難民と国民との経済関係「難民とはいったい何が難しい民なのか?」

お金がない難民は難民であるからこそ問題になる?

現在世界各国のニュースで飛び交っている難民と言う言葉について皆様どう思われますか?

ドイツ政府の難民に対する考え方、フランスの難民受け入れ問題、最近の事だとカナダのシリア難民2万5000人を受け入れる計画の発表。

ISILのテロ活動のせいで再び世界に波及し始めたこの難民問題と言う言葉を聞いて他人事だと思っている人も多いと思いますが日本だって決して無関係ではいられません。

ISILはさらなるテロを予告しており、もはや世界中が「候補地」といって言い状態ですし、シリアの難民がカナダにまで2万5000人もの人数移動するのが今の時代です。

実際問題日本にも難民と呼ばれる方たちは入ってきていますし、海外からはもっと積極的に受け入れろと批判されていると言う現状です。

難民と言う言葉だけで既にちょっとした迷惑なイメージを持つ方も少なくないとは思いますし、難民は移民や移住してきた人とは違って色々と国の負担になるのは確かです。

国の人口が増えるのは喜ぶべきことだといわれているのに一体何が難民を問題にしてしまうのか?

そもそも難民と呼ばれる人たちはどういう存在なのか?

日本で生きる人は意外と知らない、あるいは実感と言うか現実感がない人は多いように思います。

そこで今回は難民と言う存在とそうした人たちが国に入ってくることで起こる変化を中心に私たちの暮らしと経済に起こる変化について考察してみました。

難民とは何が難しい民なのか?

先ずは難民と呼ばれる人たちの定義についてみてみましょう。

難民とは、戦争や紛争、差別や迫害、経済的困窮や自然災害などの理由によって自国あるいは居住区域にいられなくなった人々を指す言葉です。

この難民を定義するのは「難民条約」と「難民議定書」の両方を統合したものである同名の「難民条約」と呼ばれるものです。

現在の国際法では、自然災害、飢餓、伝染病などの災害難民と呼ばれるケースや、宗教的追放や域内外の紛争から逃れるために住む場所を追われた避難民と呼ばれるケースを除いた「政治難民」と呼ばれる人たちを指して一般に難民と呼び、弾圧や迫害を受けて難民化した者に対する救済、支援が国際社会に義務付けています。

今現在のメディアを賑わせている難民は主にISILと言う組織のテロ活動の影響で自国を脱出した戦争や紛争により発生した「政治難民」というケースの難民といえます。

この事から難民と呼ばれる人たちは「生きるという生き物として当然許される行為すら難しくなった民」の事を指していると考える事ができるでしょう。

その為そうした難民と呼ばれる人たちの多くは自身の生命を守るため、国外に出ることで他国の庇護と援助を求めるわけです。

難民のイメージ

しかし難民と言う言葉は響き、その言葉のイメージが良くないです。

難民と言う言葉のイメージの問題は、内外の学者からいつの時代でも議論されています。

日本で難民と聞くとアフリカなどの発展途上国と言われるような国の人たちをイメージすることが多いように思いますが、実際には難民と呼ばれる人の大半をアジアの人々が占めている現状があります。

こうしたイメージがあるのはメディアを初めとした情報や視覚的に良く使われる広告のイメージが形作っていると考えられますがこの発想はかつての強制移動の境遇に貶められた人々を弱者視する良くない風習であると言われています。

簡単に言うと特定の人種へ「かわいそうな人」として誤認させる差別意識を生んでいると言うのです。

またオックスフォード大学の「難民研究ジャーナル」によると難民と呼び区別することは別の問題も引き起こしていると言います。

同書で「最も強力なラベルのひとつ」と述べているように、「難民」と呼ぶラベルの持つ効力が人道的支援の必要性を強力に世界へ訴えかける一方で、人権ビジネスへの加担が指摘されているのです。

例えば難民と言う言葉を利用して膨大な支援物資や活動費を集め「押し付け援助」を行うことで、難民の労働意欲や生活維持力を減退させ、影響力や支配力を持ったりすることを企んだり、難民キャンプ内をただの「要求集団化」させてしまう問題が起こっています。

難民と言う言葉は良くも悪くも助けなければいけない人、と言うイメージを多くの人に持たせるとして、そうした社会的風潮や思い込みによる経済的な援助の必要性を偽造してしまう可能性があるのです。

難民を国が受け入れることで何が起こるのか?

