今の日本に進出をしてきた韓国企業の狙いは何か?

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韓国の大人気チェーン店、日本初進出?!

10%への消費税の増税、軽減税率の導入、日本の飲食業界冬の時代到来だと言われているこの時期に、なんと韓国の人気フライドチキン専門チェーン店と言う飲食店からの挑戦者が日本に入ってきています。

その韓国企業の名前は「Kyochon(キョチョン)」。

今はまだ知らない人も日本には多いと思いますが2015年9月に六本木と言う日本屈指の土地に日本1号店をオープンさせました。

この韓国企業「Kyochon(キョチョン)」は本店のある韓国において流行っている 「チメク」という物を提供している飲食店の中でも流行のスタイルのお店。

その「チメク」を提供してくれる飲食業として業界ナンバーワンの売り上げを誇る企業だそうです。

そもそもその「Kyochon(キョチョン)」と言う飲食店が提供する「チメク」ってなんなのか?

果たしてこの韓国企業「Kyochon(キョチョン)」はこれからの飲食業界冬の時代を迎える日本でどんな勝算があっての進出なのか?

韓国企業の飲食店全体についてはどうなのか?

今回はそんなこの韓国企業「Kyochon(キョチョン)」を初めとした韓国の飲食店に関しての色々な事をまとめて記事にして見ました。

韓国が生んだソウルスタイル「チメク」

まず最初にこの韓国企業「Kyochon(キョチョン)」と言う飲食店について「チメク」という物を外して語ることは出来ません。

「チメク」とは実は所謂造語であって「チキン」と「ビールを意味するメクチュ」を組み合わせた言葉です。

ようは鳥肉でビールを飲むという事を指した言葉で、今では韓国では日常的に当たり前のように使われている言葉です。

「チキンを食べながらビールを飲む」といった意味であるこのチメクを堪能できるフライドチキン専門チェーンが韓国には数多く存在しており、韓国企業の多くもそれ向けの飲食店を経営しています。

チメクと言うのは料理ではなくスタイルであると言った方がしっくりくると言えるのですが、ソウルフードとして韓国の方に愛されている「料理」なんだそうです。

また韓国で多くの人が好むこのチメクと言うものを飲食店に関わる韓国企業は売りにして、他国に対してもチメクスタイルのお店を出店しているのです。

日本人にしても焼き鳥とビールと言ったスタイルが昔から多くの人に愛されており、そのチキンとビールと言うものの相性の良さは今更語るまでもない事。

鳥肉を揚げた料理にしてもむしろ「コレがビールに合うとは新発見だ!」と言う人は殆どいないはずです。

お酒を提供している飲食店なら多くの場合、正肉やそれ以外の軟骨や砂肝、皮のから揚げを提供してくれますし、新しい発想ではないものの王道と言える組み合わせでしょう。

そうした王道なもので勝負をかけると言うからには大事な事は味と値段です。

それが良いとか悪いとかを判断するのに適しているのはレビューや口コミと言ったものより売り上げを見る方がはっきりと分かります。

それでは次に韓国が誇るチクメのナンバーワン韓国企業「Kyochon(キョチョン)」と言う飲食店がどんなところなのかを見てみましょう。

韓国企業「Kyochon(キョチョン)」について

韓国企業「Kyochon(キョチョン)」は1991年に開業した飲食店です。

現在は韓国でなんと995店舗を展開する他にも2006年のアメリカ進出から更に進んで中国でもお店を展開。

またフィリピン、タイ、マレーシアなど東南アジアにも韓国企業が誇る飲食店の一つとして進出しています。

そうした日本を含めて海外にある店舗数は34店舗に上ります。

更には今後、香港のマカオのショッピングモールや、台湾、シンガポールにも展開する予定だそうです。

そして肝心の売り上げはどうなのかと言いますと韓国では1店舗当たりの売上高がフライドチキン専門チェーンの中で最も大きいという実績があり、コレだけ海外出店をできるだけの売り上げはあると言えます。

この韓国企業「Kyochon(キョチョン)」は勿論飲食店として外すことの出来ない味のこだわりに対しても評価の声が高く、主力商品は2種類だけの部位を4種類のフレーバーでいただくと言うシンプルなフライドチキン。

品数が少ないところにこだわりがあると言え、日本のファミリーレストランや居酒屋にありがちな「色々種類はあるけど全部普通以下。」という事はないようです。

単価としてはファーストフードと考えたなら高めのランチで1000円程、ディナーで2500円程と言うお値段ですが、ファーストフードなイメージのあるフライドチキンを売るお店とは違ってこの「Kyochon(キョチョン)」はファミリーレストランや居酒屋と言う飲食店の形に近いスタイル。

そう考えるとこの値段設定は消して高いとは言えないお値段だと言えるでしょう。

ではそんな韓国企業「Kyochon(キョチョン)」と言う飲食店は日本のこれから起こる飲食業界の冬に言ったいどんな勝算があり、進出をしてきたのかを考えて見たいと思います。

日本の飲食業界とは違うスタンスを見せることに勝機?

