株主優待のただ取り優待貴族と逆日歩取

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株主優待のただ取りを使って優待をもらう

株主優待をタダでとって、クオカード、図書カードなどをタダでもらって、優待の優雅な生活を送ったりしてみませんか。

普通の値段の半分未満で購入できる権利とかをもらって安くて充実した生活を送りましょう。

タダ取りできそうにないなら逆日歩でお金をもらってもいいでしょうね。

どちらにせよ、知らずにほっておくのはもったいない株主優待と「逆日歩」のお話をしましょう。

株主優待とは

株主優待とは、株主に対しての配当以外で利益を還元しようとするものを株主優待といいます。

遊園地のチケットや、飲食券、割引券、無料券、クオカード、図書カード、などといったいろいろなものをもらうことができます。

この株主優待をもらうにはいつも持っていなくても、ある特定の日だけ持っているだけでもらうことができます。

3月の末、31日持っているかどうかのチェックをする日があります。

権利確定日です。

その日に持っているかどうかは、その日までに受け渡しが済んでいると権利確定になります。

株式の売買注文を今日したとして、約定したとしても株式は今日もらうことはできません。

3営業日後に受け渡しをするというのが決まっています。

そして、3営業日後が権利確定日になる取引日を権利付最終日といいます。

その次の日、権利確定日の次の日に受け渡しが行われる日を権利落ち日といいます。

この、権利付最終日にはじめて買って、権利落ち日に売ったとしても、株主だと認められて、権利を確定することができます。

株主優待をただ取り

株主優待を株式の手数料だけでもらおうということができる方法があります。

下部の手数料なんて往復で1000円を超えませんからね。

いい取引です。

権利付最終日までに、「現物」の買いをします。

と同時に、「信用」で売り注文をぶつけます。

これは寄り付きにしないと効果が出ないです。

「現物」の買いと「信用」の売りを同じ値段でぶつけないと損益が発生してしまいます。

値上がり値下がりのリスクを犯さないためには同じ値段で取引するために、寄り付き前に注文を出します。

また、注文は、成り行きで出さないと片方だけ約定なんてことになるので注意が必要です。

ただ、この取引は手数料だけで取れるかというとそんなに甘くないです。

リスクを負ってのリターンですからね。

株をやるなら当然です。

この取引には逆日歩という曲者がいます。

この逆日歩さえ攻略できれば優待は取り放題です。

ただ、逆に、信用買いのみを入れて、逆日歩を取りに来ることを「逆日歩取り」といいます。

現物の買いのみを入れている場合には、しばらくホールドするかしている必要があります。

買う時期を早めて、売る時期を遅めるなどの工夫をしないとクロス取引に比べて割に合わないことになります。

逆日歩といえばの格言

まず、「逆日歩に売りなし」について考えます。

逆日歩は信用売りの空売り側が追加の貸株料を支払うことです。

買っている買い方は逆日歩を受け取ることができます。

逆日歩が発生しているときには買い方にすごく有利に働いています。

高額逆日歩が発生した時には売り手が買い戻しに動き、買い需要が発生して、さらに空売りをしている売り手が買い戻すという「踏み上げ」が起こることがあります。

このように、売り方が空売りをしてその玉を買い戻すことを「ショートカバー」と言います。

一方、「逆日歩に買いなし」という言葉もあります。

これは逆日歩が発生するという「踏み上げ相場」によって需給面を見れば買い手に有利ですが、そもそもなんで空売りが増加して株不足が発生しているのかを考えるべきで、売る理由があるからです。

