シンプルライフはお金が溜まる!を家族に実感させよう

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シンプルライフに立ちはだかる家族という壁

少し前に断捨離が流行って以来、シンプルライフとかミニマリストとか、そういった言葉をよく聞くようになりました。

書店に行っても、その手の本がズラっと平置きされています。

以前は持っているモノをいかに美しく収納するか、ということが重視されていましたが、今は何を持って何を持たないのか、自分の人生にこのモノは必要なのか。

モノを見る視点が変わってきたのですね。

実際にシンプルライフに憧れている方は多いのではないでしょうか。

今すぐにでも夜逃げ出来そうなミニマリストまではとても無理だけど、断捨離を進めて、その後自分のお気に入りのモノだけに囲まれた生活。

実際にシンプルライフを送っている方のブログなどを覗いてみると、本当にモデルルーム見たいですよね。

カフェなんて行かなくても、十分家でくつろげる。

実は私も憧れている一人です。

そこでまず、せっせと断捨離から始めるわけですが、

いくらやってもモデルルームとは程遠い我が家。

原因は分かっているのです。

そう、家族です。

シンプルライフを目指すには家族の意識改革が必要

私がせっせと断捨離して空けたスペースにすかさず入って来る家族のモノ。

どう見ても不要なモノにしか思えないのですが、

「絶対に捨てちゃダメ!」と言い張るんですよ。

確か断捨離の本には、家族の物は勝手に捨ててはいけない。と書いてありました。

コッソリ捨てても、何故かバレるんですよね。

家庭内不和の原因になっても困るので、捨てる時は家族の了承を取りたいのですが、これが難しいのです。

うちの夫はもの凄い洋服持ちです。

でも、全然お洒落じゃない…。着られなくなった洋服を捨てられないのです。

捨てようとすると「パジャマにするから」と言って、取っておきます。

でもパジャマも既にたくさんあるのです。

で、いざお出かけしようとすると着る服が無い。

そこで新しい服を買うのですが、買う時の基準が、欲しい服、似合う服ではなく、安い服なのです。

最初から2軍の服を買うので、すぐに着なくなる…でも捨てない。

このループで、どんどん着ない服が増えていきます。

子供は小さい時は私が上手く管理していましたが、今ではそうはいきません。

学校で作ってきた工作をいつまでも飾りたがります。

写真に撮ったから、と言っても納得しません。

ガチャガチャ、景品、拾ってきた物、全てが大事な物と言い張り、かといって、宝箱に入れて大切に保管なんてしません。

その辺に置きっぱなしです。

これは、躾の問題かもしれないですね…(汗)

一体どうやったらこのような家族の意識を変えることが出来るのでしょうか。

シンプルライフって、お金が溜まるんだって。運気も向上するらしいよ。

そんなことを言っても、にわかに信じません。

ミニマリストを見た時も、「一度全部捨てさせて、新しいモノを買い直させるワナだ」と言っていました。

そこで考えてみました。

もっと具体的な金額を見せたらどうだろうか、と。

シンプルライフを送るAさんファミリーと、一般的な荷物持ちのBさんファミリー。

この二家族が、私の住んでいる街に転勤で引っ越してきた場合、どのくらい費用に差が出るのか。

実際に計算して、その金額の差を見せつけるのです。

この資料を元に、家族の意識を改革したい!

うまくいくか分かりませんが、とりあえずやってみました。

シンプルライフVS荷物持ち。その差はいくら?

まず、Aさんファミリーの紹介をします。

私がよく覗いているブログでシンプルライフを披露しています。

・4人家族(夫婦と小学生と未蹴園児の子供2人)
・40㎡のマンション住まい。

40㎡に4人も暮らせるのねぇ・・・最初の感想は、そうでした。

ブログを見る限り、持ちモノは本当に少ないです。

特にキッチンは食器棚も無く、冷蔵庫は2ドアで140cmくらいの高さのサイズ。

冷蔵庫の上に電子レンジが置いてあります。

当然ベッドではなく布団使用。

ソファもなし。

小学生の子供は学習机ではなく、リビングのちゃぶ台で勉強しています。

車は持っていません。

一方のBさんは、Aさんと同じ家族構成のファミリーとします。

4人家族だったらこのくらいの広さは欲しいよね、と言われる70㎡のマンション住まい。

持ちモノはごく普通。当然食器棚は持っています。

冷蔵庫も400Lくらいの大型サイズ。

ダイニングテーブルにソファ、子供の学習机もあります。

車は1台所有。

このスペックで、まず新居を決める時に掛かるお金を比べてみましょう。

私の住んでいる街は、地方の政令指定都市です。

新幹線が止まるターミナル駅はかなり大きく、街中は車が無くても生活出来ます。

せっかく地方に来たのだから、電車通勤しなくて済むよう、街中で探してみましょう。

Aさんファミリー向けの物件を見つけました。
・駅徒歩8分(新幹線の止まるターミナル駅)
・42㎡
・築8年
・14階建ての7階、南向き
・家賃90,000円、管理費6,000円

