10年後に消えている職業!華やかになる職業 時代の先を読む目を養おう

あなたの職業がロボットにとってかわられる?

SFの世界で、人間の職業が機械にとってかわられたり、機械に人間が支配されてしまっている世界が描かれることが良くあります。

手塚治虫のマンガ「鉄腕アトム」は人間の心を持った機械ですが、それに近づくような研究もどんどん現実世界で進んできています。

やがて、人間の心を持ったロボットやアンドロイドが登場するのかどうかは分かりませんが、人間の仕事の多くが機械に取って代わられる未来は近いうちにやってきそうです。

そのことをオックスフォード大学が発表した論文が詳しく予測しています。

オックスフォード大学が発表した論文

2013年9月に、イギリスのオックスフォード大学教授、マイケル・A・オズボーン博士が発表した論文「未来の雇用」は世界に衝撃を与えました。

その論文では、702の業種について10年後に消える(機械に取って代わられる)確率を徹底的に調べたのです。

すると、人間ができる仕事はほぼ半分になってしまう可能性があることが分かったのです。

コンピューターの技術革新が急速に進む中、これまで人間にしかできないと思われていた仕事がロボットなどの機械に代わられつつあります。

そのことを具体的に指摘されているところが斬新だったのです。

機械でもできる職業はどんどん消える

具体的に例を挙げましょう。

1.車の運転手

Googleカーなど、自動運転する車がどんどん市場に出てくることで、まずタクシーの運転手が役割を失います。

公共交通機関もどんどん減っていくことでしょう。

2.工場労働者

これはすでに進行しつつあることですが、単純作業であれば、人間よりも長時間連続して稼働できる機械の方がコストも安く、過労問題などもなく、しかも正確に仕事ができます。

以前は精密な作業や検品は人間には叶わなかったのですが、人間のかなり細かい作業まで機械で再現できるようになったり、センサー技術の発達などで検品も正確になってきました。

3.医者、弁護士、警察

少し意外に思われるかもしれませんが、医者や弁護士、警察などの人間でないとできないと思われている仕事についてもロボット化が進みつつあるのです。

アメリカのクイズ番組で、人間相手に勝利を挙げた「ワトソン」というIBMの人工知能型コンピューターを活用して、60万件の医療報告書、150万件の患者記録や臨床試験、200万ページ分の医学雑誌などを分析し、人間が行うよりも正確な診断に成功したそうです。

弁護士などの法律関係においても、すでに一部では機械で処理し始めているようです。

そしてなんと、警察の仕事も機械に取って代わられる可能性があるそうです。

センサー技術や衛星監視などで人の手によらず24時間防犯が行われる未来が近いかもしれません。

ちなみにランキング1位はレクリエーション・セラピストで消滅確率は0.28%、702位は消滅確率99%のテレマーケッターだそうです。

その他にも、動物のブリーダーやレストランの案内係、金融機関のクレジットアナリスト、ネイリスト、仕立屋(手縫い)、時計修理工など、これまで人間でしかできないと思われていた職業の多くが90%以上の確率で10年後に消えて亡くなるのだそうです。

 

人間にしかできない仕事

かなりぞっとするデータですが、一方で人間にしかできない、つまり機械にとってかわられることはまずありえないと思われる職業もあります。

1.芸術などのクリエイティブな作業

作曲、絵画、陶芸など、芸術関連の作業については、機械ではできないようです。

人間の備えている潜在意識の領域に深く関わるものだから、機械でまねはできても人間のような想像力を再現するにはまだ多くの時間を費やしそうです。

2.機械を作る仕事

機械を作る存在は、やはり人間です。

ただ、より高度な機械を作り出すことによって、より多くの人から職を奪う結果になってしまうのは皮肉なことですが。

3.宗教家

宗教などスピリチュアルな領域は、やはり人間ならではでしょう。

4.政治家などの指導者

これは機械ではできないというよりは、人間が機械にその役割を渡さないように死守するでしょう。

すでにリストラは始まっている

こうしてみてくると、一般の我々が機械に絶対に仕事を奪われないという保証はなさそうです。

そして、科学技術の進歩と共に、すでに多くの仕事が機械に奪われています。

古くは蒸気機関の登場で手工業は廃れていきました。

T型フォードの登場で、馬車は街から姿を消しました。

工業の分野では、危険な作業や単純作業は機械が担う場面が増えつつあります。

駅の改札は、都会ではほとんど自動改札機に変わっているのではないでしょうか?

