お金にまつわる社会の法則‐目に見えない法則を理解する

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目には見えないけれど重要な法則を理解しよう

 私達は普段生きて行く中で様々な「法則」というものを知ります。

そして、それに添うように生きる知恵を身につけていくわけですが、実は私達の周りには、目に見えて認識しやすい法則以外にも、目に見えない数々の「法則」が存在します。

今回はそのような「目には見えないけれど様々なところで知られている社会の法則」について、簡単に説明します。これらの「法則」を知ることで「お金」を引き寄せることもできるようになりますし、自分の目標を叶えるための武器とすることもできるのです。

 

「因果関係」の厳然たる法則

 
別記事では様々な「因果関係」についての法則をみていますが、この社会で起こることには全て「因果」が存在するといっても過言ではありません。

何らかの結果は、その原因になる出来事によって引き起こされています。

それは「お金」に関しても同様です。

たとえば、当たり前の話ですが何の準備もせずに仕事やスポーツなどの分野でトップになることはできません。

つまり人の何倍もの所得を得るには、人よりも優れた技術や考え方を時間をかけてマスターする必要があるということです。

「お金」のことを知らずして「お金持ち」になることはできないのです。

 たとえばある研究によると、ひとつの分野で一流になるには、最低でも1000時間以上の修行が必要であり、そして常に技術の向上を怠ってはいけないということです。

さらに毎日様々な試行錯誤を重ねて、自分なりのやり方を見出した結果として、初めて成功が目に見えてくるとされています。

 何事も中途半端に終わってしまう人は、お金の問題だけでなく仕事でのトラブルや家庭での問題を、他人やそのときの状況のせいにしてしまいます。

自分自身をその状況の「受け手」であると思い込んでしまい、自分から状況を変えられるとは思わないのです。
 
逆にこの「法則」をよく理解している人は、自分自身の行動の結果をしっかりと引き受けます。

そして、自分が起こした「因果」を理解し、自分自身が変わることで2度と同じ過ちは起こさないようにします。
 
また、彼らは行動しなければ将来何も得ることはできないことも知っています。

当たり前の話ですが、意外にも多くの人がこの厳然たる事実から目を逸らして生きています。

成功者は自分が将来得たいものの種を、今蒔くように心がけるのです。そうして、「原因と結果の法則」が自然に収穫をもたらしてくれるのを待つのです。
 
この「法則」は、人間の歴史とともに常に語られてきた普遍的な法則の一つです。

この「法則」に照らして、私達も日々の行動を再度見直す必要があります。

「思考は現実化する」という法則

 
自己啓発本などが好きな人は、ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』という本をよく知っているでしょう。

彼が本の中でいっているように、思考は目には見えないですが、非常に強い力をもっています。

いわゆるプラス思考はよいイメージが頭の中に作り出され、それが積極的な行動に繋がり、徐々にその結果が現実化します。

それに対してマイナス思考は、悪いイメージが頭の中に作り出され、それが消極的でネガティブな行動に繋がり、その結果が徐々に現実化していきます。

ですから、自分にとってプラスになる思考をし続ければよい結果が現実化しますよ、ということをこの本は教えてくれます。
 
しかしながら、なかなか結果が出せない人がいます。

むしろ、この本を読んでもなかなかよい結果に繋がらない人の方が多いのではないでしょうか?
 
なぜならば自分自身の「意識」と「無意識」の間に乖離があるからです。

それによって自分の思い通りの思考を現実化するための過程にブレーキがかかっている状態に陥っています。たとえ意識してポジティブな思考を巡らせようとしても、自らの「無意識」がネガティブなイメージに引っ張られているならば、結局思考自体もその「無意識」に引っ張られてしまうのです。

結果、望んでもいない思考が現実化してしまうことになります。
 
そのため、人によって「望んだ思考が現実化できるか否か」という質問に対して「YES」と答える人と「NO」と答える人が分かれるのです。
 
別にこの問いに「NO」と答えるような否定的な人だって「思考」自体が現実化していないわけではないのです。

既に説明したように、むしろ「無意識」がネガティブなイメージに引っ張られているため、意識したことよりもそちらが優先的に現実化してしまっているに過ぎません。

それが自分の望んだことと違うように「見える」ために「思考なんか現実化しないじゃないか」と思ってしまいます。

 自らの「無意識」のイメージや行動にマイナスの要素が付加されてしまっているため、意識上でプラス思考を頑張って実現しようとしても、それが「現実化」にまで至らないというわけです。
 
自分の望んだイメージを現実化したいのであれば、「意識」と「無意識」の乖離について知り、自らの「無意識」にネガティブなイメージを持たせないことです。

実は、これには訓練が必要です。

その第一歩として自分の本当の「願望」について理解することをお勧めします。

つまり自分自身に嘘をつかないということです。つまらない見栄や意地を本当の「願望」に優先させてはいけません。

自分の本当の「願望」に気づくために、まずは週に一度はたっぷりと時間をとって集中的に自分の本当に望むものについて考えてみましょう。

 

