動平均線の向きや乖離、そしてクロスなどから売買サインを見つけるテクニカルツールです。

チャートの見方・使い方2.MACDには指数平滑移動平均(EMA)が使われている

MACDには指数平滑移動平均(EMA)が使われています。EMAとは指数平滑移動平均と呼ばれるモノで、一般的に使われている移動平均線とは別のものになります。

一般的に使われている移動平均線はSimple Moving Average(シンプル・ムービング・アベレージ)と言い、日本では単純移動平均線と呼ばれています。単純移動平均線は名前の通り、単に過去n日間の価格の平均を線で結んだだけの移動平均線です。

一般的に移動平均線と言われる時は、この単純移動平均線(SMA)が使われます。一方、EMAとはExponential Moving Averageと言い、日本では指数平滑移動平均と呼ばれています。

指数平滑移動平均(EMA)は単純移動平均線(SMA)の欠点を補うために作られた移動平均線で、日付の新しい、より直近の価格の重要度を高くした移動平均線です。

MACDでは単純移動平均線(SMA)ではなく,指数平滑移動平均(EMA)が使われています。

なぜ単純移動平均線(SMA)ではなく,指数平滑移動平均(EMA)を使っているかと言うと、指数平滑移動平均(EMA)は直近の価格の比重を高くしているため、単純移動平均線(SMA)よりも反応が早いためです。

そのため、MACDには反応が早くて使い勝手の良い、指数平滑移動平均(EMA)が使われています。

チャートの見方・使い方3.MACD(マックディー)とシグナルの2本の線を理解する。

MACDにはMACD線とシグナル線の2本の線が存在します。

MACD線は『チャートの見方・使い方2・MACD(マックディー)には指数平滑移動平均(EMA)が使われている。』で説明した指数平滑移動平均(EMA)が使われています。

次にシグナル線について説明します。シグナルはMACDの平均を線で結んだ単純移動平均線になります。そのため、シグナルの方がMACDよりも少し遅れて反応し、滑らかな曲線を描きます。

チャートの見方・使い方4.0より上で上昇トレンド。0より下で下降トレンドである。

MACDの使い方は基準値である0より上か下かで判断します。

MACDとシグナルの2本の線が0より上の場合は上昇トレンドであり、逆に0より下の場合は下降トレンドになります。つまり、2本の線が0より上にある場合は買いでエントリします。

逆に0より下に2本の線がある場合は売りでエントリーします。

チャートの見方・使い方5.MACDのゴールデンクロス、デッドクロスは売買サインである。

MACDに使われている2本の線は移動平均線なので、ゴールデンクロスとデッドクロスが存在します。

移動平均線におけるゴールデンクロスは短期移動平均線が長期移動平均線を下から上側に抜けることを指します。デッドクロスはその逆で、短期移動平均線が長期移動平均線を上から下側に抜けることを指します。

MACDのゴールデンクロスとデッドクロスの基本的な考え方は、移動平均線と同じになります。MACDが短期移動平均線であり、シグナルが長期移動平均線と同じ扱いになります。

そのため、MACDにおけるゴールデンクロスとは、MACDがシグナルを下から上側に抜けることを指します。逆にデッドクロスとは、MACDがシグナルを上から下側に抜けることを指します。
簡単にまとめると、

  1. MACDがシグナルを下から上側に抜ける(ゴールデンクロス)→買いサイン
  2. MACDがシグナルを上から下側に抜ける(デッドクロス)→売りサイン

となります。

チャートの見方・使い方6.MACDでダイバージェンスが発生した時は利益確定する。

MACDにもRSIのようなテクニカルツールと同様にダイバージェンスが発生します。

ダイバージェンスとは、相場の動きとMACDの動きが逆の動きをする逆行現象のことを言います。ダイバージェンスの探し方は、

2通りあります。

  1. ローソク足が高値を更新しているのにMACDが高値を更新していない
  2. ローソク足が安値を更新しているのにMACDが安値を更新していない

ダイバージェンスが発生した場合はトレンドが反転する可能性があります。

そのため、ポジションを持っている場合は一度決済して様子を見た方が良いでしょう。

編集後記

如何だったでしょうか?MACDは移動平均線と使い方が非常に似ています。

仕組みは簡単ですが、非常に奥の深いテクニカルツールです。他のテクニカルツールと併用して、あなたにあった使い方を探してみてください。最後までお読みいただきありがとうございました。

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