初期費用を計算してみましょう。

敷金(2カ月)、礼金(1か月)前家賃、仲介手数料(半月分)、その他(2万円)として、計431,000円になりました。

BさんファミリーもAさんのご近所で、同じくらいの条件の物件を見つけました。
・駅徒歩5分
・68.63㎡
・築10年
・17階建ての3階、南向き
・家賃150,000円、管理費7,000円
・駐車場代25,920円

こちらも初期費用を同じ条件で計算してみると、702,000円になりました。

この金額に、駐車場の敷金(2カ月分)をプラスして、計753,840円。

AさんとBさんの差額、この時点で322,840円になりました。

その後の家賃も毎月61,000円ずつ差が出てきます。

1年で732,000円!

初期費用と最初の1年で、住居費だけで1,054,840円の差!

これは大きいですね。

BさんがAさんと同じくらいの出費に抑えようと思ったら、

築34年の物件にするか、または駅からバスで31分の場所にするか、

あるいは、マンションではなくアパートにするしかありませんでした。

他にも引越し費用があります。

こちらはどのくらい違ってくるでしょうか。

引越し料金は、荷物の量と移動距離、そして繁忙期かどうかで決まります。

荷物が多ければトラックも4t以上、道幅が狭い場所だと2tが何台か必要になります。

人員も作業時間もその分多くなります。

そうなると値引き交渉もなかなか出来ません。

平均的な引越し費用を、価格.comで調べてみると、4人家族、遠距離(500キロ以上)、繁忙期(3月~4月)だと、212,436円が相場です。

Aさんファミリーの荷物は2人家族分くらいしかないので、2人家族の相場で見ると、149,542円になります。

その差額62,894円でした。

総額で、1,117,734円の差になりました。

これ、家族でハワイくらい行けますね。

もちろん全額預金して、家の購入資金や教育費に回すことも可能です。

多分Aさんはハワイではなく、貯金するタイプかな。

今後の生活に余裕が出来ますね。

住居費の節約は、食費などに比べて家計に与えるインパクトが大きいです。

シンプルライフはお金が溜まる、というのは本当だったのです。

 

家族を洗脳するのは大変だ

上の結果を家族に見せてみました。

悲しいことに、ウチの家族の反応は薄かったです。

夫からは、転勤なら費用は会社が持つだろうとツッコミが入りました。

確かに、初期費用と引越し費用は会社負担になるかもしれませんが、

毎月の家賃を全額補助してくれる会社は、そんなに無いと思います。

例えば、会社補助の上限が10万円だとしたら、

Aさんファミリーは、持ち出しが0円に対して、Bさんファミリーは、毎月5万7千円の負担になります。

子供には、古くても広い方が良いと言われました。

いやいや、モノが少なければ狭い家でも広い空間が取れるんだよ。

と言っても理解できず…

街中の便利な地域で安い家賃となると、どうしても築年数の古い物件になります。

夜、寝に帰るだけの家族はそれでも良いかもしれませんが、

特に水回りの設備が古いと、主婦にはストレスが溜まります。

私の家族は上の結果を見て、「じゃあ、今すぐ断捨離しよう!」とは言ってくれませんでした。

でも、小さい物件の方がお金は掛からない、ファミリーでも小さい物件に住んでいる人達がいる。

という認識は持ってくれたようです。

私自身は、漠然と考えていたシンプルライフのメリットを、具体的な金額で捉えることが出来たので、その点で大収穫でした。

子供が将来独立する頃までにどんどんダウンサイジングして、老後はコンパクトに暮らしたいと、強く思います。

今すぐシンプルライフを送ることは難しいですが、片付いた部屋は気持ちいい!

この実感を与え続ければ、徐々に家族も洗脳されていくのではないでしょうか。

シンプルライフは家族の協力を求めよう

いかがでしたでしょうか。 シンプルライフを目指すには、家族の協力が絶対に必要です。 でも価値観の違いを一方的に否定するわけにはいきません。 ただ、住居費という観点から見ると、 シンプルライフの方が、お金が掛からないのは事実です。 住居費は生活費の中で一番大きな金額を占めるので、 ここを節約出来れば、将来への不安も減りますよね。 家族の説得という点では、我が家はイマイチな結果に終わってしまいましたが、 この結果が、どこかでお役に立てれば、本当に嬉しく思います。

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