電力の自由化での私達に起こる変化

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いよいよ始める電力の自由化

2016年4月より私達の生活に重要な「電力の自由化」と言われている「電力小売りが全面自由化」という変化が起こるという事をご存知ですか?

もう既にそれに伴うお知らせや広告もかなり目にするようになってきましたし、これについて興味を持って調べたり、実際にどこが提供する電力を購入するかを具体的に検討し始めている方もいらっしゃるでしょう。

 

2015年12月24日の東京ガスを皮切りに、今年1月7日には最大手の東京電力が新しく料金プランを発表。

同じく1月12日にはソフトバンクがその前から噂になっていた東京電力との提携プランの内容を明らかにしています。

もちろん通信大手三社として肩を並べるドコモ、auもまたこのチャンスに名乗りを上げており、今後の電力と言う商品を巡る激しい商戦が行われることが予想されます。

しかし実際のところこの電力の自由化と言う変化は私達電力を買う側の消費者の立場としてはメリットとなるのでしょうか?デメリットとなるのでしょうか?

商戦が起こるという事は基本的にはものが安くなると言うのが当たり前ですが、実際のところどうなのか?他にメリットはないのだろうか?その逆にデメリットは本当にないのか?

そうしたことが気になる方も多いと思い、今回はこの電力の自由化と言うものについてそれは一体どういう事なのかを説明し、その電力の自由化が起こることで発生するメリットデメリットについて考察してみました。

電力の何が自由化されたのか?

電力の自由化といわれてもそれが何を意味していてどうなるのかが良く分からないという人のために最初にこの電力の自由化と言うものについて説明します。

最初にも書きましたが今「電力の自由化」と言われているものは正しくは「電力小売りが全面自由化」であると言えます。

敢えて全面自由化と言う言葉を使っているのは実は現在も「電力の自由化」と言うのは「部分自由化」と言う形で行われていたからです。

この部分自由化と言われる形があったので、消費電力が大きいとされる大規模な工場やオフィスなどについては地域の定める東京電力や関西電力など以外の企業からも電力を購入できる形であったのです。

しかし今度行われる電力の自由化と呼ばれる変化では電力を買える対象に対する制限がなくなります。

言ってしまえば専売化の完全解除と言っても良いものであり、誰もが自由に買い会社を選ぶことが出来るようになったのです。

そしてそうなってくるとこの電力と言う商品を商品とするためいろいろな企業が名乗りを上げて売り込みをするわけです。

携帯電話やガスなど他の商品とのセット割引を売りにする会社もあれば、契約期間を数年単位ですることにより割引にするプランや、ポイント付与があるプランも存在します。

そうした売込みをするいろいろな企業からライフスタイルに応じて選べば家計の負担を減らせると言われており、選び方によっては逆に割高にもなると言われております。

電力自由化についてのメリット

電力自由化と言う変化が起きることにより、私達消費者に起こるメリットについて先ずは簡単にご紹介していきます。

まず最初に言えるメリットは電力が安く買えるようになるという事。

商戦と言ったら当然起こるものこそが価格競争。

商品の質やブランドなんて電力と言う商品において何の価値もない訳ですから競い合うものは必然的に価格になります。

そのため比較的電力そのものは安く購入できるようになると言うのが最初のメリットです。

次に挙げられる電力自由化によるメリットはセット販売と言う形での提供が多くなるところです。

東京ガスのガスとのセットでの値引きや、ソフトバンクなどの通信大手の企業の提供してくれる携帯電話料金とセットでの値引きをするという所も多いと言うのは値段だけでなく、支払先の一元化と言うことのメリットも考えられます。

そして三つ目のメリットとしてそうしたセットでの提供が出来ない企業は基本的にただ黙って電力を提供しているだけでは当然誰も使わなくなりますのでユーザーサポートの充実や、ポイントによるサービスあるいは環境への配慮などを売りにしてくるという事が考えられます。

