「お金」に関するスピリチュアル‐不思議な「お金」の性質

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「スピリチュアル」と思われる「法則」や「現象」

 
「スピリチュアル」という言葉は、何年も前からとても流行っている概念です。

「霊的な存在や概念」などを意味する用語ですが、要は「精神的なもの」や「視界には入らないけれども、心で感じることのできるもの」全般を指しているように思います。

 
以前『お金にまつわる社会の法則』でも取り上げたように、世の中には必ずしも厳密な統計的証拠はないけれども、多くの人の経験則から「法則」であるとみなされているものが多く存在します。

今回はそのような「お金に関する法則」でも、特に「スピリチュアル」と思われる「法則」や「現象」について紹介します。

ただし、ここで挙げるものはあくまでも多くの人が経験則として語っているものであり、必ずしも合理的に説明できるものばかりではありませんので、そのあたりはご留意ください。

「必要なときに、必要なお金がやって来る」

 
よくお金持ちが「お金」というのは、その人が本当に必要なときに「必要な額」がやって来るのだということをいいます。

たとえば、新しく慈善事業を展開したいと考えていたときに、丁度良い案件が転がり込んできたり、あるいは「こういう人に会いたい」と考えているときにイメージとぴったりの人がやってきたり、こういう不思議な経験を語る人は沢山います。
 
これは別に「お金持ち」の特権ではありません。どんな人でも一度や二度は同じような経験をしたことがあるものです。

しかし、たとえ「お金」がなかったとしても、無いなりにどうすれば目の前の問題を解決できるのか必死で頭をめぐらせることになります。

その結果、お金に余裕があるときには思いつきもしないようなアイデアが降ってくることもあるのです。
 
たとえばある事業家の人は、ある日突然銀行に融資の継続を断られてしまいました。

それで数億円もの資金がいきなり必要になってしまったのです。

当然、手元にはそんな大金存在するわけがありません。

でも来月までに集めなければ折角始めた事業が全て「オシャカ」になってしまうというピンチに陥ってしまいました。
 
そこで彼は自分の人脈をフルに使って資金集めを始めました。

友人に声をかけて一緒に資金を集めてくれるようにお願いし、親戚にも何とか融通してくれないかと頼んで回りました。

無論、断られること多数でしたが、それでも彼は諦めませんでした。

何としても自分の目的だった事業を開始したかったのです。
 
そのうち不思議なことが起こり始めました。

自分ひとりではどう転がっても不可能だった資金集めですが、人脈を通じて新たな人脈ができ始めました。

さらにそこから人を紹介して貰えるようになり、徐々に資金が集まり始めたのです。

同時に、どうやったら事業をより洗練させられるかというアイデアも集まってきました。

また生活自体が危なくなったならば、どうやって効果的にお金を借りるかなどというかなり現実的なアドバイスも貰えるようになったのです。
 
結局、彼は何とか資金を融通することができ、後には銀行からの融資も引き出すことに成功しました。

彼に「必要なときに必要なお金が集まった」のです。
 
その経験はよき信念を彼に与えました。

彼にお金の余裕ができたときにも、さらに大きくお金を掛けてビジネスを拡大したり、新しく事業をやりたいときにそれがまた生きてくるようになったのです。
 

「お金」に見えないようなものも実は「お金」である

 
非常にわかりづらいタイトルかもしれませんが、これも多くのお金持ちが感じていることであると思います。

先の事業家の例で言うと、資金集めに駆けずり回っていた際、必ずしも「お金」そのものを提供してくれた人だけではありません。
 
かのナポレオン・ヒル博士が「全てはアイデアに始まる」といっているように、価値ある「知恵」や「アイデア」というのも「お金」と同じぐらいの価値をもつのです。場合によっては、「お金」よりも応用性が高いかもしれません。
 
逆にいうと、一見「大金」に見えるものも、実は私達にとって「毒」となることが往々にしてあります

。たとえば、一昔前に「ITバブル」というものがありました。

この流れにのって起業して上場したり、その会社を売却したりして数十億円もの資産を手にした起業家が沢山いました。

しかし、あのブームから10年ほど経過した今現在、その資産を持ち続けられた人はかなり少ないのです。
 
また、宝くじについての調査は非常に有名でしょう。

一等の3億円が当たって、その後数年にわたって持ち続けられる人はほとんどいません。

さらには多くの宝くじ当選者が「自己破産」をしている人が多いのです。

怪しい投資話にのってしまったり、碌にお金を返さないような人にお金を貸してしまったりするそうです。
 
総じてこのような「お金」は「毒」を孕んでいると考えたほうがよいでしょう。

「お金」は「お金」でしかないのは確かなのですが、それを手にしたプロセスを注視せずに自らの「器」を越えた生活に興じてしまった結果、「お金」を手に入れる以前よりもひどい状況に陥ってしまうことも考えられるのです。

 

