お金持ちにとってお金とはどういうものか?その真髄に迫る

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お金持ちにとってのお金の考え方を学び、幸せについて考えよう

 よく「お金に縁が無いのはお金について知らないからだ」なんてことをいわれます。

確かに、一般的に「お金」そのものについて真剣に考える機会は実はそれほどないように思います。

私達にとって「お金」とはどういうものでしょうか?
 
様々な見解があると思いますが、人によっては「好きなときに好きなことができること」とか「金銭的制約を受けずに幸せを分かち合うような活動ができるから」というような「自由であること」を重視する傾向があることがわかっています。
 
では、実際に成功しているお金持ちにとってのお金とはどういうものなのでしょうか?

今回はこのあたりについて掘り下げてみたいと思います。

お金に関する固定観念

 
たいていの人は「お金」に対してある種の先入観をもっていると考えていいでしょう。

そして幼い頃から植えつけられた先入観や固定観念が邪魔をしてしまって豊かになれない人が多いともいわれます。

たとえば、お金は汚いものだとか、人間関係を破綻させてしまうものだという考えのもとで育ってきてしまった人は、死ぬまでそのような価値観に固執してしまうかもしれません。

また、お金持ちになるためには生まれつきの才能が必要なのだと考える両親をもった人は、自分は決してお金持ちにはなれないのだと信じ込んでしまっている人も少なくないでしょう。
 
このように「お金」に関しての印象や価値観は多種多様です。

しかしたいていの場合、皆極端な考え方に陥りがちであり、多くの場合間違っています。

特に「お金さえあれば何でも解決できる」という考え方は古くからあらゆる社会で蔓延しているといえます。
 
当然、それがお金の問題であるならば、一時的にでも多少のお金があれば解決できるのかもしれません。

しかし、お金だけでは問題がなくならないことは明らかです。
 
たとえば、多額の遺産を相続したり宝くじで一夜にして大金持ちになる人がいます。

そういう人がお金の問題や夫婦の問題、または仕事の問題を抱えていた場合、これでやっと嫌な問題が解決できると喜ぶかもしれません。

しかし、その人達の人生の問題は解決するどころか、ますます悪くなってしまったという調査結果があります。

それは、急に多額のお金が入ってきたために、その人の人生のバランスが崩れたからです。
 
お金によって夫婦間の関係はより複雑になり、仕事の問題はさらに面倒な状況に追い込まれ、さらには親戚からはお金を要求される・・・そんな状態に陥ってしまう可能性が高いのです。

人生の問題が先にあって、それを解決しておかなければ、もしくはお金に頼らなくてもそのような問題を解決できる力がなければ、たとえ多額のお金を手に入れたところで逆効果になってしまうことが多いのです。
 
このことについて、阪急電鉄創始者の小林一三氏は「金がないから何も出来ないという人間は、金があっても何も出来ない人間である」と喝破しています。

何も出来ないどころか、むしろやることが増えてしまうかもしれません。
 
では逆に、お金持ちになっても幸せに生きている人にとって「お金」という存在はどういうものなのでしょうか? 

やはり普通の人とは違った考え方をしているのでしょうか?

意外と普通?お金持ちにとってお金とは?

 
巷には沢山の成功本やお金を稼ぐ方法、または実際にお金持ちになった人が書いた本などが溢れています。

そのような本の中には、実際のお金持ちがお金に対してどういう考え方をもっているのかについて、多くの見解を知ることができます。

無論、先の例のようにお金持ちになってしまったことで不幸な目に遭ったことのある成功者も多くいます。

しかしそのような困難を乗り越えて幸せになった人も沢山いますし、初めから幸せになれるような人もいるようです。

彼らはお金についてどのような認識をもっているのでしょう?
 
様々な意見がありますが、意外にも彼らはお金を「ただの道具である」と考えている傾向があるようです。

意外とあっさりとしていると感じた人も多いのではないでしょうか?もっと含蓄のある深い答えを期待していた人もいるかもしれません。

しかし、よく考えてみれば確かにそんなものでしょう。

お金は交換の道具として生まれたわけですから、特に驚くことはないのです。

生きていくためには必要不可欠ですし、自分が好きなことをやるためにも必要です。
 
ただ、そういうお金持ちにそのあたりのことを突っ込んで訊いてみると「お金は潜在的なパワーである」というようなことを考える人が多いようです。
 
確かに、お金は自分自身や、自分の大切な人と信頼や友情を分かち合ったりするためにも力を発揮します。

テレビ番組や創作などを読んでいると、お金に関するネガティブなイメージを植えつけるような描写が見られることがありますが、自らのポジティブな感情を伝えることも可能なのです。
 
