子供のお小遣いいくらが妥当?小さい頃から身に着けたい金銭感覚

昔とは異なる、子供の「お小遣い」事情

子供が小学生ぐらいになると、気になってくるのが「お小遣い問題」。多すぎても良くないし、自分の子だけ厳しくしすぎるのも可哀想・・・また、学年に関わらず金額は固定という家庭もあれば、学年があがるにつれて金額もあがるという家庭もあります。

果たして、現在の子供のお小遣いの相場はいくらぐらいなのでしょうか。
  

年齢別に見るお小遣いの相場

一概に「子供のお小遣い」といっても、小学校低学年と高校生では金額に大きな差がありますよね。

使い道も成長に伴って変わってきますし、生活圏も自宅と学校周辺に限定されていた小学生と、電車に乗ることが日常の高校生では異なります。

そこで、今回は年齢別にお小遣いの平均額を見ていきたいと思います。

・小学校低学年
  最も多かった回答・・・¥500、平均・・・¥949

・小学校中学年
  最も多かった回答・・・¥500、平均・・・¥896

・小学校高学年
  最も多かった回答・・・¥500、平均・・・¥1087

・中学生
  最も多かった回答・・・¥1000、平均・・・¥2502

・高校生
  最も多かった回答・・・¥5000、平均・・・¥5305

 ※出典:平成22年金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査」

 こちらを見ると、小学生の間はいずれも¥500が相場といったところでしょうか。
 
高学年になると平均額が¥1000を超えてきますが、小学生間での差はあまりないように思います。

これが中学生になると一気に2倍に、高校生では中学生のさらに2倍・・・といった結果になっています。
 
また、小学生までは一年での成長度も大きいため、学年があがるにつれて金額もあがる(学年×100など)という家庭も多いようですが、中学生以上になると一定金額というのが一般的のようです。
 
やはり、小学生のうちは使い道も友達と遊ぶ時のおやつなど金額も安いものがほとんどですが、中学生以上になると部活で土日は試合に出かけたりなど出費も増えますよね。
 
使い方も、小学生と中学生以上では大きな差がでてくるようです。

小学生の間は使い道のほとんどがお菓子などその場の充実感のためのものですが、それが中学生、高校生と学年があがるにつれて「来月友達と遊びに行くから残しておこう」と「貯める」という感覚が身についてくるようです。

これはお小遣いのもらい方によっても変わってくるようですが、それでは、お小遣いのもらい方には学年によってどのような違いがあるのでしょうか。

意外と大切な「お小遣いの渡し方」と身に着けたい金銭感覚

子供の頃、「お手伝い頑張ったから○○円」と褒められて嬉しかった経験はありませんか。

お金の為だけなくとも、やはり褒められると次も頑張ろうという気持ちになりますよね。

しかし、この「その都度お小遣いをもらう派」が年々減りつつあるのだそうです。

先ほどご紹介した学年別のお小遣い調査ですが、もらい方で見てみると、小学校低・中学年まではお手伝いなどで「その都度もらう派」がいるものの、小学校高学年以上はほとんどが「一か月分まとめてもらう派」 なのだとか。

これには意見も賛否両論で、「お小遣い目当ての手伝いはおかしい。

家族間で手伝うのは当たり前」という厳しい意見の一方で、「多少お小遣い目当てだったとしても、それでやる気を出してくれるならばいいのではないか」という意見もあります。

(ちなみに、私はどちらかというと後者の意見です。)

また、都度渡していると「貯金する」という感覚が身につきにくいという意見もあります。

確かに、1ヵ月分まとめてもらう方が「来月のお小遣い日まで日にちがあるから少しずつ使おう」と、子供ながらも計画が立てやすいですよね。

しかし、私自身お手伝いをしてお小遣いをもらうというのがそれほど悪いことのようには思えません。

「頑張って働けばお金が貰える」という感覚も、「貯金する」という感覚同様大切なことだと思うのです。

では、なぜ最近はこの「その都度お小遣いをもらう派」が減りつつあるのでしょうか。

 

「お手伝いでお小遣い稼ぎ」の風習は現代生活には難しい?