医療や介護の分野でも、機械が行う場面が増えつつあるそうです。

単純作業だけでなく、知的作業についても機械が優位な物も増えています。

金融商品のトレードでも、人間より機械が分析した方が正確に予測できるようになってきています。

製図や測量は、手描きでなくコンピューターで行った方がより正確で再現性が高くなっています。

スポーツの審判も、感情に左右されやすい人間よりも機械の方が正確に判断できることもあるのです。

セールスマンですら、今後は人間よりも機械による営業が主流になってくる可能性があるようです。

あなたの職業は10年後、存在しているでしょうか?

機械と人間が手を取り合って働く未来到来?

ただ、人間の職業が全て機械に変わるということは考えにくいです。

また、機械にも当然欠点はありますし、故障やバグなども考えられます。

機械と人間が共存共栄する、そんな未来の方がイメージしやすいのではないでしょうか?

いったん、人間の手で行っていた仕事の伝承が途絶えてしまったら、それを再現するのはとても大変です。

日本でも下町の工場が高齢化で後継者不足のためどんどん廃業しています。

そのような工場には、機械では再現できない技術も含まれているのですが、その多くが消えてしまっているのは大きな損失かもしれません。

そういった零細企業では、最新のコンピューターを導入することは難しいかもしれません。

ですが、機械も大量生産されていくことでコストも下がっていきますし、より高性能で小型化、省資源化も図られていくと思われます。

オックスフォード大学が挙げた、高い確率で10年後に消えてしまう職業も、全て消えてしまうというわけでなく、人と機械とがライバルとなってお互いの良さを打ち出しながら競い合うような関係が作れるのかもしれません。

「となりのトトロ」の世界が復活する可能性は?

宮崎駿監督の「となりのトトロ」というアニメ映画はほとんどの方がご存じだと思います。

1950年代の日本の田舎を舞台にしたこのアニメは、数多くの懐かしさを感じさせる描写がなされています。

車やバス、農家風の家、自然と人の生活が一体になった空間、まさに「トトロ」が実在してもおかしくないような世界観です。

今ではそのような場所は高齢化が進み、過疎化していて、中には「限界集落」と呼ばれ、やがて消えゆく運命にあるようです。

でも、機械化が進むことで、そのようないわゆる「限界集落」のような場所も復活する可能性もあるのではないか、そんな気もします。

例えばトラクターの存在は、それまでの人や牛馬で行っていた農作業を楽にしました。

今後自動運転型のトラクターも開発されるかもしれません。

また、ドローンによる農薬の自動散布やカラス対策なども行うこともできます。

インターネットで食事やその他のサービスをオンラインで注文することができたりもします。

また、都会にくらさなくてもインターネットを活用して必要な情報を取り入れることができますので、隣のトトロで主人公の父親が大量の書物を持ってくるような手間もなく、パソコンやスマホで閲覧さえできるということで、若者が物価の安い田舎に移り住んでくる可能性も考えられます。

里山の中に、自然にロボットが溶け込んでいる、そんな未来もなかなか良いかもしれません。

人間の可能性

機械の進化は、人間の生活が便利になる反面、人間から職を奪ってしまう可能性がある諸刃の剣です。 どのように人間の生活をより良くするために、みんなで知恵を絞りながら機械を取り入れる分野、人間と共存させる分野、人にだけ任せるべき分野を考え続けていく必要がありそうです。 オックスフォード大学の研究結果の他にもドイツやアメリカなど世界各国で同様の研究がなされていますが、それらはあくまで予測ですし、人間の可能性は無限であることを考えると、これらの指摘が必ずしも当てはまらないことは明白だと思います。 機械の進化に合わせて人間もさらに可能性を広げる道を探っていけば良い未来が拓けるでしょう。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でお金が無い.jpをフォローしよう!

10年後に消えている職業!華やかになる職業 時代の先を読む目を養おう
Reader Rating 2 Votes