難民の定義とその言葉がもたれるイメージは理解していただけたと思いますので次は実際に難民が国に入ってくることでの影響を考えて行きます。

まず単純な話、難民化した者に対する救済・支援が国際社会において義務付けられているので国の経済状態を圧迫します。

日本は皆様ご存知の通りバブル時代の「1億総中流」と呼ばれた時代が既に過去のものであり、自国民ですら貧困状態に陥っている人がいる程には自国に経済的に余裕がない状態です。

自国民が満足に救えていない現状で難民を受け入れるという事が歓迎されるはずもないでしょう。

また難民と言う人たちが沢山流入してくることによって起きる問題があります。

一般的に国の経済状態はその国の抱える市場の規模で決まるので、その国の国民の数が増えるのは歓迎すべきことです。

アメリカ然り、中国然り国土の大きさとそこに住んでいる国民の大きさが経済的な強さになることは誰もが分かることです。

しかしこれはあくまで国民が増えたらと言う話。

その国の市場に参加してもらうには経済的支援や援助を必要とする難民は少し条件が厳しいです。

では働いて稼いでもらったら良いのかと言うと国民の失業率と就職率に悪影響を与える恐れがあります。

住むための土地の提供もまた日本のような国土に反して人口が多い国だと問題が起こることになります。

そして最後に上げられる問題として難民には、他の移民と比べて大きな精神的特徴がある事が問題になります。

Refugeeという言葉が持つ難民の意味

Refugeeとは難民を英語で表したものです。

この言葉の意味を見てみると難民の人たちが抱えるそれ以外の外国で暮らす人たちとの精神的な違いがわかります。

この難民を指すRefugee言葉は「re=戻る」「fugere=逃げる」「ium=のための場所」と三つに分解して考えるとRefugeeとは「いずれ国に戻る逃げるための場所に来た人」という事ができます。

難民と呼ばれる人たちは命の危機があるため一時避難をしてきただけで命の安全が確保できたら国に帰りたいと思っている人たちなのです。

あなたがもし災害などにあったり、何らかの問題で「仕方なく」どこかに留まったとしたらその「仕方なく」いる場所のために何かをしたいと思えるでしょうか?

確かにいさせてくれる人に感謝はするのかもしれませんが「仕方なく」いるのにあまりにも待遇が悪かったら不満の一つも抱くのではないでしょうか?

これが一部の地域の難民が受け入れ側の国に対して起こす抗議活動やデモの理由です。

当然、受け入れている側としてはそれで精一杯なのかもしれませんし、「仕方なく」その場にいる相手が文句を言おうものなら頭にくるでしょう。

その場所に望んで住んでいて、その場のために行動している人から見た場合当然そうした「仕方なくいる人」に対して良い感情は起こらないでしょう。

これが難民を受け入れた後に起こる近隣住民と難民の間で起こる衝突の原因です。

日本人の多くが自国経済を圧迫し、自国の市場には消極的で自国に対する思いもない、と相手に対して思ってしまったら国内紛争さえ起こるでしょう。

日本と言う国の経済状態と住めるような土地を考えたらヨーロッパの国々のように大量の難民を受け入れたら恐らくヨーロッパで起こる以上の衝突が各地で相次ぐことになると考えられます。

器の容量を超えて水を注げば零れるというのは道理です。

日本と言う国の経済状況は国民が既にあふれ出している状態だとは思いませんか?  

難民に対して本当にするべき行動とは?

日本にも難民をもっと積極的に受け入れるべきだという主張をしている声も見かけます。 誰かに力になりたい、困っている人を助けたい。 そうした思いはとても立派で素晴らしいものですがそれを他人にまで押し付けるとなるとそうとも言えない事でしょう。 自分が余裕があるうちは誰もが人の力になりたいと思う事ができますが自分に余裕がない人はそう思えないのが普通なのです。 難民を国に受け入れるという事は自分の家で一人面倒を見るのとは分けが違います。 自分が将来もらえる額が減ったり、なくなるかもしれないからと年金を払わない人も出てきた日本人に果たして自分の命を守るために必死で逃げてきた難民を受け入れる精神的余裕があるのでしょうか? 歓迎されないところに来て住むことになった難民側としてそれは救済、支援が充分されている常態だと思ってもらえるのでしょうか? 私はどちらも賛成は出来ません。 移民であるとするならそれは快く仲間として受け入れることが出来る心が日本人にはあるとは思います。 しかし人のために全国民に影響が出る難民の受け入れとなるとそれを歓迎したい心があっても経済的余裕がなければ行動が取れません。 良くも悪くも難民問題はお金の問題だといえるでしょう。 自分の事を自分で全部出来る人を国内に増やすことの方が難民を受け入れることよりも先決であり、余裕が持てる人たちが中心となってボランティアを行うことが本当に日本が難民に対してできる相手のための行動なのではないのでしょうか?

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