ペットを飼う前に知っておくべき経済力と精神的余裕とは

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三世帯に一世帯は動物を飼っている

犬や猫がペットとしてポピュラーな存在ですが、動物を飼うのは大変です。

生き物を飼う訳ですから、排泄物の処理や躾もしなければなりませんし初めはイタズラもされるでしょう。

もちろん食費は毎日掛かります。

日本では古くから犬を愛玩動物として親しんできたので、ペットを飼う事は一般的でペットショップはどこにでもあります。

三世帯の中で一世帯はペットを飼っている割合の高さで、一人暮らしの4分の1はペットを飼っていて残りの4分の1以上はいずれペットを飼ってみたいと思っている統計データもあります。

今までペットを飼った事がないという人は、どの動物がどれだけ手間と費用が掛かるのかや、どの動物が初めてでは飼いやすいのか分からないと思います。

ペットを飼う前に知っていた方が良い知識を紹介していきますので、参考にしてください。

ペットにできる様々な動物たち

まずはペットを買うときの費用を比べてみましょう。

【犬】

犬も猫も保健所で引き取る場合は登録料等を覗けばお金は掛かりませんが、ペットショップで買う場合は犬の種類や大きさによって値段が変わります。

小型犬等で五万円が最安値の目安で、大型犬等だと二十五万円以上はかかってきます。

【猫】

五万円から四十五万円と種類別に値段が違いますが、犬も猫もブリーダーに事前に躾をされて育てられているとブリーダー価額になり、どの種類でも高くなります。

躾が不安な方は思いきってブリーダーから買ってみるのもお薦めです。

【熱帯魚】

最安で60円ですが、最高で数十万と金額差が激しいです。

ペットに有名なグッピーは安く、一匹60~500円程度です。

水槽の中を華やかにしようと思うと、何十匹も必要なので財布との相談があるかと思われます。

魚よりも始めに用意する水槽代やポンプ代がかさんでしまいますが、特別な世話は一切なく綺麗な熱帯魚を揃えれば部屋のインテリアにもなります。

魚系のペットではウーパールーパーなんかも流行りましたよね。

クラリネや金魚も雰囲気のあるペットとしていいですね。

【兎】

兎はペットショップで買うと二万から四万が値段の目安ですが、兎の専門店で買うと四万以上になります。

その違いは信頼性になります。

ペットショップで売られている兎は、犬や猫ほど動物への知識が少ないので飼育環境が完備されていなかったり、兎が持つ遺伝子疾患にも気づかないで販売される事があってもおかしくない状態です。

専門店はそれらの飼った後に困る可能性がなく、購入時もその後も兎の飼育について相談できますし、何より専門店は種類が豊富です。

【亀】

屋台の亀すくいで取るのが一番安いですが、お店で買う場合は日本石膏亀という標準的な亀で八千円以下の値段ですが、亀は大きい種類が沢山いますので大きい亀で十万円以上になります。

値段の割には寿命がかなり長く、活動性も低いので世話は楽でしょう。

【鳥】

インコ等の小鳥は五万円からの値段で、同じ小鳥でも文鳥は二千円からになっています。

文鳥は初心者でも飼いやすく、意外と鳥は飼っていると愛着が湧いてくるペットです。

ペットのセラピー効果

動物を飼うのは費用も掛かりますし、躾も大変ですが、動物を飼う事で癒しの力を得られるアニマルセラピーの効果が注目されています。

芸能人の結婚等でロスという言葉が使われていますが、一番最初はペットロスで使われていました。

動物の中で、それも犬は飛び抜けて人の感情を読み取る能力があり第六感が鋭いので人間に寄り添う様な行動を取ります。

動物は人に慣れてくると無邪気に甘えてくるようになり、なついてきてからの可愛さはとてつもないです。

動物を飼っている人と動物を飼っていない人では、動物飼っている人の方が約二十%病院へ行く機会が減るそうです。

アニマルセラピーの効果で人の表情が豊かになり、感情が和らぐので老人ホームや病院等へセラピー犬といった訓練された犬を連れていくアニマルセラピストといった職業もあります。

