金融リテラシーを高めてお金がない状態から脱却する方法

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資産運用で収入を増やす

支出を切り詰めて、「お金がない」という状況から脱却する。

しかし、「お金がない」から脱却する方法は、収入を増やすというものがあります。

資産運用という観点で、収入を増やすことについて考えてみましょう。
 

資産運用のための基礎知識(=金融リテラシー)

資産運用をするにあたっては、基本となる知識をおさえておく必要があります。これを、金融リテラシーと呼ぶこととします。多くの経済雑誌や経済評論家らは「日本人は金融リテラシーが低い」と口をそろえて言います。

この点について、欧米と比較すればというのであれば、同感です。そもそも金融とはなんでしょう。経済とはなんでしょう。

という事を考えると少々哲学めいたことになりかねないので、ここでは、資産運用に必要な金融リテラシーを身につけましょう。

資産運用とはいったい何なのでしょうか?

資産運用とは簡単に言えば、今持っているお金(資産)をもとにお金を増やすことを言います。一番わかりやすい例は、お金の貸し借りです。

Aさんは100万円持っています。Bさんは100万円必要です。そこで、Aさんは「1年後103万円で返してくれるなら、100万円貸してもいいよ」といい、Bさんは承諾したとします。

そして1年後、BさんはAさんに対し約束通り103万円を返しました。このとき、元々、Aさんは100万円しか持っていなかったにもかかわらず、1年たったら何もしていないのに3万円収入を得ることが出来ました。

つまり、100万円が3万円を生み出し、100万円から103万円に増えたといえます。これが、資産運用というものの一番基礎となる例です。

資産運用時に注目する点とは?

先のAさんが100万円をBさんに貸して、1年後103万円で返すという例を見たときに、注目する点はいくつあるでしょうか。そして、どれを最も重視して上手な資産運用をしましょうか。

この例で注目する点は全部で、5点あります。(人によってはもっとあるという人もいるでしょうが、ここは基礎的なことにとどめます。)

第1に、「金額」です。今回は100万円という設定です。
第2に、「利率」です。今回は年利3%という設定です。
第3に、「期間」です。今回は1年という設定です。
第4に、「Bさんの信用力」です。

これは、Bさんの人柄もそうですが、Bさんが1年後に103万円を返してくれる可能性のことを言います。

どれほどBさんが良い人でも、借金だらけでは信用力があるとは言えませんし、Bさんが最低の人でも、一等地に抵当のついてない不動産を担保に入れてくれるのであれば、信用力は十分にあるといえます。

第5に「他の運用との比較」です。

第1〜第4までを他の案件と比較してBさんにお金を貸すのが良いのかどうかというのを判断します。

たとえば金額、期間、信用力がBさんと同じであるけれど、利率は8%というCさんがいた場合、Cさんに貸した方がAさんにとっては有利であることは言うまでもないでしょう。

このように、5つの点を総合考慮して、資産運用するのが賢明な方法というべきです。
  

利率について

第2の利率について、知っておかねばならないことがあります。

利率というのは金利や利子率という言葉で言い換えることが出来ますが、2つのバージョンがあるという事をおさえておいてください。

1つは、「単利」と呼ばれる利率の計算方法で、先の例の期間を3年にした場合、毎年3%ずつ「100万円」に対して増えるというものです。

簡単な足し算と掛け算で出来ます。100万円の3%は3万円なので、3万円×3年=9万円→9万円の運用利益が出たといえます。

これは至ってシンプルで簡単に計算できます。しかし、利率にはもう一つの計算方法があります。

それは「複利」と呼ばれるものです。先の例で1年複利の3年貸付といった場合、最初の1年目は100万円の3%なので3万円で同じです。

しかし、2年目は、103万円の3%を利子とします。計算すると、103万円×0.03=33,090円となります。

そして、3年目は、2年目の1,033,090円の3%を利子としますので、計算すると、1,033,090円×0.03=30992円となり、合計すると、109万2727円となります。

したがって、今回は92,727円の運用利益が出たといえます。2727円しか変わらないなら誤差の範囲とみなして、単利で計算した方がらくでよさそうに見えますが、そう思った人は要注意。もし、この設定条件の金額もしくは期間のいずれかを変えたらば、その違いが判るはずです。

金額が100万円ではなく100億円だったら、運用利益の差は2727万円となります。期間が3年でなく50年だったら、288万3906円となります。このように、単利と複利では全く異なる結果が出ます。そこでぜひ見てみてください。

皆さんがおそらく所有している金融商品の銀行預金もしくは貯蓄型の生命保険はいったいどちらの方式を採用しているのか。賢い方はわかるはずですが、企業が儲かるように設定されていることがほとんどです。

したがって、複利で運用するような金融商品の方が運用する立場にとっては得という事です。(蛇足ですが、複利計算の方法は利率を期間の分だけべき乗すれば出てきます。今回ならば、1.03^3というようにです。)

期間と信用力について

期間もまた重要な要素です。というのも、原則、資産運用をしている場合元手となる資産(お金)は自由に使うことが出来ないからです。1年ならば構わないけれども、50年自由に100万円が使えないとなると話はだいぶ変わってくるはずです。

信用力については、ちゃんと返してもらえるかという事につきます。実際、担保があれば、信用力はあるという事が出来るでしょう。

不動産などの物的担保もあれば連帯保証人のような人的担保というようなものもあり、元本の回収の可能性を高めてくれる要素として重要なものです。

資産運用をするにあたっての共通的な基本知識

金融リテラシーを高めて株やFXや不動産といった具体的な資産運用の特徴を見ていくことにしましょう。

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