あなたは保育園賛成派?反対派?最近の保育園事情とお金の問題

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働くママが抱える深刻な保育園とお金の問題

最近、よくテレビや雑誌等のメディアで耳にする「待機児童」問題。

少子化にも関わらず保育園が不足し、子供を保育園に預けられないがために仕事復帰ができないというママが増えています。

普通に考えると、少子化なのであれば保育園はむしろあまりそうな気がしますが、なぜこのような事が起きているのでしょうか。
 

保育士の給与問題

まず、初めに考えられる原因として言われているのが年々深刻になりつつある保育士不足。

かつて、保育士はなりたい職業ランキングでも常に上位にランクインする人気の職業でした。

「大切なお子様を預かる」というのは大きな責任がありますし、誰でも簡単になれるわけではありません。

保育士を目指す学生も専門の学科がある大学もしくは専門学校に入学し、高い志を持って保育士になっています。

しかし、そんな重大な責任がある職業にもかかわらず給与は非常に安いのです。

とある調査によると、初任給は16~17万程度、そこから保険料等が引かれますので手取りにすると13~14万になってしまうのだとか。

また、昇給も通常の民間企業と比べるとあまりないようです。

これでは、ひとり暮らしの方などは生活できないですし、いくら小さい頃からの夢であったとしても躊躇ってしまいますよね。

保育士不足と反比例して増える働くママ。お金よりも働くことの意味

保育園不足の原因として、ふたつめに考えられるのが保育士不足と反比例して働くママが増えているということ。

保育士不足でやむをえず閉園しなければならない保育園がでる一方で、子供を保育園に預けたいと希望するママは年々増加傾向にあります。

私の幼少時代はむしろ保育園に行っていたという子の方が珍しく、母親は専業主婦かパート勤務で学校から帰ると家にいるという家庭が一般的でした。

しかし、男女雇用機会均等法が制定され、もう一度社会に出たいというママが増え、いまでは0歳児から保育園に預けてママは仕事に復帰する・・・というのが当たり前になりつつあるように思います。

ただ、実際に復帰したものの1歳に満たない赤ちゃんは免疫力もまだ弱く、ママはすぐに保育園から呼び出されてしまい、午後から会社を早退しなければならないということが日常茶飯事。

そのため、時短勤務でしか働けなかったり、ノルマのない部署に異動せざるをえないなど、一概に仕事復帰といってもなかなか出産前と全く同じ働き方というのはできません。

かわいい子供の健やかな成長のためならば苦にならないでしょうが、やはり毎月の給与は大幅にダウンしてしまいます。

1ヵ月の保育園料については住んでいる地域やその家庭の経済状況によって異なりますが、聞くところによると、時短勤務の場合給与のほとんどが保育園料とその他保育園に子供を預けるにあたり必要な身のまわりのものに消えてしまうのだとか。

しかし、それでも保育園に預けて働きたいと思うママが増えているのはなぜなのでしょうか。

 

貰えるお金よりも社会とのつながり、子供に成長する機会を与えたい

一生懸命働いても、その分がほとんど保育園代に消えてしまうのならば保育園には預けず、専業主婦でパパの扶養に入った方が免除される税金もあるしいいのではないかという意見もあるのではないでしょうか。

たしかに、「幼稚園に入るまでは自分でこの子のお世話をする」と心に決めて家庭で育てるというのもひとつの選択ですし、そう決意したママの勇気は素晴らしいと思います。

けれど、働くママにとって仕事復帰することに意味はお金のためだけではありません。

かわいい我が子であることには間違いないのですが、一対一の子育ては、ママにとって思っている以上に孤独との戦いなのです。

学生時代の友人や職場など、独身時代はみなさん一個人としての居場所がいくつもあったかと思いますが、結婚するとその大部分が「○○さんの奥さん」、さらに子供が生まれると「○○ちゃんのママ」という割合が大部分を占めるようになってしまいます。

もちろん、独身時代には出会えなかった方との新しい出会いもありますが、仕事復帰を希望するママは「奥さん」「ママ」としての自分をもちつつも、やはり一個人としての自分を発揮できる社会ともう一度つながりたいと思い、復帰を希望する方が多いようです。

