営業マンなら日経は読むな!東スポと女性セブンを読め!

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君子危うきに近づかず、は本当だ

中国の諺は、含蓄があるものです。

「盡人事待天命」
人事を尽くして天命を待つ。
→ 手を尽くした後で、成功するかどうかを天に任せる

「有徳者 必有言」
徳有る者、必ず言有り。
→ 人徳のあるものは必ず優れた言葉を言う

こんな言葉は、誰でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

ですが、毎日会社で悪戦苦闘している諸氏にとっては、会議に席順から、パソコンでのデータのやり取り、そして顧客との対応など、諺を思い出すようなのんびりした瞬間など、あろうはずもありません。

諺が役に立つのは「隙間」時間です。

仕事の最中、考えが止まってしまった時、または迷いがある時など、深呼吸して一時停止をするタイミングに、ふっと頭をよぎるもの、それが諺や四字熟語です。

言い換えれば、諺は漢方薬です。

決して、副作用はありませんが、劇的な効き目もありません。

ですが、じわじわと自分の考える力を、パワーアップさせてくれるのは確かです。

そんな中で、誰もが一番知っている諺といえば、

「君子不近刑人」
君子危うきに近寄らず
→ 教養があり徳がある者は、自分の行動を慎むもの。危険なところには近づかない

ではないでしょうか。

君子、は決して 位の高いひと、立場の高いひとをいうのではありません。

問題は、危うきものとは、なんぞや?ということです。

ここでは「危うきもの」の定義をしておきます。

「カネ」「オンナ」「クスリ」
これが「危うきモノ、三種の秘器」です。

くれぐれも、近寄ってはならない三種の秘器、次に、これをご説明していきましょう。

クスリを求めて、自滅する皇帝たち

紀元前221年、と言えば歴史に詳しい方はピンと来るでしょう。

中国の歴史史上、初めて全国統一を成し遂げた「秦」の登場です。

その王は、言わずと知れた 始皇帝。

名前からも、初めて中国全土の皇帝となったことから、始 の字が付けられています。

万里の長城を築いた事でわかるように、数百万人もの農民を奴隷のように扱い、家臣は暴君に仕え、常に死を覚悟する毎日。

始皇帝は、ひたすら自分の王朝を永遠のものにしようと企みます。

彼は国中の領土、美食、莫大な財産、美女など、手に入らないものはありませんでしたが、唯一欲しくても叶わなかったものがあるのです。

それは「不老不死」の薬。

中国は今現在、漢民族が国を手中に収めていますが、それは歴史の一ページに過ぎません。

秦王朝は400年続いた、中国史上異例の長期王朝ですが、全国統一したのは、最後の15年間だけであり、始皇帝自らもわずか49年間の人生を生きたに過ぎません。

彼はこの世のすべてのものを手にしながら、どうしても永遠の命を欲しがったのは、戦乱が続く中で、なんとか自分の王朝を不滅のものにしたかったからなのでしょう。

不思議な事に、この願いは世界中で流布され、イスラムの科学者が12世紀に「賢者の石」と呼ばれる、赤い色の石に魔力が宿る、と研究していたことがきっかけとなり、欧州各地にこの石を求める人たちが激増しました。

欧州では、黒魔術、あるいは、錬金術がこの石をきっかけに始まったと言われます。

この石の正体は、水銀です。

天然で取れる水銀は、辰砂という石が原料で、金にこの辰砂を溶かすと、金を吸い込んで膨張します。

つまり、金メッキの原料でもあるこの辰砂、水銀によって、多くの偽金貨が生まれたわけです。

この現象が、不老不死にも役立つだろう、と考えられ、多くのひとが水銀を飲み、死んでしまいました。

紀元前の始皇帝もこの辰砂を服用し、わざわざ自分の寿命を縮めてしまったばかりでなく、その後継者たちも、臣下に襲われたり、次の王朝もやはり水銀中毒を繰り返して、結果として中国の戦乱原因を作っています。

だらしない男、だらしない財産

ローレンス・ジョセフ・エリソン(Lawrence Joseph Ellison、1944年8月17日 – )という名前をご存知の方は、おそらく「東洋経済」「Newsweek」を読んだ事があるでしょう。

