原点回帰が成功を呼ぶ!渋沢栄一に学びなおす成功術

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渋沢栄一と言う方をご存知ですか?

トマピケティの21世紀の資本が話題となって今の世の中は資本主義の限界にあたったと言われるようになってきました。

確かに「資本で資本を増やす行為」の方がはるかに利益を出せて、貧富の格差はつくばかりのところはあります。

経済成長をさせるための労働者が受ける恩恵よりも、働かずして不動産や株式の投資や配当などで資本を増やす人の得られる恩恵の方が大きく、働いて稼ぐよりも、そうした資本で得られるお金の方が大きな金額になるわけですからそうなると言うのも当たり前です。

しかし、どれほどお金持ちの人にお金が集まる速度と言える「資本収益率」が高かろうと、全体的な労働によって齎されている賃金の底上げなどの「経済成長率」が低かろうとも今の資本主義社会の中で成功する人はいるのです。

そうした成功者と呼ばれるいろいろな人たちについて学んでいると一つ気がつくことがあります。

それは意外と昔から言われている事は変わっていないという事です。

言葉を変え、例えが変わり、具体的な行動こそ変わってはいるもののその根本の考え方や、発想と言うのは変わりません。

いつの時代も結局のところ経済を動かしているのが人である以上、成功術で語られることに大きな変化があるという事もなく、過去の人から学べることも沢山あるという事ができます。

そんな過去の成功者と呼べる人の中で今回注目してみた方は「渋沢栄一」と言う方です。

今回はこの方から成功術を学ぶため、いろいろと考察してみました。

渋沢栄一とは誰か?

渋沢栄一と言う方から成功術を学んでいくのが今回のメインとなるわけですがまずは簡単にこの方がどんな方なのかを解説させていただきます。

渋沢栄一と言う方は1840年3月16日に生まれた江戸時代末期である幕末から大正初期にかけての日本の武士にして官僚にして、実業家と言う肩書きを持つ人物です。

そして今回この方に注目した一番の理由は、「第一国立銀行」今の方に判りやすく言うなら「みずほ銀行」や東京証券取引所などといった多種多様な企業の設立・経営に500以上に渡って関わり、日本資本主義の父と言われる方だという所です。

そのことから分かるように、この記事はタイトルにあるようにこの日本資本主義の父と言われる渋沢栄一に学ぶことによる正に原点回帰での手法で今の資本主義経済で成功を収める成功術を学んでみようと言うものなのです。

渋沢栄一に成功術を学ぶ理由

次に何故渋沢栄一に成功術を学ぶのかと言う理由を説明いたします。

何故新しいものが次々と生み出される今の時代に原点回帰が効果的なのか?

それは今の日本の決して良いとは言えないような経済状況は、日本資本主義と言うものが評価されていた時代から変化してしまっているから今の現状があるのではないかと言う考え方に基づいています。

多くの方がどれほど意識しているかは分かりませんが、日本での成功術の大半は今や海外に学ぶものが多いという事ができます。

勿論情報化社会に乗り遅れたと言うのが日本は致命的だったと言われている以上、進んだ海外に学ぼうと言うのは間違ったことではありません。

しかし、渋沢栄一の当時の考え方を拝見させていただくと別に時代遅れな感じを受けたりすると言う事は全くありません。

それはつまり日本の当時の考え方に基づく成功術も海外に学ぶような成功術に負けてはいないという事でもあり、同じ日本国内で活躍の場を求める人や、日本の考え方が素晴らしいといってくれる国での活動を目指す方に対しては、寧ろそうした過去の日本で生まれた考え方に基づく成功術の原点に立ち返った成功術の方が良いと言えるところがあるという事です。

では具体的には一体どうしたものが渋沢栄一から成功術として学べるのか?という事に入っていきます。

渋沢栄一に学ぶ成功術その1「少し譲れぬ物を持て」

最初の渋沢栄一に学ぶ成功術のポイントは「少しの譲れぬものを持つ事」だと言えます。

今の世の中は何でも満遍なくできるゼネラリストと言う人が一番固く評価されている風潮がありますが、成功者とは往々にして一点特化型のスペシャリストが多いのです。

何か一つでも自分と他人とは違うものを持ち、そのことについては誰にも負けないというものを持つことでブランド価値がついてきたり、他者との競合を避けることでの利益の独占が狙えます。

そして譲れぬものである以上、それに拘ったことで品質は高くなるのが当然ですし、そうした「譲れぬもの」があると言うならそれに力を入れている本人の姿勢もまた評価されることになります。