動物を飼っていく為にいく為に掛かる費用を知る

動物を飼う前にペットを入れるゲージやご飯を入れる器、掃除用具等を準備する段階からお金は掛かります。

犬でしたらゲージ、首輪と散歩用のリード、ブラシや犬用のシャンプー、トイレシーツの用意が必要です。

猫の場合は首輪とトイレと猫砂くらいで大丈夫です。

ちなみに猫はトイレの躾をしなくても、元々猫には自分の匂いのする排泄物を砂で隠す習性があるので猫砂があると勝手に砂の所でトイレをします。

年間でどのくらいのお金が掛かるのかというと、一年間全く病気をしなかった犬を例にしますと小型犬で年間十万円以上。大型犬で年間二十万円程度のお金が掛かります。

犬は狂犬病の予防注射を毎年受ける事が飼い主の義務になっていて、病院によって違いは出てきますが狂犬病の予防注射は小型犬も大型犬もどちらも三千五百円です。

犬猫両方受ける予防注射で混合ワクチンというのもありますが、混合ワクチンは八千円。

ノミやダニの対策も必要で、ノミダニの駆虫や予防としてフロントラインを毎月一回使うますが、フロントラインは体重により薬の量が変わるので値段が変動します。

ノミダニ対策にも一万円から一万五千円は掛かりますし、こちらも犬だけでなく猫も予防する必要があります。

犬にはフィラリア予防が外せない

犬にはフィラリア予防が必ず必要で、フィラリアとはフィラリアという寄生虫が蚊を媒介にして寄生宿を変えていく感染病の一種なのですが、感染した時の重症度がずば抜けて重いです。

犬がフィラリアに感染している蚊に吸血されると、フィラリアの幼虫が蚊から犬の体内へ入っていき今度は蚊の体ではなく、犬の体で繁殖していきます。

犬の体内にフィラリアが入った状態で薬だけで駆除する事は出来ず、進行が早ければ手術するしかなくなりますし、フィラリアは放置すれば辛い症状を出した後に死んでしまう病気です。

フィラリア予防薬は一万円から一万三千円で、フィラリア手術には大型犬だと二十万円位は掛かってしまいます。

この様に、健康な状態のペットでも万単位でお金がかかり、何十年と生きる動物の殆どは生涯で一度は病気に掛かります。

ペットを飼う前に、動物はいつか病気にかかってしまうものなんだ。と思っていてもいい位です。

予防薬でも治療費でも、体が大きいと費用がその分かさんでしまいます。

ペットホテルでも体の大きさでゲージが変わるので、値段が変わります。

毎年多くの頭数が殺処分で亡くなる

ペットを飼う人が増えていく中で、やはり飼いきれずに捨ててしまう人は昔からいます。

年間十二万八千頭もの犬と猫が保健所で処分されています。

儲け目的で動物を無計画に繁殖させて、悪質な世話をして飼い主に売り、売れ残った動物は殺処分へ送る様な悪質なブリーダー。

ペットショップのゲージに入っている動物に満足な餌も与えずに、売れ残ってしまった動物は廃棄商品として殺処分にしてしまうペット市場。

躾が上手くいかずに投げ出してしまいペットを捨てたり、飼っていくお金が苦しくなってきたのを理由にペットを手放してしまうのも、その捨てられたペットがいく末は保健所で、更に待つのは殺処分です。

動物は言葉を話せないので意志疎通は確かに難しいですが、動物には人間にない直感的な能力が備わっています。

人を癒すという、人間にはとても難しい事をただ傍に要るだけで出来てしまう動物しか持っていない力を認めていくのは誰にでも出来る事ではないでしょうか?

動物は高価で、殖やせる商品ですから悪用されやすいです。

しかし殺処分の中の、元々一般家庭に飼われていた犬猫達の分は人間が優しくなっていく事で減らせると思います。

ペットを飼うには経済力と精神的余裕があるか自分を知る事

ペットを手放してしまう原因は金銭的理由と精神的理由の二つがありますが、どちらもペットを飼う前に判断できる要素です。 ペットは愛玩道具ではなく愛玩動物です。 生き物なので、思い通りにはいきませんし汚い部分も可愛い部分も両方あります。 生きる為には食べる事が必須で、最低でも毎日食費はその動物の一生分が必要です。 百万も二百万も、買った後のペットが生きていく為にはお金が必要です。 生きなければいけないのは人間と同じなのです。 ペットが重い病気にかかったら、継続して病院に連れて行かなければなりませんしお金もその度に掛かります。 動物は人間とあまり変わらないのです。 しかし、人間の子供と同じ様にお金と労力をかけた分ずっと傍に居てくれます。 飼い主が捨てない限り、ずっと傍に居てくれるのがペットです。 ペットを飼いたいと思うのなら、ペットと自分の未来まで考えて自分の金銭面と精神的な余裕を冷静に見るべきだと思います。

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