お金がない人が必ずしも金のありがたみや感謝の心があるとは限らない

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大阪都構想が否決されて

大阪都構想は、賛成と反対がほぼ真っ二つに割れ、ごくわずかな差で反対票が上回った為に否決になりましたが、賛成の多いところと反対の多いところもきれいに分かれていますね。反対の多いところは、生活保護受給者が多く、生活水準も低いところでした。そこで、西成区の65歳男性生活保護受給者は、こんなことを言ったそうです。「生活保護受給率全国ワーストワンから抜け出すと宣言しとった橋下市長も引退するゆうことやし、わしらの生活も安泰や。人の米びつに手突っ込むような人様の道に外れるようなことはしたらあかん。住民投票前の運動も(街宣が)煩かったしな。これでやっと平穏な生活が戻るで」

まるで、生活保護を受給するのが偉いかのような、当たり前かのような言い方ですね。お金がないから、生活保護をもらうのは当たり前かのような言い方ですが、その生活保護はどこからまかなわれているか、それは紛れもなく税金です。


筆者の母親は80歳過ぎていて、年金生活なのですが、それでも、「若い人達のおかげで私達は生活出来ているんだから感謝しなくちゃ」と言っています。確かに、生活保護受給額は、必要最低限ギリギリの額で、十分とは言えません。そもそも、「人の米びつに」と言っていますが、生活保護を受ける自体、税金からまかなわれているわけだから、「人の米びつに手突っ込む」ことになっているわけです。なので、こういう人達を見ただけでも、お金のない人が必ずしもお金のありがたみを持つ心や、感謝の気持ちを持っているとは限りません。このような考え方をする人達がいるから、不正受給する人が現れたり、生活保護受給基準が厳しくなったりするのです。実際、ソースを読んでみても、その65歳男性の言っている言葉に対し、「死ねや老害」とか、「真面目に生きる人間がバカを見る」といった書き込みがありますが、思うようなところに就職出来ず、一生懸命働いて、色々引かれたら生活保護受給よりも厳しくなっているような人が存在することを考えたら、そのような書き込みをしたくなる人の気持ちもわかります。

生活保護で贅沢三昧か?

生活保護は、単身者で概ね11万円程度、家族を持っている人で24万円程度と、他に収入がない、或いはわずかであることを考えると、決して十分な暮らしが出来る額とは言えません。何しろ、そこから家賃を払わなければならないわけですから。しかしながら、実際には、家族や親類から援助を受けながら、生活保護はしっかりもらって、旅行に出かけたり、歩いて10分程度で行かれる距離をタクシーで出かけたり、毎日タバコを2箱も吸ったり、贅沢な食事をしている人も多かれ少なかれ存在し、筆者の知り合いにもいます。支給されればすぐにそれでお酒を買ってしまったりもしています。それでいて、生活保護受給額の少なさに文句を言っていたりします。その上、タバコ代が足りないからといって、他人にもお金を借りることまでしています。生活保護受給時は、病院が無料というのもありますが、それらをいいことに、好き勝手なことをしている人がいるのも現状です。こういった人達を見ても、お金がないからといって、必ずしもお金のありがたみを感じる心や、人に感謝する気持ちがあるとは限りません。むしろ、生活保護で、その受給額で送れるとは思えない程、贅沢な暮らしをしながら文句を言っている人もいるのです。このような人の存在も、生活保護受給基準が厳しくなる要因なのではないでしょうか? 更には、家族がいて、24万円の生活保護で足りないと文句を言っている人がいます。これも、確かに家族がいることを考えれば、24万円では十分とは言えません。しかし、実際は、派遣社員だったら月24万円も貰える人は少なく、正社員だってそんなに貰えない人は珍しくもありません。そのような姿を見てしまうと、一生懸命働くのが馬鹿馬鹿しく思える人が出てくるのも無理もないでしょう。確かに、受給額の範囲内でなら何をしてもいいでしょう。しかし、それでお金を使いすぎて生活が苦しくなったからと言って、文句を言うのは筋違いではないでしょうか?

日頃生活出来ることに感謝を、生活保護受給には確かに見直しが必要か?

一度苦しい人生を送り、ホームレス同然にまでなったのが這い上がって今は社長になっている人は、苦しみをわかっているから、お金のありがたみもわかります。また、順調にいっていた時に有頂天になっていたことを反省して、むしろ謙虚になっている人も多いです。このように、生活保護受給だからといって、卑屈になっていてはかえって良くありませんが、私はこれこれこうでこうだから生活保護を受けるのは当たり前なんだと、さも生活保護を受けるのが偉いかのような態度は改める必要があるのではないでしょうか? 生活保護では十分な生活が出来ないというのなら、早く努力して、生活保護受給の状態から脱出して本当にいい暮らしをしようとする考えが重要だと思います。また、受給されている範囲で自己責任でお金を使い、足りなくなったからと言って文句を言うのはやめるべきでしょう。

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