またこうした譲れぬものは「少し」で良いのです。

すべてにおいて最高峰、あるいはいくつもの特長があり、そのどれもを他者より良いものにしようとすると、必ず起こるものが多くの人が競合することによる利益獲得のためのハードルの高さ引き上げ合戦です。

3人4人、10人20人、100人200人と競合する人数が多いとその分だけ利益獲得のためのハードルの高さは高くなるわけですし、その高さが上がる間隔も短くなっていきます。

競い合うことでの質の上昇も起こるでしょうがその質の上昇に合わせて利益の上昇は残念ながら絶対に起こりません。

その為この渋沢栄一に学ぶ成功術の最初のポイントは「少しの譲れぬものを持つ事」なのです。

独自性と高品質を保つこと、これが大事だとは分かってはいるもののどうしても人のマネをして見たくなったり、品質を下げて利益率を上げたくなってしまうというのが人間の性。

他の人が効果を出したからといって、自分もそれを取り入れようとあまりにも多くあれもこれもと手を出してしまうのもよくありません。

渋沢栄一はこうしたことを例えば「男はいかに丸くとも、角(かど)を持たねばならぬ。金はボロに包んでも金だが、石は錦に包んでも石。」と言う言葉で教えてくれています。

「男」と言うのは当時の日本を引っ張る人の代名詞でリーダーの事。

そして「丸くとも角を持て」とは常に周りとの輪を大事にするのはいいが、重要なところは絶対に引かない姿勢と言うものをあらわしています。

つまりこの名言「リーダーたるもの重要なものは譲らず立ち向かえ」と教えてくれています。

そしてこの名言の後半では「基礎の重要性を説いています」金だの石だのとと言うものはようは中身の事であり、「外面をどんなに取り繕うとも直ぐに分かるのだ。」と言っています。

拘り抜いた高品質なものの提供。

これこそ正に日本の評価されていたところであると言えるでしょう。

渋沢栄一に学ぶ成功術「夢を持つだけで終わってはいけない」

渋沢栄一に学ぶ成功術のポイントの二つ目は「夢を持つだけで終わってはいけない」という所です。

「夢なき者は理想なし。理想なき者は信念なし。信念なき者は計画なし。計画なき者は実行なし。実行なき者は成果なし。成果なき者は幸福なし。ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず。」

と言う言葉を渋沢栄一は残しており、夢を持つことの大切さも語ってはいますが、それだけではダメだという事も教えてくれます。

成功術でよく語られる「具体的な夢や目標を持て」と言うものがありますが、当然それらを持っているだけ、立てただけでは意味がなく、ただ我武者羅に手当たり次第にそれに向かって色々やっても消費が利益を上回ることなんてザラにある事。

その為、成功と言う結果に繋げるためには夢から理想、理想から信念、信念から計画、計画から実行、実行から成果、と言う形でそれぞれ段階的にことをなすという考え方を持つことも大事です。

夢や目標と言うものを持たなければ始まりませんが、それらを持ったからといって成功すると言うものでもなく、それらを持つのがスタート地点で、そこから進み続けて結果に繋げる過程をしっかりと意識することが成功するためには重要です。

ちなみにこの過程の中で現代人の人の特に多くが失敗するのは「信念から計画」と言う段階のところ。

どうしても何らかの利益を出そうとするにあたって計画を立てるうちに「信念」が霞んでいくのです。

「絶対にやる」が「なるべくやる」へとなって行き、最悪それが「出来たらやる」へとなって言ったら次の段階「実行」のところで大体つまずくことになります。

信念に基づき、それを中心とした計画を立てること。

これを押さえることが出来たらそれでやっと成果へと至れるのです。
 

渋沢栄一に学ぶ原点回帰の成功術まとめ

渋沢栄一に学びなおす成功術いかがだったでしょうか? そもそも日本が世界から評価されていた職人魂と言うものは今回ご紹介したようなものから感じてもらえるものなのではないでしょうか? 経済状態が悪くなり、低品質で安価のものへと提供するものが移っていく中だからこそ、顧客が求めるものへと注目し高品質へのこだわりが今後の成功術の鍵となる可能性は充分にあります。 成功するための原点は何よりも信頼であって、今回述べた2つのポイントと言うものは相手に知ってもらえたならば確実に信頼や信用獲得へと繋がるものです。 最新のトレンドや流行の手法にこだわる事を否定する気はありませんが、こうした日本の古来成功を収めた形と言うものを見直すと言うのも意外とためになるものであると知ってもらえたら幸いです。

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