宝くじ見事当選した人は幸せになれるのか?

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あなたは宝くじに当選したらどうしますか?

「んー、〇〇したり、〇〇したい!」

誰もが一度は話題にして、夢を描いたことがあると思います。

しかしその反面「宝くじに当選したその後の人生はどう変化するんだろう・・・」

TVなどでたまに取り上げられる、高額当選者の転落人生エピソードなどを思い出して「本当に幸せなのか?やっぱり不幸になってしまうのか?」と、考えた人も多いのではないでしょうか。

なので、宝くじ当選者のその後の人生について色々調べてみました。

億万長者から一気に転落人生

当選者は不幸になる事が多い。

と前々からよく聞きますよね。

実際に統計上、約70%程度の方が勤めている会社を退職されるそうです。

確かに大金があるのに、毎日仕事に行って、決まった給料を貰い生活するなんてとても馬鹿らしくなってしまうんだと思います。

さらに、宝くじに当選したことで会社を退職した約70%程度の方が、

5年以内に当選金を全て使い果たしてしまうといったデータもありました。

ひどい場合には、逆に借金を抱えてしまうといった場合もあるそうです。

個人情報保護に厳しい日本とは違い、海外ではニュースなどで大々的に、当選者の名前や顔、当選額や、職業などが報道される事もしばしばあり、中には名乗りでてTVに出演する方までいらっしゃいます。

その中から転落人生を歩んでしまった方々を少し紹介したいと思います。

1:ジャック・ウィテカーさん

2002年に3億1500万ドル(約350億)を獲得された方です。元々は建設業などのビジネスでかなり財産を稼いでおり裕福な生活を送っていましたが、宝くじに当選後、当選額が桁外れな為、友人には一斉に借金の返済を頼まれ、お金を一度でも貸せば友人は去っていってしまったそうです。

そんなこともあって人間不信になってしまい、酒浸りの日々を送っていたそうです。

ある日、警察から飲酒運転と暴行罪で「悪人」にでっち上げられてしまいウィテカーさんに愛想が尽き、奥さんも出ていってしまい破局しました。

さらに可愛がっていた孫娘が、麻薬中毒になり、そのまま行方不明になりました。

そして、3年後に山林で遺体で発見され、その体内からは大量のコカインが検出されたそうです。

後に、ウィテカーさんは「悪夢のような5年間だった。賞金と引き換えに取り戻せるものならすぐにでも返金したい」と語っています。

 

2:カリー・ロジャースさん

2003年に16歳の若さで190万ポンド(約2.8億円)を獲得された方です。

当時メディアからは「ラッキーガール」と報じられ一躍時の人となりました。

自分や家族のために豪邸を4つも購入し、さらに高級車も購入しています。

また、パーティーやバケーションにと豪遊し、ブランド品を買い漁り、豊胸手術にも費やしました。

その後結婚し、2児を授かりますが、夫は実の妹との不倫をしていて、こっそり金銭を持ち出されていたそうです。

結局最初の夫とは離婚しています。

彼女がその後に付き合った男性は、ロジャースさん宅で持ち込んだコカインを密売をしていましたが、内偵捜査を進めていた警察に薬物所持と、スタンガンの不法所持でロジャースさんの不在時に逮捕されてしまいました。

当選金もたったの6年で全てを使いきってしまい、恋人は逮捕。

再び何もかも失った事を絶望したロジャースさんは、その後未遂に終わりましたが自殺を図っています。

現在は車や高級家具等をすべて売り払い、家も競売にかけて、生計を保つ為に、清掃の仕事を三つも掛け持ちしてなんとか生活しているとの事。

後にロジャースさんは「皆の為にお金を使って幸せにしたいと思ったが、自分は幸せになれなかった。

周囲の人がお金目当てで集まってきているようで不安になった。」と語っている。

3:アブラハム・シェークスピアさん

2006年に3100万ドル(28億円)を獲得された方です。

シェークスピアさんは、宝くじ当選後3度も世間の話題をさらいました。

宝くじに当選するまではトラックの運転手をしていたそうです。

まず1度目の話題は、当選時に実名と顔、住所が全米に公開された時です。

次に2度目の話題は、なんとトラック運転手の同僚が「あの当選くじはもともと私のものだったのに、あいつが盗ったんだ」と裁判で彼を訴えたのです。

シェークスピアさんには、過去に住居侵入窃盗、子供への扶養手当未払いなどの前科があったことから、大きな話題になりましたが、幸い、当選くじ窃盗の1件は事実無根であると裁判所が判断し、同僚の訴えは棄却されたとの事。
3度目の話題は、2009年4月ごろを最後に、シェークスピアさんは行方不明になり、近所の方が心配して警察に相談しました。

