学校で教えてほしかった為替の基本と資産作り

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今さら聞けない【為替】の基本を理解して、今後の資産作りに生かしましょう!

新聞やニュースでよく耳にする為替について、実はいまいちわかっていないけどなんとなく使っている人もいますよね。

今回は学校で教えてほしかった為替の基本と、為替初心者でもわかりやすい資産運用法をまとめました!
  

そもそも為替って何?

為替ときくと、一番最初に思い浮かぶのはお金ではないでしょうか。実は為替とは決済手段のことを指すってご存知でしたか?

為替は大きく分けて【内国為替】と【外国為替】に分かれます。

内国為替とは、国内で行われる現金の移送を行わない決済のことを指し、外国為替は日本円から外国通貨に両替をし、わざわざ外国へ現金の移送を行わずに決済を行うことを指します。内国為替と外国為替の最大の違いはこの外貨への両替です。

また、現金の移送を行わない決済とは、為替手形や送金小切手などの信用手段で行う決済のことを指します。

為替レートとは

外国為替を行ううえで、外貨の交換が必要になります。

例えば1アメリカドルと日本円を交換したい場合、1アメリカドルを購入するために日本円がいくら必要になるのか、という概念が為替レート(為替相場)です。

ちなみに、円安ドル高なんて言葉もよく聞きますが、例えば1アメリカドルの購入に日本円で100円の為替レートのときに、1アメリカドルの購入のために日本円で101円必要になると、円安ドル高と呼びます。

円の価値が安くなってしまい、、1アメリカドルの価値が高くなっている状態です。

円が安い!といわれると、100円から99円に下がったとき、と思いがちですが、どちらの価値が上がったのか、を基準に考えるとすっきりしますね。

参照:為替の基礎知識 | じぶん銀行
http://www.jibunbank.co.jp/guidance/basic_of_exchange/

 

銀行の外貨預金で運用をする

銀行に行ったりネット銀行にログインをすると必ず目につく!というほど宣伝をされているのが外貨預金です。

外貨預金とは日本円を外国通貨に両替し、預金することを指します。

外貨預金を行うことで得られるであろうメリットとしては2つあります。
1、日本の預金金利より外国の預金金利のほうが高い
2、円高のときに外貨を買って、円安のときに外貨を売ると、その差が利益になる(為替差益)

上記2点はあくまでも得られるであろうという想定であり、購入した通貨の国の情勢により金利が変動するリスクや、円高がどんどん進んでしまい、決済時に購入金額より下回る(元本割れ)リスクがあります。

外貨【預金】という言葉を使っていますが、リスクが伴う預金であるため注意が必要です。

しかし、金利変動リスクや為替の変動リスク以上に、日本の預金金利が低いため、外貨預金を購入するのは資産を作るうえでよい手段といえるでしょう。

ちなみに、2016年2月20日現在の三菱東京UFJ銀行の預金金利は1ヵ月物の定期預金で年0.025%となっており、1年間100万円を預けたら250円増える計算です。

実際に1年預ければ複利計算なのでもう少し増えますが、どちらにせよコンビニATMで時間外手数料を払うと飛んで行ってしまう金額ですね。

同じく三菱東京UFJ銀行の外貨預金は、2016年2月現在で豪ドルの1ヵ月物が年10%というバナーがホームページ上に乗っていました。

年100万預ければ110万円ということになります。

当然上記であげたリスクもありますが、それでも10%は魅力的ですね。

参照:外貨預金とは?|ジャパンネット銀行
http://www.japannetbank.co.jp/investment/fcd/see/first/index.html

参照:円預金金利|三菱東京UFJ銀行
http://www.bk.mufg.jp/cdocs/list_j/kinri/yokin_kinri.htm

参照:外貨預金 | 三菱東京UFJ銀行
http://www.bk.mufg.jp/tameru/gaika/

FXを利用した外国為替投資

外国為替証拠金取引(通称FX)も外貨を購入して運用することが出来ます。

FXとは 【foreign exchange】の略語で、本来は外国為替取引を指す言葉を、最近では外国為替証拠金取引をさしてFXと呼ばれるようになりました。

外国為替証拠金取引とは、将来必ず反対売買することを約束し、外貨を購入する際に証拠金を担保として預け入れる取引です。

反対売買とは、アメリカドルを100円で購入した場合、いつか必ず決済(この場合持っているアメリカドルを売る)することを指し、FXはこの決済で為替差益を狙うことが出来ます。

しかし、通常の外貨預金とは違い、証拠金の25倍の外貨を取引することが出来てしまうため、利益も損も25倍になります。リスクもリターンも大きいため、投機的な商品という扱いを受けることが多いです。

非常にハイリスクな印象を持っているかもしれないFXですが、実は銀行の外貨預金よりも優れている点があります。

それは、外貨を購入する際の【コスト】です。

銀行で外貨を購入する際、手数料無料!と書いてあっても、注意深く金額を確かめてください。

銀行や証券会社も慈善事業ではありませんので、どこかで利益をお客さんからもらわないといけません。

その利益は買付、解約の際の手数料もしくは、購入時の外貨の為替レートに上乗せされています。

例えば全く同日の同じ時間に、A銀行で1アメリカドルを100円を買う場合、B銀行では101円、Cトレード(FX会社)では99円と、銀行と比べて割安で購入できるのが一般的です。

これはFX会社や銀行の外貨預金なのか、銀行のFXなのかでも為替レートが違うことがあります。

また、これは購入時だけでなく、外貨を売る場合にも利益を上乗せされています。FXではこの買うときの金額と売るときの金額の差をスプレッドと表現します。

また、外貨預金で受け取れた金利差はFXでも受け取ることが出来ます。

この金利差をスワップポイントと呼ばれます。

取り扱う会社によって金額が変わりますが、スプレッドも比較的銀行よりもFX会社のほうが多く受け取ることができるのが一般的です。

気を付けて欲しい、投機と投資の違い

FXは投機的な商品とみられがちである理由は、最大25倍の外貨の購入ができることを利用し、為替差益を出そうと証拠金を投入し、短期売買を繰り返してしまうところにあります。

しかし、最大で25倍の外貨購入なので、1~5倍程度の外貨購入に抑えて、長期的に外国通貨を持つことに専念すれば、スワップポイントの利益も積み上がり、損を減らせる可能性が高くなります。

ここで抑えておくべきポイントは、投機は【機会を投げる】と書きます。その字のとおり、チャンスを待って売買する、いわばギャンブルです。

投資は【資産を投じる】と書きます。

こちらは投機とは違い、資産を投じて、投資先を育てるような感覚で長期間かかわっていきます。

FXはその仕組みから、投機的な取引とみられがちですが、長期的に持ち続ける感覚で通り引きを行えば、コストを抑えた外貨投資が可能です。

しかし、あくまでもFXは預金ではないので、当然預金の保護等があるわけではありません。

リスクは必ず頭に入れておきましょう。

まとめ

為替の基本はいかがでしたでしょうか。 意外と知らない金融用語は多いですが、為替は新聞やニュースで必ず聞く言葉ですし、投資における長期投資の考え方からいっても、できるだけ早いうちに知って早くから資産形成をしていきたいですね。 しかし、金融商品には必ずリスクが付きまといますので、リスクを十分に理解して、許容できるリスクの商品から取り組んでいきましょうね。

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