彼らはお金に対して非常にポジティブな感情を抱いています。

そしてその感情を素直に「感謝」という気持ちと行動で周りに伝えているのです。その感謝を伝えるための「道具」としてお金があるのだという認識なのです。

 

 

お金を働かせ、流れを生み出す。

 
 
それに加えて大事なのは、お金持ちは「お金を自らのために動かす」ということを重要視しているということです。

さらには、彼らは常に「お金の流れ」を生み出すことも意識しているということが明らかになりました。
 
たとえばアメリカなどではビジネスを所有するということが「仕事」よりも重要だと考える人が多くいます。

ここでいう「仕事」というのは、自らの時間と精力をお金に変えるということであり、それによって、当然ながら自らの人生が「浪費」されてしまうと考えるのです。
 
そのような浪費を避けるため、自分自身のビジネスをうまく設計して正しく実行させることによって、あたかもビジネスが生き物のように成長させることを考えるのです。

その結果、ビジネスに自分が人生で欲しているものを与えてくれるように育てることに力を注ぐというわけです。
 
そのような目的のために、多くの起業家が日々自らのビジネスのために奔走していますし、起業家精神に溢れる者のなかには、自分のビジネスを起こす前に、お金持ちや稼いでいる人が当たり前に知っていることや考えていることを知りたいと考えて、お金持ちの豪邸の近くに引っ越した人すらいます。

ビジネスに成功している人の近くにいることで、稼いでいる人達の考え方やふるまいを自分の中に取り込もうと試みたわけです。
 
このように自分のビジネスを設計し、それを成長させることで一生生活に困らない資産を築こうという人はどこの国にも沢山います。
 
しかし当然、単に資産を築いたというだけでは幸せになれるとは限りません。

それは歴史上、たくさんのお金持ちが破産したり不幸な最後を遂げていることからも明らかです。

やはり常にポジティブな感情をもって、周囲に感謝しながら分かち合う精神がなければ、結局は幸せになることはできないようです。

お金が先か、幸せが先か

 現代社会では、モノやお金を沢山を持てばよいというような価値観が蔓延しています。

そして既に述べたように、自分のビジネスを所有し、場合によっては売り払って莫大な資産を築き上げるまでがゴールであるかのような印象を与える価値観も増えてきています。
 
しかし重要なことを忘れてはいけないと思います。

それは「バランス」ということです。

つまり、お金に関してもそれぞれ「適正」があるのではないかということです。

つまり人格の「器」のように、お金を適切に管理するための「器」のようなものです。

その「器」を越えて自分らしさを捨ててしまった人は、長い目で見れば破綻に向かうというような分析もあります。

重要なのはそれを大きくしていきながらお金持ちになっていくことではないでしょうか?

自らの適正を無視してお金が出入りすると、先の宝くじにあたった人のように、より不幸な人生になってしまう可能性があります。
 
無論、お金に対する適正をつけていくこと自体が目的ではないでしょう。

あくまでも人生を自分らしく生きるということを目的にするべきでしょう。

それが幸せというものではないでしょうか?

何か一つの信念のためにひた走るという生き方もいいかもしれません。

このような生き方をすることで、結果として自分自身の器は大きくなるのかもしれませんが、それ自体は決して目的ではない筈です。
 
よく「お金持ちになるから幸せになるのか、幸せだからお金持ちになっていくのか」というような問いがされることがあります。

様々な自己啓発本や成功本にも似たような命題が出てきますが、たいていの場合「幸せになってからお金持ちになれ」とい類の教えがされています。

とにかく「お金が先だ」と説く本はほとんど見たことがありません。

逆に「お金」が先に立ってしまった場合の悲劇を描いた本は沢山あります。

先の例に沿っていえば、ビジネスを所有すること自体が目的化してしまった起業家の不幸な家庭事情を描いた本がありました。

その起業家の場合、ビジネスに彼の人生の方が消費させられていたのです。
 
つまり「幸せ」という感情を大切にしながら自らのお金に対する適正とともにビジネスを成長させていく必要があるわけです。

そしてあくまでも目的は自分にとっての幸せを追求するということです。

「幸せが先にある」というのはそういう意味なのです。

やはり重要なのはバランス感覚

「お金」は道具であることは間違いありません。 ただし、それを使うにあたっては偏った考え方に固執してはいけないことがわかります。 お金にはプラスの面もマイナスの面も存在します。 何事もそうですが、結局は感情のバランスがものをいうのです。 そしてお金を「働かせ、流れを生み出す」ようにする。 このあたりがお金持ちになるヒントであるといえます。   そしてこれからお金持ちを目指そうという人は、自分自身の現在地を知り、そこから幸せで豊かな方向へ進もうと決意することが大事です。 恐怖や不安は当然ありますが、それでもバランス感覚を失わずに進み続けることが重要でしょう。

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