日本の学歴には意味がない!勤勉なアジアに学ばなければ日本人はダメになる!


留学先はアメリカから中国へ。世界の現実を見ている、学生の視点

2015年度(平成27年度)の文部科学省のある調査 「外国人留学生在籍状況調査」によれば、

2015年5月1日現在、日本に滞在する外国人留学生の数はおよそ 20万人。

前年比で2.4万人(13.2%)増加しています。

出身国を挙げると、

第一位は 中華人民共和国 で94,111人、

次に ベトナム で38,882人、

ネパール 16,250人

となっています。

では、こうした留学生を受け入れている大学について、調べてみましょう。

独立行政法人 日本学生支援機構によれば、

2013年と2014年の留学生数の最も多いのが、

東京の早稲田大学 で3,899人(2013年)・4,306人(2014年)。

次が福岡・神戸・東京に拠点を持つ

日本経済大学(旧 福岡経済大学)で、3,035人(2014年)。

続いて、東京大学(2,798人)、

立命館アジア太平洋大学(大分県別府、2,379人)、

大阪大学(2,012人)となっています。

では、逆に日本人学生が選ぶ留学先は、どの国が一番でしょうか?

東日本大震災の起きた年2011年でも、

海外に旅立っていた日本人学生は57,501人いましたが、

実はこの年、留学先として最も多い国「アメリカ」が選ばれた最後の年でもありました。

実は、アメリカへの留学は、2004年から減り始め、2012年には初めて中国が渡航先第一位(約2.1万人)に躍り出ました。

日中関係は、政治問題や歴史問題が複雑に絡み、友好的とは言えない状況です。

ですが、経済関係は中国は大変大きなマーケットであり、

中国の語学を学んで、その経済力に刺激を受ける若者が多いことは、大変大事なことと言えます。

海外への短期留学制度に加え、

1年間の大学派遣留学の制度があることで知られる、

東京の 亜細亜大学 の場合、

  • 中国の「北京師範大学(北京)」
  • 「新疆財経大学(ウルムチ)」
  • 「大連外国語大学(大連)」
  • 「華東師範大学(上海)」
  • 台湾の「淡江大学」
  • 香港の「香港中文大学新亜書院」

などに学生を送り込んでいます。

面白いのは、中国と台湾の大学が「中国語」専攻なのに対し、香港の大学では「英語」専攻という事実。

確かに、世界経済が中国ブームに沸いているとはいえ、

世界共通言語は英語ですので、

香港の大学で英語を学ぶというのは同じアジアの民族が欧米の語学で会話をすることになり、

大変興味深いと言えるでしょう。

亜細亜大学では、過去累計で中国本土の大学への派遣が、

各校20人から30人程度なのに対し、

香港の場合はすでに105人にも達していることから、その人気ぶりが際立っていることが伺えます。

中国は日本からの渡航距離も近く、時差も1時間程度。

語学力を磨くだけでなく、

人口の多い大陸での「生きていくための発言力」を鍛えるには、絶好の場所ともいえるのです。

誰もが留学する時代だから…と、背中を押す環境にいることが大事

さて、もう一度「海外留学生の多い日本の大学」に戻りましょう。

東京の早稲田大学、東京大学、立命館アジア太平洋大学、

大阪大学…といえば、歴史のある国立名門大学と私学の雄、

あるいは名門のひとつである立命館大学の系列、

ということで納得がいくかもしれません。

ところで「日本経済大学」という名前をご存じない方は、かなりいらっしゃるのではないでしょうか?

1968年に開校した福岡県大宰府の 第一経済大学 が現在の日本経済大学の前身。

この大学の特徴は、神戸と東京にキャンパスを進出させ、

東京キャンパスの学生は90%以上が中国やベトナム、バングラディシュなどからの留学生で占められ、

日本の大学の中でも最も国際化の進んだ大学と言えます。

日本の大学を見る目は「偏差値」という杓子定規に囚われがちですが、

東京や大阪、京都といった大都市圏や歴史ある大学の学生ばかりが素晴らしいわけではありません。

全国区の東京近辺の大学は、入試学力も高い反面、学費や生活費も半端ではありません。

ですが、今や地方の大学では、身近に留学生がいる環境となり、

彼らの中には日本の文化やその経済に触れるために大学に入る学生も少なくないのです。

東京西新宿に、「東京モード学園」という服飾デザインなどで有名な専門学校があります。

超高層ビル群の中でも木の葉が立っているような形で、

大変ユニークな建物は、海外のモード関係者からもよく知られています。

この専門学校の学生の半数は、中国や韓国、そして中東のドバイやサウジアラビアなど、

日本の文化に熱烈な興味を抱く人がほとんどで、日本の学生よりもエネルギッシュで、夢に燃えている、というのが関係者の声。

無論、日本に留学してくる学生の中には、就労目的の人も少なからずおり、

これは世界経済が一体化していくに連れて、どうしても避けられない現象でしょう。

ですが、日本にいながら世界各国からの人々に囲まれることは、

日本社会で生きていくだけでなく、海外で生きていくことへの抵抗感を無くし、

生きるたくましさを身に着けるよい機会となります。

誰もが留学する時代…でも、もし自分が気軽に留学できないならば、

日本に留学してくる学生と交わることで、自然と生きる意識が変わろうとするもの。

こうした環境こそが、若い学生には大事なことだ、と言えるのです。

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