消費者となる私達にとっては以上三つのメリットがあるという事ができるでしょう

電力の自由化によるデメリット

電力自由化と言う変化は私達にメリットばかりがあるのかと言うと実はそうとも言えません。

まず最初に言えるデメリットとして挙げられるのは電気の使用量が多い家庭ほど、料金値下げのメリットが大きいという点にあります。

つまり逆を言うとそこまで電気消費量の多くない家庭と言うなら変化を感じない程度でしょうが、節電を徹底している家庭やナショナルミニマムギリギリの家庭にとっては、場合によっては寧ろ電気代だけ見たら高くなることさえあると言えるでしょう。

また選択肢によってもデメリットが発生する場合があります。

例え一番消費電力が高い時間帯の選択ミスや、光回線や携帯電話の料金とのセットの料金であるならばともかく、実用性皆無のポイントサービスやシステム利用のセットでの割引を選択するならそれこそ無駄と言うものです。

そうした意味で選択肢が多くなると言うのは選択ミスによる損を生む可能性があるデメリットがあるという事ができます。

またこれに関しての詐欺被害が登場する可能性も大いに考えられます。

「新しくウチの会社から電気を買うとこんなにお得です」そんな形でのお金を騙し取るタイプのものから、新システムへの以降によるミスなどを理由にした情報を盗み取るタイプのもの。

更にはネット上やアプリでの「あなたにあった電気を買う会社診断」などのようなものでのウイルスによる被害の発生もまた考えられます。

転勤が多いような仕事をしている方は2年契約などの期間中に解約すると違約金が生じることもあるものもありますし、セット割引を選びもし何らかのトラブルなどで料金の滞納となった時には電気以外のセット契約のガスや携帯電話なども一緒に止まるという事もまたデメリットであると言えるかもしれません。

以上が電力自由化の際に起こると考えられるデメリットです。

電力の自由化を得するためのものだけでなく、自分の利益に変える

電力の自由化を消費者としての目で見るとメリットとデメリットに関して以上の事が言えるのですが、この電力自由化と言う変化はビジネスチャンスとして捉えることもできます。

単純に考えて電力自由化による企業別サービス一覧のようなものはネット上でどうしても検索されることが増えるでしょうし、各社の実際に使ってみた感想なども調べる人が増えるでしょう。

現にこの記事を書くにあたってかなりの新しく電力の自由化に参加する企業のサイトや電力の自由化について書かれている記事を私自身閲覧しましたし、この記事を読んだ後、多くの人が同じ事をするはずです。

つまりそれはそうした人をターゲットにしたビジネスのチャンスであるという事です。
 
電力自由化による電気を売るための新たな手法の開発と言うのもチャンスですし、どこから電力を買うのがお得かを診断するビジネスを展開するという事もされるようになるでしょう。

あるいは全く新しいセット販売の手法やプランなどが自分の利益になる可能性もまた否定できません。

どこと契約しているのなら電化製品のどこの商品は安いと言うアイディアも出てくるかもしれませんし、そうしたことを記事にするのもまた電力の自由化と言う変化を自身の利益とするチャンスになり得ます。

電力の自由化は電気を商品として取り扱おうと言う人たちだけでなく、もしかするとこれまでただ消費者としての立場だった私達にも間接的なお金を稼ぐためのチャンスとなる可能性もあるのです。

電力の自由化と言う変化の情報に気を配らないと損をする

以上の事のようなことが2016年の4月から始まる電力の自由化と言う変化についていう事ができます。 勿論4月からの電力の自由化に伴う変更について何もしなければ電気が使えなくなるという事もありませんが、それでもこの変化についての情報に気を配っておかなければ結局相対的に損をすることになります。 例えば皆が今まで100円で買っていたものを80円で変えるようになっているのに自分は100円で買い続けても悪くはなっていないと思えますでしょうか? 友人が誰もが持っているようなものを売り方を工夫したら高値で売れたと知った時、あなたはそれを同じようにして売りたいとは思いませんか? 電力の自由化に伴い損をしないのはもちろんの事、それを利益に変えるチャンスがある以上、これから起こる電力の自由化と言うものに対する情報には気を配ることをオススメします。

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