あなたの子供がニートになったらどうします?その対処法を教えます

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騒がれているけれども、本人たちもがんばっている。

ニート、ここ数年で一気に広がったネガティブなワードです。ニートと聞くと、引きこもりだとか、働いていない人というように、悪いイメージが付きまとい非常に肩身の狭い思いをすることとなるでしょう。ただ、ニートの現状、これからの将来的なこと等々を考えていく必要があるでしょう。同じ国に生きる同胞として。

 

ニートとは

ニート、という言葉は知っている人は多いと思いますが、その正確な定義は何でしょう。働いていない人、学校に行っていない人等々、イメージ先行で悪いものというイメージのみが付きまとい、正確な定義をすることができていない人もしくはメディアがほとんどであると思います。

 そこで、ニートの正確な定義をここでしましょう。ニートは造語でNEET(Not in education, employee, or trainings.)をカタカナにしたものです。

単純に訳してみると、教育期間で無い者、労働者で無いもの、訓練を受けている最中で無い者のいずれにも該当しない者という定義が正しいものです。

ニートにもそれぞれのタイプがある。

上記に挙げたように、ニートにはあらゆるタイプが存在するということが分かりました。もし仮に、大学に週1回しか行かず、残りの6日間は家で漫画を読んでいるという人間はニートには該当しません。なぜなら、最初の条件である教育期間に居ないものに該当しないからです。

要するに大学生というだけで、その内容のいかんを問わず、ニートには分類されないのです。

 上記のような大学生がニートよりも上であるとか下であるとかという議論に拘泥するつもりはありませんが、実際問題、その内実はいわゆる悪イメージの先行するニートと同じようなものであるということができるでしょう。

病的な原因でニートになるしかないもの

現代社会はストレス社会です。そのストレスに追いやられ、もしくは、先天的に社会とのかかわりを持つことが苦手な者(社会不安障害)というパターンもあります。このとき、精神疾患を原因としているニートに対して、日本人は比較的厳しい態度をとるように思えます。精神疾患というものが、所詮はタフさが無いという言葉だけで片付けてしまう無能な人間も多いです。

 日本の対比として、アメリカの例を挙げますが、アメリカにおいて精神疾患は通常の障害と同じように考えられ、骨折、脳梗塞、認知症等と同様に考えられる疾患で、これに対する研究も日進月歩で進んでいます。また、アメリカではカウンセラーという職業の社会的地位は高く、その認知度は非常に高いです。中間層以上になると、大概のアメリカ人は、自分のカウンセラーというのを持つようになります。

自分の悩みや困惑していること等々を相談できる相手として十分に認知されているのです。アメリカという国では精神に対する予防的な治療というものが行われるほど、精神疾患に対して面と向かっているのです。とはいえ、アメリカでも、うつ病であるということが出世に影響すると言う企業が多いという事実は存在するということを付言しておきましょう。

 さて、ニートの話に戻りますが、以上のような精神疾患を原因としたニートというのは、疾患がある以上、その治療をすることが重要です。精神疾患は薬と行動療法で必ずと言ってよいほど治ります。

時間の長短はそれぞれですが、必ず治癒するものです。したがって、精神的な疾患を原因とする場合のニートについては、適切な治療を受診することで、ニートから脱却するというのが通常の流れといえるでしょう。

  

精神疾患が原因のニートであるけれど病院に連れて行けない。

上記のように、精神疾患が治癒することは理解ができたけれども、当の本人が精神科等を受診するのを拒んでいるということは非常に多くあります。周りの家族や友人らは、何とかして、カウンセリングや精神科に通院することで、治癒を目指してもらいたいのですが、本人が絶対的に拒否するということです。

 このような場合にどうしたらよいのでしょうか。実に難しい質問です。選択肢はいくつか挙げられますが、どれが最適なのかは十人十色です。
 まずは、徐々にカウンセリングを行っていくという方法です。外部専門家を招いて、徐々に心を開かせるという方法です。非常に時間のかかる方法で確実性も低いものですが、試してみる価値は十分あるでしょう。

 第2に強引に精神科へ連れて行くというものです。この方法は原則失敗します。しかし、当事者が精神病院に入院可能なほどの精神疾患を患っている場合には、そのまま強制入院させることが可能かもしれません。

しかし、決して人道的な方法とは言い切れず、本人の意思を尊重したものでないということが心残りになるかもしれません。しかし、それほどまでの重度の精神疾患であれば、強引であるけれども、この手段をとるのが良いのかもしれません。

 第3は、一切の保護をしないようにするという方法です。食事も作らない、洗濯もしない等々、本来自分で行うべき行動について、一切の行動を本人にさせるという方法です。これは、日本人からすると理に一番かなった対処法だと感じるのではないでしょうか。

餓死する前に部屋からは出てきますから。しかし、このパターンから病院にいくまでのスパンは短いかどうかは分かりません。今までしてもらっていたことを、しなくなったことで、非常に不本意ではありますが、本人から怒りを買うということもありえるからです。まったくの、お門違いの怒りなのですが、人間の精神というのはわがままなようにできています。

ニートが働き始めるとき

晴れて、ニートではなくなるよう、働きに出たとしましょう。この時点で、正社員であれば何も問題はありませんが、通常はフルタイムではなく、パートタイムでの労働からスタートすることとなるでしょう。

その意味では、ニートからフリーターにランクアップしたということができます。しかし、フリーターというのは、一見すると収入が良いこともありますが、保障という意味では非常に手薄いものです。したがって、次のランクの非正規雇用の契約社員、正社員というように早々にランクアップしていくことを強くお勧めします。

ニート

ニートと社会問題として騒がれることが現在の潮流ですが、ニートになりたくてなっている人というのは極めて少ないのが現実です。そして、その原因のほとんどが病的なものであると筆者は考えています。 この点についての正確なデータはとれませんが、私のかかわってきた疾患者等を見る限りその傾向が強いという事を拭い去ることが出来ません。それ故、一絡げにニート=悪と考えるのは少し待って、根本的な点へ焦点をあてられるような視点を持てる者こそが、賢い人といえるのではないでしょうか

 

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