2010年に京都東山南禅寺 何有荘を、少なくとも80億円以上で購入し、2013年に京都繊維工芸大学に寄贈。

世界最大のヨットレース、アメリカズカップの優勝をさらう強豪 BMW Oracle Racingを所有。

彼の人生のある一年間、2000年の出費額の総計は、22億円。それも特別な買い物ではなく「日常生活費」としてある。

4度結婚し、4度離婚し、2人の子供がいる。

オラクルの創業者であり、総資産はすべて自社株、その時価総額は2兆円。

ローレンスは過去、世界一の富豪になった年もあり、また現在は5位程度でしょうか、ただ、順位はこの際なんの意味も持ちません。

彼は出費する事になんの躊躇もせず、その理由は自社株の価値を担保にお金を借り続けているという事実だけが、日々膨らんでいるのです。

むろん、彼はオラクル社会長という立場で、給与を得ていますので、お金を借りる必要など、本来はないはずなのです。

ですが、彼は寄付や寄贈などを含む様々な慈善家として、あるいはチャレンジャーとしての投資に莫大なお金を費やしています。

結論からいいましょう、ローレンスはおそらく破産する事はないでしょう。自社株を全部売却しても、お釣りがくるのは間違いないからです。

ですが、人は、定期的な収入があることで、想像をはるかに超える借り入れを平然とするようになるのです。

特に、消費することで自分のパワーを世界に見せつけることができた人は、それを当たり前だと考えます。

これは、資産の大小には関係なく、起こる悲劇です。

彼は裁判所で、1,700億円ものローンを返済するように勧告され、和解としてその一部を実際に返さざるを得なくなってしまいました。

カネを手にすることは、大事な事です。

ですが、問題はその使い方にだらしなくなること、そして借りてまで出費するだらしなさが身につくことなのです。

現実、日本でも東京都庁の職員で、年収650万円の30代男性が、自己破産で給与の一部を差し押さえられている状況、皆さんはどうお感じでしょうか?

新宿区にマンションを持ち、専業主婦の妻と子供2人を抱えて、経済的に何の問題もない男が、日曜になると競馬、競艇、競輪にカネを巻き上げられ、キャッシング、サラ金と借金中毒にはまるのと、富豪の借金漬け、似て非なるものではありません。

カネは稼いでこそ、その使い道に価値がありますが、定期収入はその稼ぐ意味すら失ってしまうひとが大勢いるのです。

風吹ジュンの元夫、と言えば分かる人は分かるが…

中学か高校の日本史で習う人物の中、明治の元勲 後藤象二郎 は、それほど有名ではないかもしれません。

が、そのひ孫、となると、芸能界では超有名な音楽プロデューサー 川添像郎(かわぞえ しょうろう、1941年1月27日 – )氏です。

教授、こと 坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏の YMO 、荒井由美(松任谷由実)、カシオペア、タモリ、尾崎豊、最近では青山テルマなど、芸能界でのプロデュースでは超大物と呼ばれる川添氏、彼の経歴は、さすがにユニークという種類のものではありません。

ここでは、女性問題だけに限って記述してみますが、結婚相手で有名なのは「風吹ジュン」。ちなみに彼女は3番目の妻の座であり、2人の子供を女で一本で育て上げる境遇に晒されます。

問題とされるのは、やはりバブル時代の地上げ屋で名を馳せた、早坂太吉の愛人に手を付けた、という川添の貪欲さでしょう。早坂太吉なる人物は、地上げの帝王と呼ばれ、銀座のクラブではママを口説き落とし、十数億円貢いだとも言われます。

この帝王が、裏で心底惚れていた当時20歳にもならない女性、彼女と浮気し、男児を出産させてしまいました。それどころか、妊娠中に今度は、女優 荻野目慶子との浮名がバレ、世間を騒がせています。

川添像郎氏の2015年、それは薬物による収監という現実にあります。

女性に狂い、才能に溺れ、そして薬物(大麻)という副作用までもたらしていることで、確かに巨万の富と名声をその手にしてきたのは芸能界なら知らぬものはない、というところでしょう。

ですが、イブ・サンローランをはじめとする、モードを世界から招き、自らもアーティストとして活躍したことが、今の日本の音楽シーンに継承されているのは、まぎれもない事実。だからこそ、オンナに溺れることで様々な文化を想像する、という評価もするべきでしょう。

なぜ、東スポなのか、なぜ女性セブンなのか

カネ、オンナ、クスリ…それは、男が一生を賭けて挑む人生を妖しく彩るもの。

むろん、クスリは別として、カネとオンナへの執着は時としておかしな行動へと駆り出させていきます。

あなたは、3つの話、始皇帝の不老不死、ローレンスの借金漬け、川添像郎のオンナ狂いに何を感じるでしょうか?

一笑に付する?それとも、なんとなく理解できる?

英雄色を好む、という言い方も他方にはあります。

が、それは 英雄ではない人が語る言い草であって、英雄自体にとっては、ごく自然なことなのかもしれません。

ただ、こういうネタ話は、お堅い全国紙や日本経済新聞には、決して掲載されません。好んで書くのは、東京スポーツ新聞、週刊女性、女性セブンくらいなものでしょう。

ですが、こういうゴシップネタほど、くだらなく、面白いものはないのです。

そして、世の中の半分はオトコとオンナ、財布を握っているのは、圧倒的にオンナです。ならば、こういうネタこそ、いくつも持っていて、毒にも損にもならないのです。

日経を読むのは、ポーズだけでいい

金持ちになりたいなら、金持ちと仲良くするもの。 でも、仲良くなるためには、服装や自動車、趣味などの初期投資がかかります。 ならば、多くの女性から少しずつお金を集めることで、金持ちになる、それが経済の王道と言えませんか? 日本経済新聞は、記者が夜な夜な酒を飲ませて、企業トップに特ダネを吐かせて書き上げているもの。そして、ネットでの経済情報は、その記事をあっちこっち切り張りして、人の手で打ち込んでいるのです。 つまり、現実の世界はアナログであって、カネとオンナで動かされているようなものなのです。 ならば、東スポと女性セブンの記事ほど、多くのオトコとオンナの関心を得る「新鮮味などいらないネタ」ということになりませんか? 要は、この地上を駆け巡る話の9割はオトコとオンナが起こしているのであって、それが際立って来れば地上が痴情になるだけのこと。 商いのヒントは、ゴシップにあるのです。

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