空売りの残高が増えているのは売りが入りやすい状態であり、下げやすい状態であるということです。

逆日歩の計算

日本証券金融などのサイトで逆日歩の欄には、「0.1」、「0.05」等と記載されているかと思います。

0.05円は、5銭の逆日歩を意味します。

逆日歩料は、日証金の逆日歩に株数と品貸日を掛け合わせたものとなります。

品貸日は、火曜日に持ち越した時に3日分の品貸となります。

これは株式の受け渡しは3営業日後となっているためです。

祝日をはさまない時に火曜日に取引した株券は3営業日後の金曜日に受け渡されて、現渡し(品渡し)が月曜日になるためです。

火曜日以外だと逆日歩が付く日数は1日です。

ちなみに年末年始などでは、逆日歩の付く日数が5日などととなることもあります。

逆日歩の品貸料には、最高料率というものが決まっています。

品貸の入札で逆日歩が決まりますが、その入札の受け付ける両立に上限が決まっていてその料率を最高料率といいます。

最高料率の早見表は日本証券金融で公開されていますのでご覧になるといいかと思います。

該当すると「最高料率を通常の最高料率に当該倍率を乗じたものまで引き上げたうえで、品貸入札を実施」するとあります。

その街頭条件についてみましょう。

一つ目は、「配当、新株引受等の権利付き銘柄」で適用期間は権利落ち日6営業日前から権利落ち2営業日前まで。

二つ目は、「配当、新株引受権等の権利付き銘柄」で適用期間は権利落ち日の全営業日で倍率は4倍です。

そして三つ目、「注意喚起通知銘柄」で適用期間は通知日のよく営業日から取り消し日の全営業日まで倍率は2倍です。

四つ目に、「申込制限措置銘柄、申し込み停止措置銘柄」では実施費から解除日の前営業日まで倍率2倍となっています。

そして、これらを同時に満たすとまた倍率は上がります。

「配当、新株引受権等の権利付き銘柄」でかつ、「注意喚起通知銘柄」または「申込制限措置銘柄、申込停止措置銘柄」に該当する銘柄の場合、権利落ち日6営業日前から権利落ち日2営業日前までだと、倍率は4倍、権利落ち日の前営業日だと倍率は8倍になります。

そして、これらに該当しないときにも倍率が上がる時があります。

「異常な貸株超過状態が生じている銘柄、またはそのおそれがある銘柄」では、事前通告なしで日本証券金融が指定する日から解除日の前営業日まで4倍の倍率です。

そして、事前通告なしの日本証券金融が指定する日から解除する日の前営業日まで、「極めて異常な貸株超過状態が生じている銘柄、またはその恐れがある銘柄、貸付株券の調達が困難となり受け渡し決済に支障が生じる恐れがあると認められる銘柄」では料率最高の10倍の料率です。

過去の逆日歩

2012年2月、東京ドーム9681の株主優待は人気でした。

株価が200円なのに、逆日歩は6円発生しました。

指定席A席を取ろうとすると6万株が必要となり、クロス取引をしたら36万円もの逆日歩がかかることになりました。

2012年9月、音通7647の株主優待3000円相当を取ろうとしたクロス投資家が集中。

15円の低低位株、5000株で優待の権利が発生しました。

そして、3000円の優待を取るために9万円の逆日歩を支払うこととなりました。

2015年12月25日に、逆日歩が40円と最高倍率がついた、日本研紙。

時系列を追ってみたいと思います。

100円前後であまり動きのない株です。

上場株式は10,246千株、うち浮動株は6,147千株で浮動株率は34.4パーセント、特定株は44.9パーセント。

権利付き最終日の前日には、出来高は96000株、貸株残は12,000株、融資株は29,000株でした。

そして、次の日の権利付き最終日の25日には、貸株残が124,000株と融資残が8,000株でした。

貸借倍率は0.06となっていました。

そして、お米3kgが4万円という超高額米券になってしまいました。

過去の逆日歩の伝説

過去の逆日歩、優待クロス時の逆日歩で伝説となっているものを紹介します。

2012年の7647音通の3,000円相当とさっる、「そば、そうめんセット」をただどりの優待クロスをした人があまりにも多くて、逆日歩120パーセント、一株18円の逆日歩がつきました。

さて、音通ですが、権利付最終日に音通現物株5000株を15円で持ち越しの現物買いと、普通株を15円で5,000株空売りをします。

そして湯対クロスでゲット使用としました。

大量の空売りが入ってしまいました。

とんでもない逆日歩、1株当たり、3日で18円の逆日歩がつきました。

5,000株でただで3,000円相当のそば、そーめんセットをもらうはずだったのに、18円かけることの5,000株で、90,000円の「そば・そうめんセット」となってしまいました。

逆日歩のほうが株価よりも高いなんていう素敵なことが起こってしまいました。

さすが、「逆日歩の伝説」です。

株価よりも逆日歩の方が高いなんて、普通に買って、もっているという超基本戦略が強いということがわかります。

まとめ

クロスの優待ただ取りはすごく魅力的な投資法であることがわかったかと思います。 しかし、同じことを思う人たちが多くいればもうからなくなるのが、投資の世界。 人の逆を行くと儲かるのが投資の世界です。 株主優待取りと逆日歩取りの戦いは毎月あります。 さて、あなたは今月、「株主優待取り」をしますか、それとも、「逆日歩取り」をしますか。

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