韓国企業と日本企業では当然違うところがあります。

飲食店に関してもそれは同じ事が言えてそれこそ今の日本にわざわざ飲食店と言う形での韓国企業が参入してきた理由と思われます。

例えば「Kyochon(キョチョン)」においては韓国ではデリバリーが主なのでそうしたことへのノウハウや、お店の本格的な味を如何に家庭で楽しめるかという事を追求しているという所があげられます。

大手の飲食業がこれからお持ち帰りやこのデリバリーと言うものに力を入れてくると予想される中、既にそうしたことへのノウハウと経験値があるという事は確かに強みとなるかもしれません。

また韓国産の材料を使った安価な値段の割りに美味しいという事を主張としているところもあるとのこと。

日本では韓国に対するそうした飲食店と言うか食べ物などに不安を覚える人もいらっしゃいますが「安いに越したことはない」と言う考え方も強くなってきた今の日本ではこれも強みとなる可能性もあります。

そして何より何故か日本人に好まれているケースの多い「韓国の食べ物」というブランドイメージも韓国企業の強みと言っても良いでしょう。

現状はっきりとした韓国企業の飲食店と日本企業の飲食店の違いとしてはっきり言えるのはコレだけの事ですが、たったコレだけの事で今の日本にまさかの飲食店での挑戦をしてきたとは思えません。

韓国企業のまだ更にあるナニカに注目

日本での韓国企業と言うか韓国と言う国のイメージは正直食べ物を提供する飲食店と言うものに対してはとても良いとは言えません。

マイナスなイメージばかりでは無いと言うものの、プラスのイメージよりは多いでしょう。

それを物語っているのが先に日本進出を果たした韓国企業のフライドチキンブランド、ジェネシスBBQグループが運営する「BBQ」の現状です。

コチラの韓国企業は2014年7月に渋谷に直営店をオープン。

ヘルシー&リッチをこだわりに掲げ、日本を含め世界57か国で3750店舗を展開する韓国企業の中でも飲食店で強い力を持つ企業。

当初、「1年以内に20店」を目標として営業開始しましたが、現在のところどうなっているのかと言いますと渋谷店と新大久保エクスプレス店の2店どまり。

今後の出店の見通しもあまり立ってはいないようです。

飲食店に限らずとも韓国企業は全体的に急激な円安の進行による価格競争力が低下し、技術力では中国に追い抜かれたと世界で言われています。

韓国内での消費低迷で業績悪化もあり、トドメに今回の慰安婦問題の日本国民に納得の行かない人の多い解決で、韓国自体の人気や支援が下がっていることもあり、日本をターゲットにしていくには少々厳しい所があります。

しかしだからこそ「ナニカ」があると考えるのが普通でしょう。

日本人の誰もがフライドチキンといったら思い浮かべるKFCでさえ今やコンビニで販売されているチキンに押され気味でチキン以外の商品の模索をしていると言うのに、韓国企業が選んだ選択はここでフライドチキンを主力にした飲食店です。

これで何もなくそのまま衰退するのでなければその「ナニカはおそらく日本の飲食店も参考になるものであると言えるでしょう。
 

日本のこれからの飲食業の動きに注目すれば

韓国企業の飲食店での日本進出という事に関して狙いとしては国同士の友好を深めようという事であるか、日本と言う飲食店経営をする企業に対して有利に立ち回れると言う自信があるから、のどちらかだと言えるでしょう。 しかし前者であればこのタイミングでの飲食店での進出を、と言うチョイスがどうにも疑問です。 危ないところは避ける。 コレが商売の鉄則でありますが、一見危なそうでもそれこそがチャンスであればそこに勝機を見出すこともまた商売の鉄則です。 日本のコレから迎える飲食店冬の時代に対して韓国企業がどういう切り札を持っているのか、それともそれ以上に日本企業がなにか新しい方法をとってくるのか。 そうしたものから生まれる新しい需要や仕事と言うのも出来るかもしれません。 なにか大きな変化があればそれに対応するための別の変化も起こります。 この韓国企業の飲食店での日本進出という事のように変化と言うものへの注意を払って自分の利益に変えましょう。

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