ハマれば一日じゃ足りないかも!?実はこんなに面白い「囲碁」というゲーム

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「ヒマつぶし」とか「時間つぶし」という言葉がありますね。

英語でも「時間をころす」という意味の表現ですので、何をして過ごすか思いつかない場合の時間というのは、もったいないとは分かっていてもなかなかやっかいなシロモノのようです。
お金がない時というのもやはりそうで、例えば給料日直前の休日などは家でじーっとしているだけ、などついつい無為に時間を過ごしてしまいがちです。
しかししかし!あまりにももったいないではないですか!「時は金なり」という格言どおり、時間はとっても貴重なもののはず。
そんな時だからこそ、夢中になって時間を過ごせる楽しい遊びをしたいもの。

クラシカル?でも刺激的なボードゲーム!

お金をかけず、お家でもじっくり取り組めて、なおかつ長時間楽しめるもの…ここはやはりゲームしかないでしょう!
今回ご紹介するおススメのゲームはズバリ、「囲碁」です!
まことにクラシカルなイメージの強いこのボードゲーム、どちらかというと年配の方が愛好していそう、とか、ルールが複雑で難しそう、とか、白と黒がびっしり並んでよくわからない、等々、ちょっととっつきづらい感じがしませんか?
でもほんとはそんなことないんです。基本的なルールとしてはとっても簡単、「見どころ」さえ分かればこんなに面白いゲームがあったのか、と夢中になること請け合いですよ!
それでは「囲碁」とはどんなゲームなのか、その大まかなところをご紹介しましょう!

囲碁は「陣とりゲーム」!

囲碁で用いる盤は正式なものは19×19マスの「十九路盤」と呼ばれるものです。将棋やチェスの8×8マスのボードに比べると随分と多く、そして広いという印象を受けますね。
盤上に並べるのは白と黒の丸い石で、凸レンズを二枚、背中合わせにはり付けたような形をしています。ボードは他にも9×9マスや13×13マスなどのものもありますが、ここでは十九路盤を基本にお話をすすめてきたいと思います。
囲碁の基本ルールはこうです。
相手の石を縦横の四方から囲めば、その石を盤上から取り去ることができます。そして空いたそのスペースは自分の「陣地」となり、最終的にその「陣地」の面積(目)の多い方が勝ち、というもの。
ね?とってもカンタンでしょう?

多様な戦略の応酬が魅力

もちろん、ゲームを進めていくうえでは細かいルールや禁則事項があり、それらが囲碁をややこしく感じさせているのかもしれませんが、大まかにはこのようにとてもシンプルな勝敗の決し方といえるでしょう。
では何が、囲碁を世界中で愛されるボードゲームとして印象付けているのでしょうか?
同じく伝統的なボードゲームとして人気の高い、「将棋」と比較しながらその魅力について述べていきましょう。
ひとつには、一手の石がもつ「働きの多様さ」があるでしょう。囲碁は将棋のようにいろいろな機能をもった「駒」ではなく、すべて同じ色・同じ形・同じ大きさの「石」を盤上に並べていきます。一見とても地味ではあるのですが、さにあらず。どのような局面で、またはどのような戦法で打つかによって、その「石」は前線を守る歩兵にもなれば敵情を探る斥候にもなり、はては敵陣に突撃する切り込み隊長にも睨みを利かせる狙撃兵としても機能するなど、千変万化の働きを行ってくれるのです。
これは特定の機能を与えられていない、という「石」の性質を有効利用できるものであり、将棋に例えればひとつのい「石」が「歩」にも「桂馬」にも「飛車」にもなり得る、ということが言えるでしょうか。つまりは「どのタイミングでどこに打つか」という選択がその「石」の機能を定めるとも言い換えられます。
また、囲碁では広大な盤上を利用して、そこかしこで戦闘(陣地争い)が同時並行的に進められます。将棋やチェスが一部隊対一部隊の正面激突、といったスタイルであるのに対して、はっきりと囲碁を特徴づける要素のひとつです。
つまりあっちでもこっちでも繰り広げられる戦いをすべて把握し、最終的にはそれらをまとめあげて全体として相手に勝つ、ということが求められるためより「戦略的」な視点が求められるゲームであるといえるでしょう。

戦国武将も嗜んだ!

戦国武将や作戦を立案する軍師などが好んで、あるいは教養のひとつとして囲碁を嗜んだというのも、実際の戦における用兵の方法と同様であるから、とも言われています。
そう、囲碁とは伝統的な「戦略シミュレーションゲーム」なのでした!

「囲碁」が教えてくれた「全体最適」の心構え

前述のとおり、囲碁では最終的に自分の陣地となった部分の「目」が多い方が勝ちであり、それがたった一目差であったとしても勝ちは勝ちです。
したがって、盤上の各所で繰り広げられている戦いで、ある箇所では劣勢でも他で挽回する、あるいは一見劣勢に見えても隣の戦場と結合することによって一気に形勢逆転する、などということもしばしば起こります。
そう、囲碁では「全体最適」こそが重要なキーワードとなるのです。
これはお金がないから…と落ち込んだりした時に発想の転換への大きなヒントになりました。お金がない=楽しくない、ではなく、お金がなくても、あるいはないからこそ工夫して楽しめることもある、ということに気付かせてくれるものだったのです。
そんな楽しくも示唆的なゲームである囲碁、実はハマるとものすごく時間のかかるゲームでもあり、プロの対局では丸一日では終わらないこともしばしばだとか。
単なる時間の過ごし方という以上に、生涯を通じて楽しめるよい趣味になるかもしれませんよ!

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