また、子供の立場からいうと、やはり保育園に入って同じ月齢の子との接点をもつことで脳が刺激され、ことばの出が早かったり、社交性が身につく・・・といったメリットもあります。

そういった理由から、たとえお給料のほとんどが保育園代に消えてしまっても子供を保育園に預けたいと考えているのです。

仕事で離れている時間が長い分、一緒いいる時はたっぷり愛情を注ごうと子育てにもメリハリがでるという意見もたくさん耳にします。

 

実際はまだまだ難関な保育園問題と家庭の経済事情

では、実際に子供を保育園に預けたいと思った時に待機児童となるかならないかは何で決まるのでしょうか。

以下がよく言われるポイントです。

①居住地

そのひとつが住んでいる地域です。

これは家庭内での努力だけではどうしようもならない部分もありますが、やはり人気の場所には偏りがあり、例えば東京都内の住みたい街ランキングで常に上位にランクインしている「三軒茶屋」などがある世田谷区は待機児童率都内ワースト1位といわれています。

治安も大切ですし、お仕事の関係上、保育園の為だけに住む地域を決めることはできないかもしれませんが、事前の下調べで少しでも避けられるのならば住む場所を決める際のポイントのひとつとして持っておいた方が良さそうですね。

②世帯収入

こちらも保育園に入れるか入れないかの重要なポイントとなるようです。

まず、一番に優遇されるのはシングルマザーや、共働きでもママがすぐに仕事復帰しなければ生活が厳しいという場合。

そして次が育休取得中のママです。

出産を機に退職してしまったママや専業主婦期間が長いママは不利になるようですので、事前に自分がどのようなライフスタイルを送りたいのか(子供と向き合う時間を長くとりたいのか、仕事と両立させたいのか)、ご家庭で良く話し合う必要がありそうですね。

③両親が近くに住んでいるかどうか

私個人の意見としては、両親が近くに住んでいるかどうかと子供を見てくれるかどうかは別問題だと思うのですが(実際に我が家では、両親を保育園代わりにしないというのが子供を持つ際の唯一の条件です。)、残念ながら保育園に入れるか入れないかを選別する際の材料のひとつになってしまうそうです。

確かに、子供が熱を出した時など、母としても人生としても先輩である母親が近くにいるのは心強いですが、いまは60歳超えても定年退職しない時代。

なかなか昔のように自分の両親に日中子供を見てもらうというわけにもいきませんよね。

これは知人から聞いた話ですが、ハローワークに相談に行く際にも子供を連れていくか連れて行かないかを見られているのだとか。

(例えその日だけでも子供を両親に預けて1人で行くと、「保育園以外にも子供を見てもらえる場所がある人」とみなされてしまうそうです。)

もちろん、これだけではなく、住んでいる地域や申し込む時期によっても大きく異なってくるかと思いますが、事前の情報収集で少しでも保育園入所の可能性が芽生えるのであれば譲歩はしっかりと持っておきたいですね。

賛成派、反対派に正解はなし。お金だけにとらわれず、幸せなライフプランを

保育園賛成派、反対派・・様々な意見があるかと思いますが、どちらが正解ということはありません。 とある、研究結果によると、保育園に入っていた子供は言葉の出始めこそ早いものの、幼稚園に入る頃には保育園に行っていた子も行っていなかった子も大差がないという結果がでているそうです。 大切なのは、何が家族にとって一番幸せかということ。 お金の面に関しても、世帯収入で見ればもちろん共働きの方が当然多くはなりますが、やはり仕事で疲れていると時間さえあれば手作りできるものも既製品で済ませてしまったり、外食が増えたり・・・と出費も増えてしまいますよね。 待機児童問題等出産・子育てに関してネガティブなイメージばかりが先行し、ますます少子化が進んでいますが、私個人の意見としては「考えるよりまず行動」だと思います。 子育てと仕事の両立は本当に大変かと思いますが、いくら頭で考えていても実際自分がその立場にならないと分からないという事もたくさんあります。 一度きりの人生、あまり深く考えすぎず猪突猛進で楽しんでいきましょう。

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