「お金」にも言葉同様「魂」が宿る

 
我が国には「言霊」という素晴らしい考え方があります。

「言葉」に「魂」が宿るのです。 

昔の人は「言葉は自分自身に返ってくる」なんてことをよく言ったものです。
 
ですから、基本的に愚痴を言ってはいけないということをよくいわれます。

「私は駄目な人間だ」とか、「世の中が悪い」「相手の器が小さい」などと、愚痴にも色々な種類があります。

しかしそれを言っている状態は、いわば思考が停止している状態で、それ以上深く考えることを放棄しているといえます。

むしろそれよりは、何か問題を抱えていたり困難な事態に遭遇しても、一所懸命考えて問題解決をはかる方が明らかに有用です。

特に「お金」に関する問題はそうだと思います。「愚痴」を言わずに建設的な解決法を考え抜くことによって、不思議と解決策が「降ってくる」ことがあります。
 
特に「お金」のことを「貨幣」と言ったりしますが、そもそも「貨幣」とは「貝」によって「化けるもの」、つまり交換できる物であり「神の贈り物」として使われるものという意味があります。

英語で「マネー」というのも、ローマ神話の最高女神である「ユーノ」が最高の忠告者(「モネータ」)であることに因んでいるのです。

即ち、かつては貨幣という言葉の背後に「聖なるもの」が潜んでいるという考えがありました。

それだけ昔の人は「お金」を神聖なものと捉えていたのです。
 
つまり「言葉」に魂が宿るように、「お金」にも魂が宿るものであるという考え方も存在したということです。

お金持ちの中には、財布には必ず皺一つ無いお札を綺麗に入れておくことを習慣にしている人が結構います。

日頃から「お金」を神聖なものとして扱い、感謝をすることを忘れずにいると、「お金」が集まってくるようです。

 

「心意気」には「お金」が集まる

 
聖書には「お金に対する欲望には注意しなさい」とあります。

つまり「お金」自体が悪いわけではなく、お金に対する「欲望」が悪いのだという趣旨なわけですが、別に「欲望」それ自体は悪いものではありません。

別記事でも取り上げましたが、「今我が国には必要なものはこれだ」とか「世の中をこう良くしたい」、あるいは「イノベーション起こして、世の中にもっといい技術を提供したい」だとか、このような成功に関する「欲望」であるならばむしろ歓迎すべきです。

自らの「欲」が世の中のニーズやウォンツに合致しているならば追及することは素晴らしいことだと思います。
 
しかし「相手はどうなろうが自分さえ成功できればいい」だとか、「お金こそが全てであり、それだけを追っかけていればよい」という極端な考えは気をつけるべきです。

無論、ここまであからさまな考えを持っている人はほとんどいないと思いますが、ともすれば人間は自分自身の欲求に振り回されてしまいます。
 

「欲望」に振り回されることは、「お金」に振り回されることとほぼ同じです。

むしろ、多くのお金持ちは、初めは「お金」を大切にしつつも、自分の本当にやりたい仕事に邁進して成功した人達です。

そして総じてよい「心意気」をもっています。

一時的には損をしても、自分の目的にとって必要だと感じたなら思い切った行動もとります。

自分の大切な人を助けるために苦労を背負ったりする人もいます。

そのような「心意気」こそが長期的な成功の鍵といえます。

 

「ネガティブ」は伝染する

 
私たちは日頃、「誰の影響を受けている」のか考える機会はあまりないでしょう。

しかしアメリカの有名起業家である「ジム・ローン」は「あなたは、あなたが最も親しく交流する5人の平均である」といっています。

つまり、それだけ私たちは周囲から影響を受けているのです。そして影響を受けてしまうのは、ほとんどの場合、自分が意識を向けた人や事象なのです。
 
したがって、自分の目的に添うように物事を進めるためには、自らに影響を与える人や事象は何かを正確に認識することです。

そして、仕事や人生で良い結果を出したいのなら、常に正しい方向に意識を向けることが大切なのです。

なぜなら、「意識を向けた事象が自分の中で重要になってしまう」からです。
 
つまり、仮に「ネガティブ」な口癖や思考の習慣を持った人が周りにいると、そのうちこちらの意識まで影響されてしまうということです。

このような悪影響を避けるためには、日常生活や相手のあら捜しをするのではなく、あくまでも良い面に注目すべきです。
 
些細なことで相手の過失を執拗に責め立てたり、相手の器の小ささを詰る人がいますが、そのような発言をすればするほど「自分自身の器がどんどん小さくなってしまう」という事実に気づくべきです。

そのようなことを続けていると、自分まで周囲に悪影響を及ぼす「ネガティブ人間」になってしまいかねません。
 
周囲や状況の良い面を探す力は内面に備わっているものです。

決して外からやって来るものではありません。つまり、成功へと導く力は自分自身の中にあるのです。

注意を向けるべきは周囲の雑音ではなく、自らの成功と自分や家族の幸せに関ることです。

フォーカスする対象を自分にとって大切なものに絞りましょう。

様々な「お金」に関する「スピリチュアル」を知ろう

世の中には必ずしも合理的に説明できなかったり、なかなか統計的に説明することはできなくても、多くの人が経験則で知っている「法則」があります。特に「お金」に関する法則は多くのお金持ちが同じような発言をしていることに注目すべきです。 彼らのような成功者に学び、その法則をマスターすることで成功に近づくことができるのです。 ※参考文献一覧 ジム・ローン(2007)『ジム・ローンの億万長者製造法 』河本隆行訳,サンマーク出版. マイク・リットマンほか著(2006)『史上最高のセミナー』河本隆行訳,きこ書房. 西部邁(2009)『昔、言葉は思想であった』時事通信社. ナポレオン・ヒル(2005)『思考は現実化する』田中孝顕訳,きこ書房.

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