その後2010年1月、コンクリート詰めでドラム缶に入れられた彼の遺体が発見されました。

犯人は彼のフィナンシャル・アドバイザーを自称していた者で、お金目当ての犯行だったそうです。

調べてみた結果、このように天国から地獄に転落人生を送っている方々も多く、中には命を奪われた方もいて、当選前とのあまりの変わりように恐怖すら覚えますが、いきなり高額のお金を手にすると不幸になるというのは本当なのかもって思ってしまうのも無理はありません。

調べていると気づいたのですが、不幸になった人のエピソードばかりで、

私は宝くじに当選してこんなに幸せになった!といったエピソードはあまり拝見しません。

もしかしたら幸せになった人の方が多いのかもしれません。

一つ、こんな例を見つけました。

カナダにラージ夫妻という夫婦がいました。

この夫妻は2011年に1100万ドル(約8億9000万円)を獲得しましたが、賞金を得た当時、妻のヴァイオレットさんはがんで数回の化学療法を受けたばかりでした。

夫のアレンさんは、妻と同じように病で苦しむ人や、その周りの人間を少しでも救いたいと寄付を決断しました。

万が一の時に備えて手元に20万ドル(約1600万円)を残した以外はすべて病院、消防隊、教会、慈善団体などに当選金を小切手にして郵送しました。

この行動により、カナダでは一躍有名人になり、人々からは「誰にでもできることじゃない」「素晴らしい事だ」と、とても尊敬されたそうです。

後に、記者から「こんなに巨額のお金を寄付してしまって、後悔はないのですか?」

との質問に対してヴァイオレットさんは「私たちは今とても幸運なので、後悔など全くしていないし、何の不満もありません」と語り、アレンさんも「お金では幸せや健康を買うことはできないから、寄付によって他人を助ける事ができとても幸せですよ」と語ったそうです。

この夫妻のように、転落することなくその後の人生を歩んだ方もいるようですね。

何故幸せになった方々の話題が圧倒的に少ないのかというと、人間というのは人の不幸話を好みますが、幸福な話というのは自慢のように感じてしまったりしてあまり聞きたいと思わないですよね。

例えば、芸能人が何か犯罪や不倫を起こしたりすると、「またこのニュース?」と思う程長い期間報道されているように思うんですが、芸能人が芸能界を引退し、その後の人生を順風満帆に過ごしていますっていう報道はあまり見ないですよね。

それと同じで、不幸話の方がニュースも面白いですし、人の興味をそそるからです。

この夫妻は自分たちが健康と残りわずかなお金を手にして幸せになっただけでなく、他の困っている人や、その手助けをしている団体などに当選金を寄付しました。

同じ状況で同じ決断ができるかといえば、正直、悩んでしまいますよね。

この場合は沢山の団体・個人に寄付される事により、その寄付金のお陰で、新しい治療器具の導入が出来たり、新しい消防車を購入でき、さらに迅速に現場に駆けつけられるようになったり、

寄付で集まったお金でボランティア活動を行ったりして、その行動がまた別の人を助けたりするのです。

その結果、寄付した団体・個人以上の人が幸せを手にしています。

これは一本の宝くじが当選者だけではなく、沢山の人を幸せにした例といえるのではないでしょうか。

宝くじに当選した時の話はいかがでしたか?

いかがだったでしょうか。 宝くじは当選率がものすごく低く、当たった人はまさに「宝」を手にしたような感覚になるものです。 日本には「宝の持ち腐れという言葉がありますが、「宝」は手にした人の使い方一つで、輝いたり、腐ったりするものです。もちろん寄付をすることが全てではありませんし、それまで出来なかった買い物をしたり、旅行を満喫する事も決して悪いとは思いません。 それもきっと人間らしさだと思うからです。 しかし、命まではいかなくとも急に友人の態度が変わってしまったり、仕事が続かなくなったり、お金で買えないものまで失ってしまうケースも当選者ならではの悩みであると思います。 私が色々調べてみて感じたことは、宝くじに当選した人間は、自分のことだけを考え、一時の幸せを味わった後にゆっくりと転落していくことと、自分が感じた幸せを、そっと他人にも分け与え幸せな人を増やすこと、この二つの中から自由に選択する権利が与えられるということなのではないでしょうか。 さあ、あなたは宝くじに当選したらどちらを選びますか?

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