「万事塞翁が馬」の法則

「人間万事塞翁が馬」という諺があります。

「人間の幸運や不幸は移り変わるものであり、予測できないものだ。

だから一つの出来事で簡単に喜んだり悲しんだりしてはいけない」というような意味の諺です。有名な諺ですが、これは見事に私達の人生を左右する「法則」を言い表しています。
 
つまり、世の中のあらゆるものには「上り坂」と「下り坂」があるということです。

「波がある」と言い換えてもいいかもしれません。
 
たとえば、経済状況や株価には「上り下り」があります。

これは長期的なデータを見ればどんな人でもすぐにわかります。

そして人間の運気にもそれがあるといわれます。上昇傾向の時もあれば、下降傾向の時もあるということです。

ちなみに、ニュートン力学には「慣性の法則」というものがありますが、これをもって世の中のあらゆる事象は一つの状態が常に続くのだと考える人がいるかもしれません。

しかしそれはちょっとした誤解です。一つの状態が続くのではなく、山あり谷ありの「波のような状態が続く」ということなのです。
 
実際、常に一定の状態のままあり続けるものは世の中に多くはありません。ほとんどのものが「上り」と「下り」を繰り返しています。

そもそも私達の周りを取り巻いている「光」自体が「粒子」とともに「波」の法則をもっているのですから、これは当然のことといえるのかもしれません。
 
ですから「上り」と「下り」の法則を理解し、そのトレンドを見極められる人が成功しやすいということです。

世の中のお金持ちの多くは、この波に敏感に反応した人達です。彼らは常に時代の波を乗り切り、「下り」の局面であっても焦ることはありません。

なぜならば、この先何度も「上り」が訪れることを知っているからです。

「人生は山あり、谷あり」。昔からよく言われてきたことですが、現代の私達は手垢の付きすぎたこの教訓を知らず知らずのうちに忘れてしまっています。

長い人生のひとつの場面を切り取って「人生は幸せに満ちている」だとか「人生は地獄の連続だ」などと評価するのは早計に過ぎるのです。
 
人生にも「波」の法則があるのです。何をやってもうまくいく、運がいいという「上り」の時期と、反対に何をやってもうまくいかない、運が悪いという「下り」の時期があります。

このことを理解し、自分の人生の「波」を見極め、うまく乗りこなすことが必要なのです。常に「塞翁が馬」という諺を忘れないようにすべきです。 
 

「80対20の法則」と「パレートの法則」

「80対20の法則」というのは、簡単にいえば「結果の8割をもたらす要因は、たった2割のものである」という法則です。

「2対8の法則」や「ニハチの法則」ともいわれます。

経済学やマーケティングの世界ではよく考慮される法則です。

厳密にいえば以下に述べる「パレートの法則」と「80対20の法則」は少し違うという説もありますが、ほとんど同義であるとみなされることが多いです。

「80対20の法則」の例をあげると、たとえば「ある企業の売り上げの8割は、2割の優秀な社員によってもたらされている」とか、「ある精密機器の故障の8割は、全部品のうちの2割が原因である」のように使われます。
 
この法則は、多くの事業に従事している人の間で、古くから一種の経験則として蓄積されてきたことが多かったわけです。

しかし近年ではある程度科学的な検証が進み、多くの専門的な分野で一般的な現象として認められています。
 
また「パレートの法則」は、イタリアの経済学者であり社会学者でもある「ヴィルフレド・パレート」という人物が、ヨーロッパの国々やアメリカなどの様々なデータに基づいて、統計的に所得の配分に関する研究を行った結果、導き出された法則です。

 難しい話は省きますが、彼の研究は「あらゆる経済環境において、全体を占める数値の大部分は、たった一部の要素が生み出している」ということを詳細なデータ分析に基づいて証明しようとしたのです。

この「パレートの法則」は早くから経済現象だけではなく、自然の現象にも当てはまると指摘されてきました。

そして現在ではマーケティングや心理学に関する理論などにも適用できるとされています。

つまり、多くの人が「80対20の法則」を漠然とではあるものの、経験則として知っていたことを科学的に証明したともいえるのです。
 
この法則は私達の人生全般にも当て嵌まります。つまり「人生において重要な結果の8割は、たった2割の行動によってもたらされる」ということがいえます。

よく成功本などで「自分の人生にとって本当に大事な少数のことに特化せよ」などと書かれていることがあります。

それはこの「パレートの法則」をもとにして導き出した結論であると考えられます。

 

様々な「法則」を理解し、有効活用しよう

私達の身の回りには多くの「法則」が存在します。 それは目に見えるものだけでなく、多くの成功者やお金持ちが自らの経験をもとに発見したものも多く存在するのです。 それらの「叡智」を自分のものとすることで様々な分野に生かすことができ、充実した人生を送ることができるようになります。

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