大学生はお金がない!寂しさを乗り越えればお金は貯まる

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寂しさに勝てば、お金は出ていかない

わたしは私立大学の出身です。文部科学省の行う「私立大学等の入学者に係わる学生納付金等の調査結果」によると、平成25年では、私立大学生の初年度にかかる平均費用は入学金を含め合計で約131万円。

実際にはこれに各大学の使う教科書代が加算されますから、なかなかの出費であることは言うまでもありません。

その上、わたしの場合は片親でしたから、当時、家計的にはまったく余裕がありませんでした。

人恋しさからサークルに所属

推薦で入った大学は他県にあったため、わたしは進学と同時に一人暮らしを始めました。
一人暮らしで一番最初に襲ってくるもの、それは孤独です。

他県での一人暮らしは、ホームシックにこそかかりませんでしたが、予想以上の寂しさを生みました。10代のわたしはその寂しさを安易に埋めようと、人に誘われるままよく知らない大学サークルに入ってしまいます。

怠惰な生活に

そのサークルには、魔物が住んでいました。毎日のように開催される飲み会が原因で、お金がすぐなくなっていくのです。さらに、仲間との夜ふかしによって翌日起きられず、ダルさから授業を休むの繰り返し。

いけないことだとわかっていながら、そのサークルには大学生のときしか味わえないような楽しさがあり、そこにいると寂しさを忘れられました。高校を卒業したばかりのわたしにとって、仲間との時間はとても刺激的で、このときはほとんど夢中になって怠惰を貪っていました。

お金の心配はかすかにありましたが、おなかがすいても、飲み代でお金がないならその分食費を減らせばいいやとその程度の認識です。若さゆえの浅はかな考えでした。

母からの手紙

そのようなあるとき、わたしは、母から手紙をもらいます。

そこには、お金が少なくなっているようなので振込んだ旨と、ごはんは食べてほしいということがつづってありました。母は携帯電話を持っていないので、手紙をよこしたのです。

たしかに、連日の飲み会で預金の額は減っていました。母は通帳を記帳して気づいたようです。
わたしは不意に目が覚めました。

寂しさを理由にして人に流され、怠惰な生活をしているわたしは、当たり前のことを忘れていました。一人暮らしになったのは、わたしだけではなかったと。

母も同じように、一人で生活していたのです。わたしは寂しさから人を求めたせいで、お金をどんどん失いました。けれど、得られたものは怠惰だけです。母からの手紙で、そのことにようやく気がつけました。

一人でも構わない

それからサークルはすっぱりとやめ、まずは授業にきちんと出席するようにしました。授業のために払ったお金は、身につく生きたお金です。

ぬるま湯のような日々からの脱却は、初めは苦しかったものの、水で顔を洗ったかのような気持ちよさがありました。いま考えると人付き合いのため流されていた頃の自分が恐ろしく感じられます。

サークルの仲間たちとは縁が切れてしまいましたが、もう、一人でもいいと思えたところから、お金は徐々にわたしの手もとに残り始めるようになりました。

とにかくアルバイトをしよう

親はお金が勢いよく下ろされて行くことを心配していたようです。お金のかかるサークルをやめたことを伝え、反省がてら空いた時間で出来るアルバイトを探し、書店で採用されます。

それまで怠惰な心を矯正しようと、あえて伝統ある厳しいところを選びました。

無意味に使ってしまったお金を取り戻そうと、わたしは真面目に働きました。

アルバイト代が入ったからとすぐにお金を使ってしまっては意味がありません。友人との付き合いは、構内で学食を共にしたり、たまにカフェや自宅に招いておしゃべりをする、ささやかなものに変更しました。ようやく、わたしが求めていたふつうの学生生活がやってきたのです。

まとめ

サークルに所属し、お金を湯水のように使う生活を送ってから、気づいたことがあります。 それは、寂しさから使うお金はすぐは消えていってしまうということです。 人の寂しさを消すことができるのは強さだけです。いくらお金を使ったところで、消えていってはくれません。寂しさをお金で解決しようとした弱さこそが、お金を失う原因となりました。 反対に、一人でも構わないと思い始めたとき、お金はそばから離れにくくなります。使う時は生きたお金を使うことが出来ます。 つまり、意思を強く持ったとき、 お金は減りつづけることをやめ、徐々に増えていくのだとわかりました。 もし、あなたが寂しさや不安からお金を使っているのだとしたら、やめる勇気を持ってみてください。お金で寂しさはなくならないどころか、ずっと口を開けつづけたまま、お金を飲み込みつづけます。 使うのなら、ぜひ、自分を強くするためにお金を使いましょう。 寂しさそのものに投じるのではなく、あくまで自分の目的のために使えてこそ、お金は本来の意味を持ちます。そしてそのときには、きっと寂しさは胸から消えているはずで

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