短期決戦のループにハマる!紙とエンピツでもできる「五目並べ」がアツい


「○×(マルバツ)」ってゲームしたことありませんか?

3×3のマス目に○と×を交互に配置して、先に三つ連続で並べた方が勝ち、というシンプルなゲームです。
ノートの切れ端にエンピツで、または地面に棒きれで、などどこでも簡単に楽しめるので学校の休み時間に友達とよくやった、という方も多いのではないでしょうか?

「三目並べ」と「五目並べ」

このゲーム、日本では正式には「三目並べ」と呼ぶそうです。読んで字のごとく、先に三つ並べるということですが、もう少し数の多い「五目並べ」というゲームがあるのをご存じですか?
「五目並べ」は碁盤と碁石を使って行います。やはりその名の通り、先に連続して石を五つ並べた方が勝ち、というものですが、「三目並べ」よりは随分と複雑になり、時間ももう少しかかることがあります。
とはいえ、囲碁や将棋などに比べれば「短期決戦」の部類に入り、ルールも覚えやすいので「もう一局、もう一局」と無限ループにはまるかもしれない楽しさを秘めています。
それでは「五目並べ」のルールや面白さについてご紹介しましょう!

「五目並べ」のルールはいろいろ

「五目並べ」にはいろいろなルール適用法があるそうで、地域によってもちょっとずつ違うというお話を聞いたことがあります。また、先手・後手で「禁じ手」が異なる「連珠」など、よく似たルールで違う呼び方をするものもあります。
ですので、ここではその一例としてのルールをご紹介したいと思います。

「攻撃」の手がはっきりしているので分かりやすい!

まず、白い石をもつ側と黒い石をもつ側が先手・後手を決定します。ジャンケンでも構いませんし、ランダムに掴んだ石の数が偶数か奇数か、を予想して正解だった方が先手、というものでも構いません。目的は自分の石を縦か横に五つ連続して並べること。なおかつ相手にそうさせないように妨害しながら戦いを進めていきます。
この時、攻撃の基本となるのは「三」という単位です。三つ連続して石を並べることができれば、その両端のいずれかを止められない限り四・五と石をつなげることができるためです。
そこで三つ並べた側は「三(さん)!」と宣言します。攻撃の手ですよ、という合図ですね。「三」にはバリエーションがあって、1マスだけ空けて打つ「三」を「飛び三(とびさん)」といいます。この場合はやはり「飛び三!」と宣言します。相手側はこの空いたマスの部分に石を打たないと、四・五とつなげられてゲームオーバーとなってしまいます。
同様にリーチである「四(し)」、「飛び四(とびし)」が攻撃の手であり、その都度声に出して宣言します。
さて、実際にゲームを進めると「三」や「四」など単発の攻撃では四つまではなんとか並べられても必ず相手の石に止められてしまうため、相手がミスリードをしない限りなかなか五つ並べることはできません。
そこで、「五目並べ」には必殺の「決まり手」が存在するのです。

決まり手は防御できない!

それは一つの石を打つことで「四」と「三」、あるいは「四」と「四」を同時に作る手、すなわち「四三(しさん)」、「四四(しし)」と呼ばれるフォームです。
「四三(しさん)」を例にしてみてみましょう。縦に四つの石、そのいずれかの端から横方向にプラスひとつの石をL字型に配置します。するとどうでしょう!相手が「四」を石で封じても無傷の「三」が四・五とつながるため、「五目」が並ぶことになりますね。
同様に「四四」も決まり手となり、このフォームを打たれた側はその時点で「負けました」と一礼するのがマナーとされています。将棋でいうところの「詰み」、チェスでの「チェックメイト」といったところでしょうか。
ちなみに、この例では「三」を二つ同時に作る「三三(さざん)」は先手・後手ともに「禁じ手」とされており、うっかり「三三」を打ってしまった場合はその場で反則負け、となっています。

攻防と策略のやりとりが楽しいコミュニケーションに。家族と打ちたい「五目並べ」

このゲームを教えてもらったのは子供のころ、父からでした。すぐに夢中になり、夕食を終えるとすぐさま碁盤を持ち出して毎晩のように父に挑んでいったことが懐かしく思い出されます。子供の目にも把握しやすい戦局の範囲でありながら、ちょっとした気の緩みで自滅してしまうこともある盤上のかけひきは、とてもよいコミュニケーションになったと思っています。大人になってほとんど「五目並べ」をすることはなくなったのですが、ふと思い出して久々に家族と手合わせをしたところ、こんなに面白いゲームだったのかと新鮮な気持ちになりました。
テレビゲームももちろんならではの魅力がありますが、昔ながらのボードゲームの良さはやはり直接的なコミュニケーションがとれる点にあるのではないでしょうか。
もちろん、お金があんまりないということもあったのですが、楽しく遊ぶのにはさほど特別なものは必要ないんだな、とゆったりした気持ちにさせてくれました。
とっても簡単で奥の深い「五目並べ」、さくっとルールを覚えて家族や友人と盤を囲みながら、ゆったり時を過ごしてみてはいかがでしょうか?
「もう一局!」の声がかかること、請け合いですよ!

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