人生で一番モテていたときの話

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人の3回訪れるというモテ期の話です

人のモテ話って面白くもなんともないですよね。

でも今日はちょっとだけ面白い話をします。

なんでそんなにモテたのか。

少し不思議なストーリーになんです。

しかし、ご安心を。

最終的にこれは失敗談なんです。

不毛時代を超えて

大学1,2年の間オレはまったくモテませんでした。

オレは関西よりまだ西の人間で、東京にきたばかり。

価値観とか微妙なところがすれまくっていて、何を話してもなんとなくすれ違う、女というより会話に行き詰っていました。

おれの恋愛主戦場はサークルだったのですが、おれにとってはそうであっても相手がそう思ってくれなきゃ恋愛は一方通行ですよね。

いつも発展することがなく終わっていました。

周りにはコミュ力高い先輩や同僚がいて、カワイイコはそんなやつらと付き合っていきます。

うまくいかないことにますます苛立つんです。

そうすると苛立った人間からは遠ざかるのが女という生き物ですよ。

疎外の無限ループに陥っていました。

結局恋愛がうまくいかないことが原因で大学生活全般にやる気が起きず、おれは留年しました。

留年は厳しいです。

今まで科目で助け合っていた仲間がいなくなるんです。

その分全部自分で授業にでなくちゃいけないんです。

朝から夕方までサークルそっちのけで授業に出ていました。

一方でその年はサークルの危機。

大型のサークルがうちが提携している女子大に進出するというので、勧誘に力をいれないとマジでつぶれるんじゃないかと言われていました。

うちは小さな所帯でアットホームを売りにしてきたのですが、そんなこと言っている場合じゃない。

おれは3回生にもなっていたのにサークルに借り出されることになりました。

人手は多いほうがいいのです。

大きなサークルに見えるからです。

昼は大学、夜はサークルで夜中はレポートやテスト勉強、忙しすぎて目が回りそう。

睡眠時間は4時間でした。

バイトもやっていたのでヒマな時間はゼロでした。

オーラが突然わいてくる

この生活を続けていて2ヶ月くらいがたったでしょうか。

ある日夕方家に帰ってサークルの準備をしてるとき、急に、体の内側から「ゾワー!」て音がしてなんかエネルギーが満ち溢れてきました。

なんか幼虫が脱皮するような体がグーンと一回り大きくなるような、そんな体験でした。

なんだかキラキラするんです。

自分の周りが輝いて見えるのです。

なにこれ? 鏡を見ました。

別に背が大きくなったわけではない。

オレはオレなんです。

しかし明らかに何か違う感覚があります。

それまでのような。

マイナスな感情が心のどこにもなくて、満ち足りているような気持ち。

すべてが統一されてバランスがとれているような究極とか完成形みたいな、そんな感覚でした。  

  

人生が変わっていく

それからおかしなことがたくさん起こりました。

本当におかしなことだから、信じなくても構いません。

例えば携帯電話て、いつ着信するか、当然のことながら着信音かバイブがなるまで(もしくはその一瞬前に光りだすまで)わからないはずでしょ?

わかるんですよね。

2秒くらい前に、「あ、○○から電話かかってくる」て。

待ち合わせのときとかじゃないですよ。

普通に学校の宿題とかしてるでしょ?

そのときにピンと携帯より前におれに着信するんです。

他にも、サークルに行く。新入生を勧誘する。

このコが何を考えているのか、全部わかるんです。

人の気持ちを手に取るようにとか、よく言うけど、それとは違っていて、そのコの頭から声が聞こえてくるんです。

心が読めるようになっちゃったんですよー。

みんな口にする言葉と本音はこんなにかけ離れているんだと感慨深かったですね。

人は本音をいわないんです。

でもおれには隠された本音が全部わかる。

人づきあいが激変したましたね。

何かの教祖みたいに人が集まってきました。

そういうのを有効利用して自然と人助けや悩み相談をするようになりました。。

後輩の恋愛相談とか、サークルの方針会議とか、色んな形で意見してたんです。

全部本質を突きすぎててるからどんどん人が連絡とってくるんです。

おれは元々独りよがりなわがままちゃんだったんですね。

だから連絡やメールが来るほうじゃなかったんですよ。

それがこのときは真逆。

他人から連絡先聞いてまで、電話やメールが来てましたからね。

ちょっと大変でしたよ。

学校もサークルもバイトもこなし、人の相談事まで対応してたら、ますます寝る時間がなくなっていました。

異様にモテる

で、モテの話です。

当然モテるんです。

こういう状況ですから。

口説きまくりました。

自分に自信があるし、負ける気がしないんです。

サークルでも合コンでも一番カワイイコと仲良くなれました。

最後までいくか行かないかはオレのスケジュール次第。

他に何も障害はないわけです。

でもそれ以上に女からめちゃくちゃ言い寄られました。

すごい勢いで逆ナンされるし、他サークルからも電話やメールがひっきりなしになりました。

次第に男友達が合コンに呼びたくないと言われるようになりました。

合コンにつれてくると間違いなく負けるからです。

控えめにすることにしました。

でもむこうからよって来るんです。

我が世の春を楽しんでいました。

二股の入り口

その頃に元カノの香織とも復活してしまいました。

街で偶然会ったのです。

彼女は友達と待ち合わせ、オレは合コンの待ち合わせ。

そのときは連絡先をまた交換して終わったのだけど、彼女にまだ気持ちがあるのはあってすぐわかりました。

そのままなんとなく復活しました。

その頃は彼女を作ろうとは思わなかったんですが、もうノリです。

何でもありでした。

それからしばらくして、サークルの一年生静香から猛烈に言い寄られました。

それで付き合ったんです。もうマヒしてましたね。

大学も忙しいし、合コンも、とにかく何でもありでした。

クリスマスには香織と会い、静香にはバイトと言いました。

静香とは正月年末に会って、こっちの処女をいただきました。

その間もナンパや出会い系で女の子は面白いほど釣れました。

何を言えば引っかかるかどんなメールが100点か、考えなくても勝手に出てくるんです。

デートした女の子は自分から、「家に行きたい」て言うので、オレはどうやってお持ち帰りするかの作戦さえも立てなくていい。

そのままでいいのです。

急に消えたオーラ

そんな生活は半年で終了しました。

大学の留年生活が終止符を打つことになったんです。

この一年のがんばりで単位がそろって進学することができました。

それと同時に香織と静香で二股をかけていたことがサークルで発覚。

おれは事実上追放されました。

まあいいや、女には困らない。

次はサークルなんて言わずにもっと大きな世界でチャレンジしよう。

そう息巻いていました。

しかし、ある2月の1週間ほどで、急にシューンとおれの周りで音がしました。

今までの感覚がまったく消えてしまったのです。

相手の考えも読めなくなる。

着信だってわからない。

あの不思議な体験が1週間くらいかけて、消えていきました。

それから自分がまずいことをしたという実感がわいてきました。

サークルでは大問題になっています。

もう3年通ったサークルには永遠に行けません。

おれは一般人に成り下がりました。

今でもあの時を取り戻そうとしている

今でもあの頃の輝きを取り戻すべく研究を繰り返しています。 少しずつ近づければいい。もうあれから15年になります。

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