大胆予測!2016年は円高になる?それとも円安になる?


どういう時に円高になり どういう時に円安になるのか?

こう考えてくると、円高になるか円安になるか、考えれば考えるほど頭がこんがらがってきますね。

そもそも、どういう時に円高になってどういう時に円安になるのか、その基本を抑えておきましょう。

一般的に「世界経済全体が好調なら円安」「世界経済全体が不調なら円高」になると言われています。

その理由は、日本円に対する信頼性が高いことに他なりません。

日本は「対外純資産残高が世界一」で、海外にたくさんの資産を持っている国なのです。

そして、日本が保有している対外純資産の額は350兆円以上とも言われているのです。

ですので、そんな安定した日本に投資をしておけば、経済危機も乗り切れる可能性が高いと外国人投資家が考えるからこそ日本に資産を移そうとして「世界経済全体が好調なら円高」になるのです。

そう考えると、2016年の世界経済がどうなるかを予測することで2016年が円高になるのか円安になるのかの大きな判断材料になる事がおわかりですね。

世界経済の安定性と為替

では、2016年の世界経済はどうなるか、考えてみましょう。

正直に言って、2016年は2015年から引き続く様々な深刻な問題を抱え、しかも解決していないと言っていいでしょう。

IS(イスラム国)のテロ問題、ギリシャ危機に端を発するEUの経済危機、シリア問題、トルコ問題、ウクライナ問題、増え続ける難民問題、中国経済破綻の危機、PM2.5による大気汚染など深刻さを増す環境問題、エネルギー問題などなど。

日本においても東日本大震災の復興はまだ時間がかかりますし、少子高齢化、赤字財政、大規模災害の可能性など問題を数えていたらきりがありません。

日本がパリに引き続いてイスラム国からのテロの対象になる可能性さえ示唆されています。

そう考えると、「世界経済全体が不調なら円高」ですので、2016年は円高になる可能性が高いと考えられます。

もちろん、上記の問題は解決の手段がないわけではないので、各国が協調して具体的な解決に乗り出せば世界経済は安定し、もし災害やテロなどが起こっても乗り切れると思います。

そうなれば、引き続き円安の状態が続くことも考えられます。

でも、その“各国が強調する”ことが一番難しいようです。

先のパリで開催された「気候変動枠組み条約第21回締約国会議」(通称:COP21)の様子を見ていても、先進国と新興国で地球温暖化対策の「温度差」が明らかになっているように、それぞれの国がそれぞれの主張をくりかえし、世界全体、地球全体的な視野で見ていないように思えてならないからです。

為替変動があなたの生活に及ぼす影響

さて、それでは2016年の為替の動き、とりわけ対米ドルでの円の動きはあなたの生活にどのような影響があるのでしょうか?

ごく普通に考えれば、円の方が高いと円が強いのだから円高の方が良いのでは?と思うかもしれませんが、もちろんそんなに単純な問題ではありません。

「円高不況」という言葉は聞いたことがあると思いますし、現にここ数年の円安でトヨタなどの日本企業が息を吹き返しています。

乱暴にまとめると、円安・円高のどちらになっても、得をする日本人もいれば損をする日本人もいるのです。

では大きな為替変動に備え、どうすれば良いのでしょうか?

一番良いのは複数の外貨に分散投資することです。

2016年は先に述べたように世界的な混乱が相次ぐ可能性がありますので、正確に相場を予想するのがますます難しい一年になりそうです。

そこで、「安定性」「流動性」「収益性」の3つの尺度であなたの大切な資産を分散しておくべきです。

なんだかんだ言っても、日本円は安定していますので、日本円を全て海外資産に変えるのは無謀でしょう。

世界の基軸通貨のドルもやはり安泰でしょう。

ユーロは正直言って予測がつきません。

今後EUがどのようになっていくか、大きな変換点に立っていると思えるからです。

せめてドイツ経済が安定していれば、と思うのですが、ヨーロッパのあちらこちらに火種を抱えているのが現状です。

新興国は成長性が高く、資産としてもっておいても良いですが、急上昇する可能性がある代わりに暴落する可能性もあるのがこわいところです。

今回のアメリカの利上げでも新興国には大きな影響があるでしょうし。

だからこそ複数の通貨に分散することが大事なのです。

場合によっては金(ゴールド)などの物に変えて保管しておくのもよさそうです。

2016年、日本にハイパーインフレが起こる可能性は?

さて、そのように様々な対策を講じても、日本にハイパーインフレが起こってしまえば意味がないかもしれません。

お金を一生懸命貯めていても一晩で紙切れになってしまうかもしれないのです。

そんなハイパーインフレが日本のような成熟した社会で起こりうるのでしょうか?

今、「黒田バズーカ」と呼ばれる金融緩和策で通貨が大量に刷られていますが、この程度ではハイパーインフレは起こりません。

戦争規模のなにかが起これば別ですが。

2016年、慌てないことも大事

2016年がどんな一年になるか、それは分かりません。 未来がどうなるかは誰もわからないからです。 でも、予測はいくらでもできます。 そして、より正確に予測するために様々なデータや過去の傾向などを学び、考えることが大事です。 2016年、円高になるか円安になるか、いくつかのデータを元に予測してみましたが、あなた自身でも2016年の日本、そして経済の行く末を考えて見てください。 一番まずいのは、他人の意見に振り回された挙げ句、過ったビジネスや投資をして失敗し、その失敗を他人のせいにすることです。 そうではなく、自分の頭で考え、実行し、その行動に対する責任を自分で持つことです。 マスコミで偉い肩書きの人が発言した言葉を鵜呑みにせず、少し間を取って「本当にそうなのかな?」と思いを巡らせるだけでも大きな進歩です。 そのような考え方ができる人であれば、為替がどんなに変動したところで揺るがずに対応することができるでしょう。

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