個人投資家が注目するアルゴリズム取引の可能性とは

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人工知能とアルゴリズムは同じなのか?そもそもアルゴリズムって何?

人工知能とアルゴリズムって一緒なのか。

アルゴリズムってなんか難しそうでそんなのがマーケットにいると勝てないよ。

など思っていないでしょうか。

アルゴリズムは簡単な注文形式のことです。

さて、アルゴリズムについてみてみましょう。

  

アルゴリズムの昨今

DIY(Do It yourself)で、アルゴリズム取引が脚光を浴びている。

趣味の仲間やインターネットでの広義なので、何千人ものトレーダーが自前の取引ソフトを作ってしまって、それで取引をしている。

インタラクティブ・ブローカーズ・グループ社は、自宅でアルゴリズム取引を行う人を集めて、取引支援のサービスを提供している。

ヘッジファンドが米国の議会公聴会や規制当局からも規制を受けて、自宅で取引をしていたトレーダーが「フラシュクラッシュ」を起こした容疑で逮捕された。

アルゴリズム取引

2010年に導入された、東京証券取引所のシステム、「アローヘッド」。

「アローヘッド」により1000分の1秒という超高速で取引ができるよういなり、市場は大きく変化することとなりました。

コンピュ-ターが自動で判断して自動で売買を行うことをアルゴリズム取引といいます。

超高速処理を利用して自動売買するシステムを「HFT」といいます。

アルゴリズムを利用する目的として、「リスク軽減」、「コスト削減」、「機会損失の軽減」があげられます。

リスク軽減は、大口注文をして市場に影響を与えることを酸くすること。

売買の自動化によるコスト削減、マクロ指数、値動きなどを監視して、自動売買し利益を出せる取引の機会を見逃さないことを目的としてアルゴリズムが組まれています。

投資家が発注時に証券会社が提供する複数の執行ストラテジー(アルゴリズム)から選択する方法が一般的です。

2012年時点では、東京証券取引所に占めるアルゴリズム取引は、発注自体の45%になっています。

約定に対する比率でも28%、売買代金で見ると、36%を占めるまでになっています。

アルゴリズム取引の種類

TWAP注文(Time-weighted average price)の略で、大口注文を均等に分割して、適当なタイミングで注文を出すアルゴリズムです。

機関投資家やファンドマネージャーが発注した注文を分割してマーケットに出すというそれだけのアルゴリズムです。

日系225先物で2分から3分おきに、数枚の注文が一定期間出し続けられるのがTWAP注文です。

流動性の高くない板でTWAP注文が執行されると容易に察知されて咲きまわり注文をされてしまうため流動性の高い板で行われることが多いです。

VWAP注文は、執行価格をVWAP(Volume Weighted Average Price)に近づけるアルゴリズムです。

そもそも、VWAPは、機関投資家が株を買い付けるタイミングを計る指標として使われているものです。

VWAPでは、市場の強気、弱気が判断でき、抵抗線、支持線としての働きを持ち、ファンドなどが買いを入れる基準となっています。

株価がVWAPを上回っている状態は、今日買った人全員の損益がプラスで、株価がVWAPを下回っているときには、マイナスであることがわかります。

CWAPに近づくと買いを入れる投資家、VWAPトレーダーがいるので株価が跳ね返ることがあります。

VWAP注文は、大口の注文を過去の平均的な日中出来高分布に応じて注文を分割し、適当な時間間隔で執行するアルゴリズム取引です。

アイスバーグ取引は、大口注文による市場の影響を軽減するアルゴリズム取引です。

大口注文を出すと、値動きを左右する程度のインパクトをもちます。

その値動き回避する目的で行われる取引です。

コンピューターが大口注文であることをマーケットに察知されないように、小口に分割して一気に売買の注文を出します。

歩み値をみても、大勢の投資家が注文を出したように見えて大口注文だとは気付かれません。

ステルス取引、ステルスは忍びの意味をもち、レーダーに細くされないことをいいます。

このステルス取引は、誰にもわからないように注文を出すことです。

大口投資家が売り注文を出すときに利用します。

ステルス取引のアルゴリズム取引を用いると、板をみてもあるはずの売りが存在しません。

ほかの投資家が買い注文を入れると瞬間的に約定します。

HFT取引で超高速取引を行うことによって投資家が会を入れた瞬間に売りをぶつけます。

それにより売りの他手玉を見せずに注文を出すことができ、マーケットに影響を及ぼさずに取引をすることができます。

イベントに反応するアルゴリズム、マクロ指数やニュースが発表されることに反応して自動で注文を出すアルゴリズム取引です。

企業のIR情報を監視していて、更新がかかると自動的に買いを入れたり、緊急自身速報を監視していて、震度5以上の場合には売りを入れたりするアルゴリズム取引などあります。

