“お金持ち=幸せ”は嘘?お金に振り回されない幸せの見つけ方

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お金の話と幸せの見つけ方について

保有している資産が多ければ多い程人は本当に幸せになれるのでしょうか。

確かにお金をもっていなければ出来ない事が出来ず、買いたい物も変えず、行きたいところに行けません。

ですが本当にお金持ちである人は幸せなのでしょうか。

また貧乏な人はそれだけで不幸なのでしょうか。

幸福とはとても抽象的で人それぞれ概念的な差異があります。

貧乏な人を不幸だと思う人ももちろんいます。

でもお金がなくても毎日笑っていられる人もいます。

ではなにが人を幸せさせるのでしょうか。

お金は本当に人を幸せにしてくれるのでしょうか。

幸せとは何か

以前、事業で成功しており都内に一軒家とそれとはまた別のマンションを保有し数々の不動産のオーナーをしている男性がこう言っておりました。

「自分が何をしたら幸せなのかわからない」と。

彼は素敵な奥様と可愛らしい双子の姉妹がいて家族仲も悪くないと言っていたし、仕事も成功していて後は部下に任せるだけ。

どうして満足していないのかと問いかけてみたところ彼は「物や資産ばかり増えてそれが自分を満たしてくれるわけじゃない」と仰っておりました。

それを聞いて私ははっとさせられました。

素敵な家に住み、やりたい事にいつでも、時間とお金を費やす事ができるのに、幸せではないと言う彼の話を聞いて、幸せが何かわからないという人がこの世にいるのだという事に改めて気づかされました。

つまり他人が羨む程の経済力や権力を持っていても当然には幸せにはなれないのだという事もあり得るのです。

沢山の物に囲まれていても自分の存在が空虚なものに思えてきて、寂しい気持ちになることも少なくないそう。

裕福な人たちはいろんな物を当然と手にしてきた代わりに、見失ってしまうものもあるのではないでしょうか。

いくら稼げば正解なの?

以前こんな質問をされた事があります。

「都内在住の28歳で年収800万ですが、自分があとどれくらい稼げばいいか分かりません。」

彼はなぜそんな質問をしなければならなかったのでしょうか。

私には最初質問の意図が分かりませんでした。

生活に困っていたわけではないはずです。自分の年収を自慢したいわけでもなく本当に悩んでいる様子でした。

彼が悩んでいたのは、年収に不満があるからとか、現状の収入に不安があるからという理由ではなく、彼には目指すべきゴールがなかったのです。

いくら稼げばいいかは自分がどういうライフスタイルを送りたいか、どのくらいの生活水準を保ちたいかによって変わってきます。

自分自身が納得していればよく、どれくらいの稼ぎが必要かどうかは他人ではなく自分で決める事です。

また金銭的な数字を求めるのではなく、自分自身の幸せとはなにか今一度考えて見る事も大切です。

誰といるのが幸せなのか。何をしているのが幸せなのか。

もちろんお金はあるに越したことはありません。

ただ私たちは稼ぐために働いているのではなく、自分自身を幸せに導くためのツールでしかないのです。

時は金成。

というけれど、お金に振り回されている人生が幸せだと言えるでしょうか。

そして仕事に意義を見出す事も大切です。ただ闇雲に稼ぐだけのロボットになってはいけません。

仕事や職場に自分自身の存在価値を置くことが重要になってきます。

ただ稼ぐ事だけに焦点を当ててしまうと、自分の目指すべきゴールが見えなくなってしまいます。

人は給料が少なすぎても勤労意欲が湧かないけれど、給料と比例して勤労意欲が上がっていくとは限らないという文献を読みました。

つまり、人は必要最低限の収入さえ得られていてれば一定の稼ぎ以上の収入を得ても幸福になる事との相関関係はないということです。
 

なぜお金がないと不幸だと感じるのだろうか

それは多くの人にとって幸、不幸というものが他者との比較によって感じる価値観だからです。

“あの人より高いランチを食べているから幸せ“

“あの人よりブランド物を多く持っているから幸せ”

“あの人より良い家に住んでいるから幸せ”

本当にそうなのでしょうか?