私が子供の頃、母も仕事を持っていましたがパート勤務でしたので、基本的には学校から帰れば家にいてるという、ごく一般的な家庭で育ちました。

お小遣いのもらい方に関しては、1ヵ月分まとめてでしたが(中学生までは学年ごとに金額があがり、高校生は一定)お手伝いをした後は何度かもらった記憶があります。

また、昔はおばあちゃん、おじいちゃんも一緒に住んでいるという家庭もたくさんありましたが、今は核家族が主流です。

さらに、フルタイムで働くママが増え、なかなか平日子供と一緒にいる時間がないことも「お手伝いでお小遣い稼ぎ」が減っている要因ではないかと思うのです。

「お手伝いの度にお小遣いがもらえると思うのは良くない」「なくなったらまたお手伝いしてもらえばいいという考えが当たり前になってしまうのではないか」という意見もあるようですが、果たしてそんない悪いことでしょうか。

ここからは私個人の意見となりますが、休日に一緒にご飯を作る、掃除をするなどして「お手伝いありがとう」とお小遣いを渡すことは親子のコミュニケーションにもなり、むしろいいことなのではないかと思うのです。

もちろん、頻度と一回に渡す金額にもよりますが、家族のルールとして上手に活用していけば親にとっても子供にとってもプラスになるのではないでしょうか。

親が子供に教えなければいけない、お金の大切さ

ここまで、子供の年齢別に見た金額やお小遣いの渡し方についてご説明してきました。

しかし、どちらが正解でどちらが間違っているというのはないと思うのです。

では、親が気をつけなければならないこととはいったい何なのでしょうか。

私が思うのは、まずはじめに「お金はどこから出てきているのかを教える」という事です。

「一か月分まとめてもらう派」、「その都度もらう派」いずれにしてもお小遣いとして渡しているお金は降ってきてるわけではなく、お父さん、お母さんが一生懸命働いて稼いだお金なのだと教えることが大切だと思います。

また、「貯める」という感覚をこの頃から教えるという事も将来のために必要です。

そこで、子供にお金の大切さを教えるのに良いと言われている風習が「お年玉」なんだそうです。

私も子供の頃はよく「お年玉は全部使わず、欲しいものができた時のために残しておきなさい」と言われたものですが、子供ながらもお年玉は毎月のお小遣い以上に大切に使わなければいけないという感覚がありました。

実際、お年玉の額は毎月のお小遣いと比べると大きすぎて使い切るという事はありませんでしたが、それでも「貯める」という感覚を身につけさせてくれた最初のきっかけではないかと思っています。

ちなみに、この「お年玉」は日本独自の風習のようで、外国の方にこれを話すとびっくりされることが多いですが、もしかすると日本人のお金に対する比較的まじめな感覚はこの昔からの風習も関係しているのかもしれませんね。

また、お年玉同様にお小遣い帳も子供にお金の大切さを教えるのにとても役に立つのだそうです。

先ほどお伝えした「お手伝いでお小遣い稼ぎ」によって「お金を得るためには働く」という感覚も大切ですが、同時に「お金のやりくり」も考えることで、「働く」「貯める」どちらの感覚も身につくのではないかと思います。

ただし、お小遣い帳にしても、家計簿にしてもあまり厳密に記録しすぎるとそれがかえってストレスになることもありますので、無理せずうまく活用していきたいですね。

使う時は使う、貯める時は貯めるで楽しい人生を

ここまでお金の大切さを語ってきましたが、私自身倹約家タイプかといわれると決してそうではありません。 旅行も最新のものも大好きですし、日本初上陸と言われれば並んでても行ってしまうほど自他ともに認めるミーハーです。 コツコツ貯めるのが好きな人、働く時は働いて使う時は思い切って使う、どちらのタイプがあってもいいと思うのです。 しかし、これは子供の頃にしっかり金銭感覚を身につけたからこそ生まれる選択肢。 共働きの家庭、お母さんが専業主婦の家庭、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に住んでいる家庭・・・家族構成やライフスタイルによって金額や渡し方に差は出てくるかと思いますが、ぜひ、子供の頃からお金の大切さを教え、金銭感覚を身につけ、豊かな人生を送れるよう親はサポートしていきたいですね。 何事もやりすぎは良くありません。 働く時は一生懸命働いて、旅行や趣味などお金を使う時は使う、一度きりの人生バランス良くどちらも楽しんでいきたいですね。

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