学生だけの特権!手続き一つで年金を払わずにすむ方法

shutterstock_168925865

<

学生だったら年金は払わなくても大丈夫?でも手続きは忘れずに!

20歳になったら国民年金!ですが、将来もらえるかどうか分からない年金なんて払いたくない、という方もいらっしゃいますよね。

保険料の未納率が4割というニュースも随分前に聞きましたが、その後、改善した話も耳にしませんし…

もし、あなたが今学生だったら、年金は払わなくても大丈夫です。

でも、絶対に手続きだけはして下さい。

今回は、学生だけの特権!

年金の「学生納付特例制度」について見ていきます。

手続き一つで、安心して生活できますよ。

 

年金は老後のためだけではない。障害を負ってしまったら?

学生のみなさんは、生命保険を掛けていますか?

小さい頃は、親がケガなどに備えて子供共済などの掛け捨ての保険に入っていた、

という方もいるでしょう。

でも、高校を卒業してからは特に何も備えていない…という方、多いのではないでしょうか。

学生の場合、死亡保障は必要ないですが、怖いのはケガや病気の後遺症で障害を負ってしまう事ですよね。

そんな時のためにいくらか保険を掛けておいた方がいいのかな?

いえいえ、その前に国民年金からの障害年金を確実に受け取れるようにしておきましょう。

もし、あなたが今19歳で、ケガが原因で障害を負ってしまったら、20歳以降に国民年金から障害年金が支給されます。

でも、もう20歳を超えていたら?

国民年金の保険料を納めていた方なら、もちろん支給されます。

納めていなかった方は、残念ですがもらえません。

でも、きちんと手続きをしていた方は、

1円も保険料を払っていなくても障害年金がもらえるのです。

どんな手続きをしていたら、障害年金は支給されるのでしょうか?

学生だけの特権!「学生納付特例制度」とは?

20歳になったら国民年金に加入することは義務ですが、収入の無い学生の場合、「学生納付特例制度」の手続きを取れば、保険料の納付が猶予されます。

親に相当の収入があっても、学生であれば使える特権的な制度ですので、使わないと損!なんですよ。

大学生の時期って、子育てで一番お金の掛かる時ですよね。

自宅から国立大に通っているならまだしも、私立の学校で下宿していたら尚更です。

ここは親にこれ以上の負担をかけないためにも、是非、この制度を利用しましょう。

手続きの仕方をご紹介します。

まず、申請書を入手しましょう。

市(区)役所または町村役場、年金事務所、日本年金機構のホームページでも入手できます。

申請書と一緒に、学生証のコピーまたは、在学証明書(原本)が必要になります。

提出先は、市(区)役所または町村役場です。

年金機構から、承認または、却下通知が届きます。

却下通知が届いたら、残念ながらこの特例制度は利用できないという事になります。

保険料を支払わなくてはなりません。

この申請は、1度行えば卒業まで有効ではありません。

申請した年度の3月まで有効です。

4月からは無効になってしまうので、毎年度、申請する必要があります。

少し面倒に思われますが、障害年金は一生もらえる年金です。

(もちろん、障害が治ればもらえなくなります。)

この手続きをしなかったために、どのくらい損をしてしまうのか、見ていきましょう。

 

いざという時、障害年金はいくらもらえるの?

国民年金の障害基礎年金は、毎年度金額が改訂されますが、平成27年度の場合、

障害等級が1級の場合、975,100円
障害等級が2級の場合、780,100円 です。

20歳で2級の障害を負ってしまい、それでも80歳まで長生きした場合、受け取る年金の総額は、62,408,000円という莫大な金額になります。

これを生命保険でカバーしますか?保険料はいくらでしょう?

まだ、年金の保険料を払う方が安上がりだと思います。

それが手続き一つで、年金保険料も猶予されるのですから、絶対に手続きしましょう。

手続きを忘れたら年金はもらえません!

この「学生納付特例制度」、大変、魅力的な制度なのですが、手続きが遅れてしまうと、障害年金がもらえないことがあります。

障害年金を受け取るには、
20歳になってから、障害の元になるケガや病気が起こった日(初診日)までに保険料を3分の2以上納めていること。

という条件があるのです。

学生納付特例を申請している期間は、保険料を納めなくても未納ではありません。

払っていなくても、払った人と同じ扱いをしてもらえるのです。

20歳になる前に、年金機構から加入手続きの書類が送られてきますので、それと同時に特例制度の手続きも済ませましょう。

いろいろと理由があって手続きが遅れてしまった場合、2年と1カ月前まで遡って申請できるので、未納期間が出ないように、きちんと申請しましょう。

もしこの申請する前に障害を負ってしまった場合は、上の条件から外れてしまい、障害年金は支給されません。

学生の間猶予された保険料は、後で払わなければいけないの?

ところで、学生納付特例は保険料を「猶予」する。とあります。
いくらくらい、猶予されたのでしょうか?

平成27年度の国民年金の保険料は、15,590円です。

学生の間、2年間とすると、374,160円、支払いを猶予されたことになります。

「猶予」という事は、後々この金額を払わなければいけないのでしょうか?

ここは、個人の考え方次第と言えます。

将来の年金額を増やしたい!と考える方は、払える時に払いましょう。

10年以内なら、遡って支払う事が出来ます。

年金制度に不信感を持っていて、払いたくないと思っている方は、払わなくても特に問題はないですが、老後にもらえる年金額は、その分減ることになります。

卒業後、企業に正社員で就職すれば、厚生年金に加入することになります。

そこで高収入を得て、高額の厚生年金を払う事になれば、将来受け取る年金も自動的に増えるので、気にしなくても大丈夫。

という考え方もあります。

どれが正解かは分かりませんが、年金は長生きすればするほどお得な制度になっているのは確かです。

もし、あなたの家系が長寿家計なら、払ってみることを考えても良いと思います。

卒業後、厚生年金に入れなかったらどうなるの?

この学生納付特例制度は、学生だけの特権ですから、卒業したらこの制度はもう使えません。

就職先で厚生年金に加入することになります。

ですが、就職に失敗してしまったり、就職後しばらくして辞めてしまったり、いろいろな事情で、厚生年金に加入できないこともあります。

そんな場合は国民年金の方で、保険料を自分で納めることになるのですが、そんなお金は無い!という方もいるでしょう。

保険料を払えない方でも、20代の間はまだまだ優遇制度があるので、ご紹介します。

「若年者納付猶予制度」といいます。

内容は学生納付特例制度とほぼ同じです。

ご自身か、配偶者の収入が一定額以下の場合、適用されます。

親と同居していて、親が高収入の場合でも適用されます。

これが30歳を超えてしまうと、同居している親の収入をみて判断されてしまいます。

親に一定の収入があれば、保険料を支払う必要が出てくるので、20代だけの特権と言えるでしょう。

こちらも手続きをしている間に障害を負った場合、

障害年金が支給されますので、きちんと手続きをしておきましょう。

学生や20代でしたら優遇される制度

いかがでしたでしょうか? 老後のことなんてまだまだ先の事で考えられない方も、 事故やケガでの障害は、身近なものです。 いざという時に障害年金は非常に心強いものです。 保険料が支払えなくても、学生や20代でしたら優遇される制度があるので、絶対に手続きだけは忘れないようにして下さい。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でお金が無い.jpをフォローしよう!

学生だけの特権!手続き一つで年金を払わずにすむ方法
Reader Rating 2 Votes