人にはそれぞれの生活環境や生活水準があってしかるべきです。

上を見ればきりがないし、他人と比べたって仕方がないのです。

どうしてもお隣のお家はどうだ、友達はどうだと比べてしまいがちです。

確かに日々の生活に困窮するほどお金がないのは幸せとは呼び難いがもしれませんが、人と比べて生活レベルが低かったり、所有しているものに金銭的な差異があろうと大した事ではありません。

大人の悩みの大半はお金に関する事と言われています。

お金はあらゆる事象を簡潔にそして確実に解決してくれるものですが、お金に振り回されてもいけません。

人様と比べることなく自分自身の生活を見つめ、そこにある幸せをなくさないようにすると毎日が素敵になることでしょう。

お金にまつわる不幸エピソード

大金を手にして不幸になってしまった方もいます。

アメリカで平均生涯年収のおよそ20倍もの宝くじが当選した男性が、大金を手にしたのち3年程で自殺してしまったそうです。

何故彼は自殺してしまったのでしょうか。

大金を手にしたことにより周囲の反応も変わり、働くことにも意義を見出せなくなり生活が自堕落になったため、と家族の方は述べられていたそうです。

という事は一攫千金を狙って大金を手にする=必ずしも幸せ、というわけでもないようです。

勿論、宝くじが当たったこと自体はとても幸福なことですしとても羨ましい事ですが、日々の資金巡りに悩んだり老後の心配であれこれ考えてみたりすることも、人生の一つ。

きっとどれだけお金を稼ぐようになろうと、宝くじがあたって裕福になろうと、日常生活の中に自分なりの幸せを見つけることができなければ本当の意味では幸せにはなれないのではないでしょうか。

思わぬ大金が手に入った代償に失ったものも小さくはないのかもしれません。

実はストレスが多いのは高収入

高収入な人は基本的に仕事が忙しく、常に重大な責任を負わされているためストレスを抱えている人が多いと言われています。

自分の生活に目を向けられなくなり、食生活が荒れ健康を害す恐れもあります。

た男性であれば家族と過ごす時間が減り、家族団らんの時間を過ごすことも難しくなってしまうでしょう。

また大手出版社管理職の方にお話しを伺ったことがあるのですが、管理職になって年収こそ上がったけれど、月の残業は以前より30時間も増え、帰宅は深夜になり、帰っても家族は既に布団のなか。

一人寂しく夜食を済ませてまた早朝から出社する日々に耐え兼ね上長に降格を申し入れたと仰ってました。

家族を養い安心して暮らして生きていける事は大事ですしとても立派な事ですが、その方は心の健康を害されてしまった様子でした。

日々の暮らしに丁寧に健康に気遣える事も幸せの一つです。

お金も大事ですが家族や自分自身の健康そのものも勿論大切だとその方は仰っていました。

また仕事が忙しく休日にストレス発散のためお買い物三昧なんて方もいらっしゃいます。

人と比べれば収入が多いのにも関わらず、給料日前になるとランチに外食するのも苦しいなんて事に。

なまじお金を持っているだけに、お金のありがたみが希薄になっている人も見受けられます。

物を得る事だけでは心の幸福は買えません。高収入であるけれど貯金はスズメの涙。

低収入な人よりも有利であるはずなのに貯金もなく将来が心配。

収入もお金の使い方も人それぞれですが、節度ある金銭感覚でいられる心の余裕が大切です。

お金そのものが私たちを幸せにしてくれるのではない

目標や夢がなく人生を80年もの間過ごしていくには人生長すぎます。 大人には分かり易いゴールがありません。 成人するまでは卒業式、成人式、また社会人になり入社式がありますが 人生の区切りや岐路を改めて認識させてくれる機会は大人になると格段に減っていき毎日仕事や家事に追われ、過ぎていく日々を生きていくだけで毎日は過ぎていってしまう人も少なくないでしょう。 どこを目指して生きていけばいいのか、自分自身の指標を見失ってしまうと、 達成感もなく心の充実感が得られないし、お金が当然に自分を幸せにしてくれるわけではありません。 幸せかどうかは自分で決めるとよくいうけれど、他人の幸せを真似ても意味がないということです。 抜きんでて裕福な人たちはいろんな物を手にしてきた代わりに、見失ってしまうものもあるのだと思います。 もちろんお金は大切ですし、必要最低限の収入がなければ日々の暮らしもままならなくなってしまいます。 ですがお金に振り回されている人生は本当に幸せと言えるのでしょうか。 幸せはお金として姿を現すのではなく、自分を幸せに導きためのツールの一つなのです。

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