裁定取引・出遅れ察知するアルゴリズム取引

同じ価値のあるいくつかのものを監視していて、割高のものを売り、割安のものを買いその差益を得る取引のことを裁定取引といいます。

コンピューターにいくつかの価格を監視させて、児童で売買をさせて差益を得ます。

また、連動する銘柄を選出した上で、その銘柄軍が上昇している中で出遅れしているものを察知し、自動で買って利益をえるアルゴリズムがあります。

見せ玉アルゴリズム。

見せ玉を出して、値動きを活性化させて流動性を高めることを区的とするアルゴリズムです。

売買する意思はないのに、大きな注文板を作ると、それにほかの投資家が反応して注文を入れます。

売買が起こることにより、値動きが活性化します。

見せ玉は禁止されていて、相場操縦の違反となります。

逆手に取る取引、取引をしていると、アルゴリズム取引に遭遇することが多々あります。

特にステルス取引はよく目撃されています。

売り注文が大量に出されたのに、板が動かないときにはステルス注文の可能性が高いと考えられます。

ステルス注文は個人投資家が出すことができないので、大口投資家が買っているサインとして受け取ることができ、上げる意思があることを確認することができるので、買うことができるなど対策を取ることができます。

個人が出せるアルゴリズム取引注文

カブドットコムは2010年から自動売買を個人に対して提供をしている証券会社です。

このカブドットコムでどのような注文を、個人投資家がだせるのかをみていきましょう。

カブドットコム証券は、1999年の開業以降、自動売買でのリスク管理の重要性を継続して訴え続け、その認知も高まりました。

ネット証券屈指の自動売買の特許を持っています。

自動売買発注方式は、逆指値、トレーリングストップ、W指値、±指値、Uターン注文、リレー注文、バスケット(一括)注文、時間指定注文、IOC注文が提供されています。

逆指値は、多くの証券貸家で提供されているので、ご存知の方も多いで消化が、「指定の価格まで下落、上昇した場合」に出される注文です。

ロスカットや相場上昇時の一定の値段を超えたときに、その流れにのるための注文などに利用します。

トレーリングストップは、株価の変動を追うように、一定の値幅で逆指値の価格を自動修正して追いかける注文です。

高値の更新にあわせて逆指値が動いて追いかけます。

W指値は時価の上の価格と下の価格で指値と逆指値を同時に発注します。

・リスク管理目的で使います。

±指値は、「始値、終値、約定価格」を基準にして、基準値からいくら下がったら買い注文を発注するといった注文方法のプログラムでほかの注文と組み合わせることで取引の幅が広がります。

Uターン注文は、買い注文と同時に売り注文を予約する注文方法です。

デイトレーダーや時間に余裕がない人向けです。

リレー注文は、最初の注文が約定すると次の注文が発注される注文で、A株を売って、その資金でB株を買うという一連の注文が注文できます。

次に、バスケット(一括)注文は、「現物」、「信用」、「先物」、「オプション」の複数の注文を一括で発注することができます。

時間指定注文は、何時何の運になったら、何分後には、という時間を指定して注文、訂正、取り消しをする自動売買です。

最後に、IOC注文は、Immediate Or Cancelの略です。

指定した価格化それより有利な価格で即座に一部か全部を約定させ、約定できなった注文量はキャンセルされて板に残らない注文です。

アルゴリズム取引についてはいかがでしょうか。

ちょっとした注文形式の特殊なものぐらいの認識でおよそ間違いではないと思います。 自動売買とは少し異なるものであることが理解いただけたかと思います。 自動売買はコンピューターが判断しますが、アルゴリズムは少しちがうかな、ぐらいです。 マーケットでの動きを理解する一助としてアルゴリズム取引について知っておくのも役に立つことがあるかもしれません。

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